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新たな成長フェーズに入ったランディットでは、一緒に働いていただける仲間を積極的に採用中です。そこで、弊社に興味を持っていただいた方に、組織の雰囲気を感じていただけるよう、社員インタビューを実施しています。
今回は、ランディット随一のモビリティ好きである森さんにインタビュー。新卒で大手テレビ局に入社し、C Channel、Bytedance、そしてSaaS企業まで、多彩な経験を経てモビリティ・MaaS業界に飛び込んだ理由と、これからの展望について伺いました。
ーーまずは大学卒業後から現在までのキャリアについて教えてください。
森:学生時代から動画に興味があり、友人と動画制作を手掛けるなどしていたのですが、当時はまだテレビの影響力も大きい時代だったので、新卒で読売テレビ放送に入社しました。大阪本社で放送データ管理や特別番組オペレーションを担当しましたが、特に印象に残っている仕事は、3.11が発生した際、「ミヤネ屋」の生放送中に特別番組の対応を全部員で行ったことです。その後、東京に異動しテレビCMのスポンサー営業を経験しましたが、毎日接待でお酒を飲む生活が続き、胃腸炎になることもありました(笑)。
しかし、テレビという単方向のコミュニケーションより、インターネットの持つ双方向性や、個をエンパワーメントする新しいテクノロジーの業界で働きたいと思い、元日本テレビ・元LINEの社長の森川亮さんが立ち上げた女性向け動画メディアのスタートアップ、C Channelに入社しました。
その後も、グローバルの場で挑戦したいという思いからTikTok運営会社の外資系企業 Bytedanceにジョインするなど、エンタメネット動画領域でキャリアを積んでいました。Bytedanceでは初めて英語の洗礼を食らいましたが、ダイバーシティを感じる環境で一般ユーザーを一気にスターにするお手伝いができたこと、ダンスアプリの域を超えて、サービスを社会に浸透させていくマーケティングの一端を担えたことはとても良い経験となりました。
長年の夢であったMaaS領域は、自分のスキルと情熱を最大限に活かせる場所
ーー動画領域でキャリアを築いてこられましたが、もともと地図が好きだったとお聞きしました。
森:大学時代は青春18切符で45都道府県をローカル線で移動したり、バックパッカーとして20カ国移動したり、「モビリティ」や「移動」がとにかく大好きでした。それは物心ついた頃からだったようで、親が言うには3歳の時点で車のモデル名をほぼ全て言えたそうです。
父がドライブ好きで、私も助手席から車窓を眺めるのがとても好きだったので、その影響か、小学生の頃から地理のテストではいつもクラスで1番早く終えていました。地図も家にいっぱいあって、何の目的もなく地図を何時間も眺めていられるくらい好きだったので、余った時間でテスト用紙の裏に自分で日本地図を描いて時間をつぶしていたくらいです。大学受験の模試でも何度も全国1位を取りました。実際、就活の時にも本気で国土地理院や地図会社を受けようと思っていたくらいでした。
今の仕事でもよく現地調査に行くのですが、車で知らない道や通ったことのない道を行くのがめちゃくちゃ楽しい。本当はもっとじっくり時間をかけてやりたいくらいです。土日に調査する時も、仕事という感覚を超えて楽しんでやっています。
ーー全国1位は凄いですね…!代表の藤林さんも幼少期から電車や自動車が大好きで構造を分解したり地図を丸暗記したり、というところがあったそうなので共通する部分があるように思います。さまざまな経験を積み、ついにランディットでMaas領域に足を踏み入れたということでしょうか?
森:TikTokは中国発のブランドで初めてグローバルで成功した例だと思いますが、その成功を間近で見ている中で、日本発の企業で世界に通用するような会社で働きたいという気持ちが湧いてきて、日系企業に戻る決意をしました。様々な業界を見る中で、近年盛り上がりを見せていたMaaS(Mobility as a Service)領域に改めて興味を持つようになりました。そして、ご縁があってランディットと出合うことができたんです。
私のMaaSへの挑戦は単なる職業選択の一環ではなく、幼少期からのモビリティや地理への情熱と深く結びついていると感じています。だからこそ、この分野で働くことに強い使命感を感じています。ランディットというプラットフォームを通じて自分のスキルと情熱を最大限に活かせることを確信したので入社を決めました。
課題が多い業界だからこその魅力。プライベートでの実体験がそのまま仕事につながる楽しさ
ーーついに飛び込んだMaaS領域での仕事はいかがでしたか?
森:ランディットは、不動産業界の中でもモビリティや駐車場に関わる事業を行っていますが、入社前から、モビリティユーザーとして、駐車場に関する課題は日々感じていました。自分自身の移動については、コインパーキングの検索アプリや、ガソリンスタンドの価格比較アプリなどを駆使して、かなり合理化している方だ思うのですが、複数のアプリを使い分けるのはとても面倒に感じます。月極駐車場を探した時も、自転車で何か所も回って電話して、不動産会社まで出向いたり書類を郵送したり大変でした。だから、この分野は絶対もっと合理化する余地があると思っていたんです。
そんな風に一般ユーザーとして数年にわたり課題を感じていた部分に、ランディットに巡り合ったことでようやく踏み入れることができたという思いです。自分の移動、ひいては全人類の移動をもっと楽に便利にしたいっていう気持ちがあるので、プライベートでも頑張って都心に住んで、公共交通機関や自家用車、電動自転車やバイク、ループも活用して、もっと効率化する方法がないかずっと考えています。
ーー日常生活がそのまま、仕事のリサーチに繋がっているようですね。
森:そうですね(笑)。この分野では、既に移動の手段としてはいろんなのが出てきていますが、まだ一つひとつが繋がっていない。代表の話を聞いてすごく良いなと思ったのは、駐車場のリアルタイムの空き情報と地図情報やナビゲーションなどを連携させて、運転中に目的地に近づいたら、近くの空いている情報がポンと出るみたいな、シームレスに移動できる未来を既に見据えていたことです。
目的地に着いても空いている駐車場を探してぐるぐる回っている、みたいな状況って日本全国で今リアルタイムで起きているんです。それが解消されることで、駐車場を探す時間も労力も別のことに振り分けられて、効率化されることで日本の生産性も上がると思う。そんな考え方にすごく共感できました。
大きな可能性を秘めた市場でランディットが成長を続ける理由
ーーそのような強い思いを持った方と一緒に働けて嬉しいです。入社前と入社後でランディットや業界に対する印象は変わりましたか?
森:ランディットは成長ドライバーが「人」であり、組織としてしっかりと構築されていると感じました。入社前は「テック企業」というイメージが強かったのですが、実際はとても人間味があり、中で働く人が重要なポジショニングをしている企業だと感じています。また、とても素直な性格の人が多い印象で、それが成長の大きな一因だと感じています。
また、不動産領域の構造の中でこれまで知らなかった部分が見えて、非常に課題多い業界だと改めて気づきました。世代間ギャップも大きく、決裁者の年齢が比較的高いので、新しいソリューションやプロダクトといったものが浸透しづらい、障壁のようなものを感じます。難易度が高いが故に参入障壁も高いことを再認識をしたので、今こそ踏ん張ってランディットがシェアを拡大できれば、大きな可能性がある魅力的な市場だと思っていいます。
ーー森さんから見て、ランディットの魅力はどんなところにありますか?
森:ランディットの事業は、他のIT企業と違って手触り感のようなものがあります。不動産は、インターネットの世界の外に存在するので、サービスがインターネット上で完結しません。リアル世界の不動産が、データ化されてインターネット上に掲載され、ユーザーがそれを通じて情報に触れて、そしてまたリアルな世界で購買活動が行われて課題が解決していく。現場があって成り立っています。インターネットの世界でも働きたいし現場感というか、手触り感も持って働きたい人にとってはすごく良い環境だと思います。自分が提供したデータを使って行動している人がいたり、自分が設置したものを使っている人がいたりするのを実感できるのは楽しいですよ。
あと、こんなに数字に向き合っているスタートアップは他にないと思います。その分ハードワークですが、突き詰め方がすごくて、成長するのも頷けます。実績を見て、それをいかに効率化できるか考える、というPDCAを回し続けています。売上から利用者数まで、いろんな数字に自分がやっていることが現れているのは、モチベーションにもなります。
夢の中でも考えるのはユーザーのこと。将来は「マイクロモビリティ王」!
ーーそんな森さんが、仕事をする上で大事にしていることは何ですか?
森:私の仕事では、土地のオーナーさんとモビリティのユーザーさんと関わる機会が多いのですが、そんなステークホルダーのことをいかに考えるかが重要だと思っています。ランディットのサービスを利用していただいたり、森自身とのやりとり一つひとつを通して、生産性のある、気持ち良いコミュニケーションだったと思っていただきたいんです。
入社以来、常に仕事やユーザーのことを考えていて、自分の手掛けるサービスのユーザーがどこを走っているかとか、どこに何があると便利かとか、24時間考えているので、結構夢にも出てきますよ。
日々の仕事で目標にしている数字だけを追っていると、何のための数字で、その先にどんな社会課題やユーザーの課題を解決するかという点を忘れがちになりますが、原点をちゃんと思い出すために、Googleカレンダーにビジネスの名言を登録して、毎日見るようにしています。その中に「プロというのは寝ても覚めても仕事のことを考えている。生活すべてが仕事、そこがアマチュアとの絶対差だ」という相田みつおさんの言葉があります。
私も四六時中仕事のことを考えていて、しかもそれが楽しい。モビリティの分野で今特に興関心を持っているのが、マイクロモビリティなのですが、ワンピースのルフィ風に言うと「マイクロモビリティ王になる!」と本気で思っています。そして、それは何のためかというと、「世の中の移動を便利にしたい」という一言に尽きます。
モビリティ領域はまだまだアナログな部分が多く、デジタル化の余地が大きいと思います。この業界をDX化することで、多くの人々の生活を豊かにし、経済の生産性を向上させたいです。それが地理好きとしての使命だと感じています。
ーー森さんのような方にこそ、この分野の第一人者になっていただきたいです!そんな森さんが理想とするビジネスパーソンや一緒に働きたい人とはどのような人でしょうか?
森:「自分のWillと仕事が一致している方」です。これまでの経験の中で、Willと仕事が繋がっていると驚異的なパワーが生まれるという場面を何度も見てきました。また、素直さも非常に重要です。素直な人は吸収力が高く、インプットや成長スピードも早いので、疑問を持つことを恐れずに新しい知識やスキルをどんどん吸収できる人材が理想ですね。そして「人柄」も重視しています。人柄が良い方は他人と連携しやすくチームとして一致団結しやすいです。特にランディットのような急成長中の企業では、いかにチーム一丸となれるかが鍵だと思うので、協調性が高く、チームの目標に向かって共に歩んでいける方が活躍できると思います。
あとは、モビリティ領域とか駐車場領域とかに課題を感じた経験がある方。課題を見つけて、きちんと把握するには、それなりのリサーチが必要です。そこまで自分で深く深く考えた結果としての課題感を持ってる人が増えると、この会社ももっと良くなると信じています。
シリーズAのフェーズでここまで成長している会社はあまりないと思うので、ランディットは、急成長中の会社で働きたい人にはすごく合っている環境だと思いますよ!
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多彩なキャリアと豊富な経験を持ちながらも、常に好奇心を持って一歩先の未来を妄想し、新しい挑戦を続ける森さんのモビリティ業界に対する情熱と、ランディットでの今後の活躍に期待が高まります!
ランディットには、様々なキャリアを持つ方が挑戦できる場があります。ぜひ大きな目標に向かって一緒に挑戦してみませんか?ぜひお気軽にご連絡ください。