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『こだまランド』プロジェクト。老舗が見る未来。

どら焼きを作り続けるためにも、今、変わらなければいけない

『こだまランド』プロジェクト

杜の都仙台の都心部から車で30分程度。そんな都会へのアクセスが良好な場所に温泉郷がある。その場所の名前は秋保(あきう)。

昔は温泉宿が軒を連ねる県内でも有数の温泉街というイメージしかなかったが、最近は様子が変わってきた。若い人たちが集まり始め、それぞれに面白いコトを行っている。オシャレなカフェ。器屋さん。さらには震災後にワイナリーも出来てブドウ畑も広がっている。そのワイナリーから徒歩数分の場所にはブリュワリーが現在作られている途中だ。

[写真]秋保ワイナリーにて代表の毛利さんと、ブドウ畑を背景に

さて、そのワイナリーとブリュワリーのちょうど間、つまりワイナリーとブリュワリーそれぞれの隣とも言える場所に数年後に誕生するモノ。それが『こだまランド』である。

『こだまランド』は、体験ができるキッザニア的な場所でもあり、どら焼きの素材を作る農園でもあり、これまでの老舗の歴史を体感できるミュージアムでもあり、もちろん食べて美味しい『食』を楽しめる場所でもある。

第2創業期のまさに核となる超ビッグプロジェクトだ。

「こだまは73年の歴史がある。でもそれを誰も語れない。ただ1人、社長を除いて。」

このことが内包する問題は計り知れない。スタッフは自分の仕事の背景にある歴史に思いを馳せることもなく、当然お客様にも語り部として伝えられない。そのことは、回り回ってモチベーションの低下、仕事の意義を見失うことにも繋がりかねないし、何より「思い出販売業」を地で行く弊社にとって『思い出』が共有されないのは由々しき問題なのだ。

歴史を語るのは道具も一緒である。現在は使われなくなった昔の道具が本社にはゴロゴロとある。でも、現在必要無くなったそれらに視線を注ぐスタッフはいない。もちろん、お客さまの目に触れることもない。

スタートアップには無くてこだまのどら焼にはあるもの。それは今まで重ねてきた時間。その時間こそがお金では買えない貴重な財産のはず。この思いが、前回のストーリー記事で取り上げた『思い出の壁プロジェクト』を生み出し、そしてこれから『こだまランド』へと繋がっていく。

[写真]思い出の壁(部分)

歴史を継承しつつ、地域を盛り上げていくために

先ほど書いたように、こだまランドの予定地はワイナリーとブリュワリーに挟まれている。秋保の地で新しく始まるカルチャーのまさに中心地!そんな場所に構えるからには、このネットワークをさらに盛り上げて相乗効果で地域全体を活性化させたい。

[写真]建設が進むブリュワリーの前で

もともと秋保にはたくさんの温泉旅館があり、秋保大滝もあり、磊々狭もあり、観光資源には事欠かない素敵な場所。しかも、田舎のアクセスの悪い辺鄙な場所などではなく、仙台都心からすぐの場所にある。

こだまのどら焼は、秋保の地にこだまランドを作ることによって、73年の歴史に再び光を当てて自社のブランドを高めつつ、より魅力的な事業展開で地域を盛り上げる、それがミッションとなるのだ。

冒険心に溢れた若い力と共に

今まさに始まったばかりの新規プロジェクト。弊社の第2創業期の中心となる冒険的な取り組み。未来を見据えているからこそ、若い力とどんどん繋がって進めていきたい。気になったなら、是非メッセージください。私たちと一緒に「老舗ベンチャー」していきましょう!究極のリブランディングです!

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