広島発のホテルベンチャー企業「breakfast合同会社」では、現在インターン生を募集中です!
今回は、大学4年生時にbreakfast合同会社(Bhotel)で長期インターンをしていた菅田菜摘のインターン体験記をお届けします。
プロフィール
菅田 菜摘 (すげた なつみ)
1998年生まれ 広島/呉市出身
広島市立大学 国際学部卒業
経歴:大学4年生時にBhotelでインターン、東京のITベンチャーに就職。
新卒2年目で独立し、Webフリーランスとして活動中。
初めてのインターン生だった
ーBhotelでインターンしようと思った理由やきっかけについて教えてください!
私は大学4年生の時に、Bhotelでインターンさせていただいていました。
きっかけは、Wantedlyです。
当時は、東京で就職先が決まっていましたが、大学生最後の1年間を無駄に過ごしたくなくて、コロナ渦でも何かできることを探していました。
就職で来年から広島を離れることもあって、最後に地元広島で何かにチャレンジしたいと思い、面白そうなインターンを探していたところ・・・
そこで、見つけたのがBhotelだったんです。
「広島発のベンチャー企業」
「無人ホテル運営会社」
「SNSマーケティング」
という言葉に惹かれて、すぐに応募して話を聞きに行きました!
当時オープンしたばかりの平和大通りにある無人ホテルで面談をしましたが、「コロナでお客さんが減ってしまって・・・」と悩まれているのを聞いて、
「こんなに素敵なホテルが広島にあって、それが知られていないのがもったいなさ過ぎる!」
と思って、「私にお手伝いさせてください!」と言い、気づいたらBhotelの初インターン生になっていました(笑)
ー菅田さんが初めてだったんですね!実際に飛び込んでみてどうでしたか?
想像以上に「ベンチャー!!!」でした(笑)
私は、就職先が東京のITベンチャーだったので、ベンチャー企業のことはなんとなく就活で理解している気持ちでした。
でも、実際に中に入ってみると、
・自分が何をしたらいいかも、明確に指示されない
・何をするにも、自分から聞かないと何も進まない
・マニュアルやインターン生のプログラムがある訳ではない
と、ないないづくしでした(笑)
私も初めての長期インターンだったので、少し戸惑いましたが、Bhotelでインターンをする動機が「広島にある、この素敵なホテルを広めたい!」
そしてその方法は、当時まだBhotelで全く手がつけられていなかった「Instagram」
「Bhotelのインスタグラムをバズらせて、広島で有名なホテルにする!」と目的が明確だったので、ないないづくしの環境に、可能性しか感じませんでしたね。
ー目的が明確だったからこそ、まだ「ない」環境を逆手に捉えて、自分次第で何にでもできると感じたんですね。
目標は半年でフォロワー1万人
ーインターンでは実際に何をしていたのですか?
まず、「半年でInstagramのフォロワーを1万人にします!」と社内で宣言しました(笑)
社長の高山さんは、「いいじゃん!なっちゃん、好きにやってやって!」といつもの調子で応援の声をかけてくれました。
ただ、その時点でのインスタフォロワーは、たしか100にも満たない程度・・・
投稿もバラバラで、フォロワーもほぼ社長のお知り合いの方ばかりなので、ほぼ0からのスタートでした。
まずは、SNSマーケティングの教本やInstagram運用本などを購入して、方法を片っ端から調べました。
ー自分で目標を決めて社内で宣言して、方法も自ら探したんですね。
私も、個人でグルメのインスタ運用を趣味程度にやっていたくらいで、本格的な企業のインスタ運用は経験がなかったので、まずは基礎から調べまくりました。
ただ投稿していくのではなく、ハッシュタグやストーリー、プロフィール文の工夫や、いいね、フォロー周りなど・・・
当時「良い」とされていた方法は、全て試してみました。
そこで、ただインスタにホテルの写真を載せていくだけではつまらないな・・・と思ったので、「今すぐにでも広島の人に、この素敵なホテルを知って泊まってもらえるようにならないか?」と考え、ある企画を思いつきました。
ーある企画とは?
「ホテル女子会!無料宿泊キャンペーン」です!
当時は、緊急事態宣言が解除されたばかりのころで、旅行どころか県外に行く雰囲気ではありませんでした。
そこで、広島県内の女子大学生をメインターゲットに、「ホテル女子会しませんか?」という名目で、ホテルに無料で宿泊してもらって、その写真をSNSにあげてもらい、口コミで広げていく・・・そういう企画を考えて社内でプレゼンしたんです!
ー反応はどうでしたか?
当時の私にはこの企画は絶対にうまく行く!という確信があったので、自信がありました(笑)
でも、プレゼンの前日に社内の方に資料を見てもらって「企画のアイディアはいいと思うけど、うちがそれにコストをかけて得られる結果、効果がいまいちピンとこないから、GOとは言えないな」と言われたんです。
たしかに、無料宿泊キャンペーンなので、この企画自体にコストがかかるのは当然です。
それで得られる効果が証明できないと企画倒れになってしまうと思って、その日は夜通しで、「どうやったら説得できるか?」を一生懸命考えました。
そして迎えたプレゼン当日。
当時の自分なりに、一生懸命に、企画の「費用対効果」をデータを活用しながら説明すると、高山社長から「いいね!やってみよう!」とGOが出たんです。
もちろん嬉しかったのですが、その後に、昨日アドバイスをもらった別の社員さんからも「今日のプレゼンよかったよ」とコソッと言われたことが、すごくすごく嬉しかったですね。
いま考えると、当時大学4年生のペーペーな女子大学生の拙いプレゼンを聞く時間をとってくれること自体、有難いことですし、本当にたくさんチャレンジと成長の機会をいただいた場所だなと思います。
インターンで得られたのは圧倒的な「自走力」
ーBhotelでインターンして変わったことはありましたか?
得られたものは、山ほどあります(笑)
高山社長から、「あの時のなっちゃんの勢いは凄かった」と今でも言われるように、当時の私は「こんな素敵なホテルが広島にあるのを、みんなに知ってほしい!」という一心で、夢中になっていたんだと思います。
そして、その結果、目標の半年でインスタフォロワー1万人は達成できませんでしたが、企画のゼロイチを経験できたり、インスタ運用を任せてもらえたり、古民家の再生事業にも携わらせてもらったりと、お金では買えない経験をたくさんもらえました。
その中で、今の仕事で活きている「自走力」が身についたなと思っています。
まずは、社内で何が困っているのか、課題を発見すること。
そして、その課題に対して、自分がどうアプローチできるか考えること。
今の自分に足りない能力やスキルは、本やYouTubeなどで調べること。
実行するまでの過程と結果を、プレゼンしてGOサインを自ら取りに行くこと。
Bhotelでのインターンは、まさに考えながら走るといった感じです。
当時の私は、居酒屋でアルバイトしか経験のない普通の女子大学生でした。あったのは、時間と体力とやる気とガッツだけ(笑)
Bhotelという、広島で民泊事業をすでにやっている会社と出会い、いろいろチャレンジさせてもらうことで、仕事をする上で必要な「自走力」が身につけられた、とまで言うと大袈裟ですが、仕事を進めていく上で必要な価値観や考え方を知ることができたと思います。
この経験を、社会に出る大学4年生の時にできて、本当によかったと思っています。この経験があったからこそ、就職先のベンチャー企業でもやっていけましたし、その1年半後にフリーランスとして独立できたという今にも繋がっていると思います。
あと、Bhotelで働く中で、高山さんをはじめ、いろいろな方に出会えたことも、すごく貴重な自分の財産です。
インターンを卒業した今でも、関わりがありますし、ご飯に行かせて頂いたりもしています!
ここまで読んでくれた方へ
ー最後に、Bhotelに興味がある方にメッセージをお願いします!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
Bhotelでのインターンの関わり方は、人それぞれです!
決まった形はなく、課題やその方法が与えられる訳ではありません。
その中で、自分の今できる事や興味のある事と、Bhotelにあるものを掛け算して、何か面白いことになりそうだな・・・とワクワクしたのなら、自分の気持ちに蓋をせず挑戦してみたらどうでしょうか?
大学生の方、就活生の方、第2新卒の方、一度企業に就職してなんか違った方、、、、
経験や経歴は問いません。
何か武器になりそうなスキルを持っている方はもちろんですが、今はまだできる事が少なくても「将来これがやってみたいんだ!」という野望がある方は、活躍していただける環境だと思います。
ただ、指示を待っていれば仕事がふってくる、誰かが手取り足取り教えてくれるといった環境ではないため、しっかりと目的を明確にしてから、一度カジュアルにお話できればと思います。
あなたのご応募お待ちしております!