ニデックは2025年8⽉8日に創業54周年を迎えます。1971年の創業以来、「見えないものを見えるようにしたい」、「見えたものを認識できるようにしたい」、「眼に関する優れた機器を作りたい」という想いのもと、医療、眼鏡機器、コーティングの3つの分野に事業を展開しています。54年を経て、7名の社員で始まった当社は、1,600名を超える企業に成長しています。
株式会社ニデック
眼科や眼鏡店の視力検査で、機械をのぞいたときに見える“気球の絵”。 私たちは、その製品をはじめ、目の健康をトータルで支える医療機器を開発している会社です。 「見えないものを見えるようにする」という創業以来の想いを胸に、眼科や眼鏡店向けの総合医療機器メーカーとして、人々の目の健康と快適な“視生活”を支え続けています。 ▍“視生活”を支える、3つの事業分野 ◼︎医療分野 眼科医や医療機関が抱える検査・診断、手術、医療情報システムなど、さまざまな課題に向き合い、解決に貢献しています。 新しいアイデアから生まれる0→1の製品開発はもちろん、既存の100種類以上にのぼる製品の改良・バージョンアップまで、幅広く手がけているのが私たちの強みです。 「こんな機能があれば、もっと正確に診断できるのに」「患者さんがこんなことを言っていた」そんな眼科医や現場の声を丁寧に拾い上げ、製品に落とし込む。それが、私たちのものづくりのスタイルです。 ◼︎眼鏡機器 全国の眼鏡店に向けて、視力測定、レンズ測定、加工の効率化と精度向上を実現する機器を提供しています。特に、眼鏡レンズ加工機は国内でトップクラスのシェアを誇ります。 もちろん、機能性だけではありません。ゲーム用のサングラスや、頬にチークを入れているように見えるレンズなど、市場のトレンドを捉えた、遊び心のある製品も開発しています。 ◼︎コーティング技術 医療・眼鏡機器で磨いてきた光学技術を応用し、ディスプレイや光学部品メーカーなど、幅広い分野に展開しています。 例えば、眼鏡のブルーライトカット、自動車のメーターパネルやカーナビの反射防止のように、日常のさまざまな場面で私たちの技術が使われています。 ▍「眼」のその先へ:未来を拓く技術革新 近年では、「目で培った技術をもとに、健康で快適な生活を提供したい」という想いで、疾病の予防や早期発見を目的とした診断機器、体に負担の少ない低侵襲な手術装置の開発、さらには再生医療などの商品を手掛けています。 中でも「人工網膜システム」は、失明された方の視覚を人工的に回復する画期的な取り組みです。 医療DXの推進にも力を入れ、進化し続ける医療ニーズに応えるべく、私たちはこれからも、技術の最前線に挑み続けていきます。