日本財団の部署について
こんにちは!日本財団の石井です😊
本日は日本財団の部署構成について紹介します。
日本財団には事業部門、管理部門合計で10の部署があります。
事業部問では、部署ごとに扱う社会課題のテーマが大きく区分されており、基本的にはそれぞれの部署で日々の業務に取り組んでいます。新規プロジェクトの組成時など、時には部署の壁を越えて連携しながら共通のプロジェクトに取り組むこともあります。また、ボートレースの収益からの交付金をお預かりしている組織として、管理部門の働きもなくてはなりません。「攻め」と「守り」の部門が一体となり、価値ある事業創出に向けて取り組んでいます。
それでは、各部署の概要を説明していきます!!(具体的な各PJは部署の下部にあるリンクへどうぞ👈)
海洋事業部
海洋事業部では「次世代に豊かな海を引き継ぐ🚢🌊」というテーマのもと活動しています!海や船に関する国際的な課題に対応できる人材の育成や、産官学民と連携した無人運航船の開発PJなど、海洋国である日本が世界でリーダーシップをとるために分野横断的な事業に取り組んでいます。他にも効果検証がしやすい瀬戸内を舞台に海洋ゴミの削減PJを行ったり、ゴミ拾いとスポーツを掛け合わせたりなど、多様な切り口で「海」の課題解決や魅力発信に取り組んでいます🙌
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/uminohi
公益事業部
公益事業部は、国内の社会福祉や文化芸術振興などを担当分野としています。障害者の就労支援やヤングケアラー、医療的ケア児とその家族を支える仕組みつくりなど、まだ顕在化していない社会課題に対しても行政、NPOと共に解決に向けた実践を行っています。例えば、子ども第三の居場所PJは経済的・環境的に困難を抱える子どもたちへのサポートが生み出す社会的な利益を計算し、それに基づいた事業を実施、効果検証を経ての政策提言といった形でPDCAのサイクルを回しながら活動しています👪
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place
国際事業部
ミャンマーやカンボジアなど民族紛争によって子ども達が十分な教育や医療を受けられず、人間としての最低限の生活の保障が未だに整えられていない国が世界にはまだあります。 国際事業部は、それらの国を含むアジア各国で学校建築やコミュニティ構築、紛争からの避難民への住居建設や食料支給など多様な事業を1970年当初から展開しています。例えば学校建設では、「校舎を建てる」ハード整備だけでなく地域住民が自立して生活できるようなコミュニティ開発を伴う支援でPJを展開しています🏃♀️➡️
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/myanmar
特定事業部
特定事業部は”One World One Family”という活動理念に基づき、政治・思想・宗教・人種・国境を越えた国際協力活動を実施しています。限定された国ではなく、例えば障害者支援といった特定の課題に対して、国際的な事業を企画・実施しています。必ずしも開発途上国に助成先を限定しない、日本財団の強みを活かした事業も展開しながらみんなが暮らしやすい社会の実現に向けて活動しています🧑🌾👈
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/the-valuable-500
経営企画広報部
経営企画広報部は、日本財団全体の経営課題に取り組んでいる部署です!また、他の部署が扱わないテーマ(オンラインの大学など)についてもイニシアティブを持って国や自治体、企業などを巻き込んだスピーディーな新規事業開発を行っています✨
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/online-university
災害対策事業部
災害対策事業部は、発災後の緊急支援、復旧だけでなく、被災コミュニティの復興や、大規模災害の発生に備えた支援の仕組みづくり等に取り組んでいます。令和6年に起きた能登半島地震でもいち早く現地入りし、行政や専門スキルを有する災害NPOなど様々なステークホルダーとともに、活動を続けてきました🛻🪖
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/disaster_recovery
ドネーション事業部
ドネーション事業部は、日本でもっと寄付文化を根付かせたい!という思いをもとに活動をしています。具体的には、ファンドレイジングに関する広報、寄付者対応・調査や新規企画立案、遺贈寄付相談など、社会課題を寄付という側面から解決する仕組みづくりに取り組んでいます😌
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/mercari-nf
総務部
総務部は、人事総務、情報システム、役員秘書対応などの一般企業にもある業務から、理事会という意思決定の会議体運営や監督官庁とのやりとりといった日本財団ならではの業務まで幅広く、管理部門として日本財団の組織運営を行っています。裏方として組織を支えながらも、業務改善のための新規施策導入なども積極的に行っています🧑💼
経理部
経理部は、日本財団の会計処理、予算策定及び執行管理、資産運用、契約業務、不動産管理等の業務を通して、日本財団の組織基盤を安定的に維持する役割を担っています。とくに、ボートレースの売上から交付される公的な資金を預かる組織として、法令を遵守することや説明責任を果たす透明性を日々心がけ、社会的な信頼性の確保に努めています💰🪙
監査部
日本財団では、「監査部」を組織の中に持っていることが特徴です。監査部では「監査」と「事業評価」を行っています。「監査」は助成金が適正に使われたことを確認する業務、「事業評価」は助成事業の目的や効果・効率、成果についての有効性・波及性などを確認する業務です。助成先団体の多様な実践事例から社会のニーズを知り、事業改善に向けた提案を行うと共に、助成金の活用の実態と社会への貢献を明らかにする責務を担う部門です📝
🏃日本財団では、多種多様な課題に対応できる人材を育成するためジョブローテーションを採用しております!🏃♀️
ここまでご覧お読み頂き、ありがとうございました😊
次は「海洋事業部」について各PJについて説明しながらご紹介します!
お楽しみに🙋♂️