- Project Manager
- 開発、PM両方をお任せします
- カスタマーサクセス
- Other occupations (15)
- Development
- Business
- Other
新たな成長フェーズに入ったランディットでは、一緒に働いていただける仲間を積極的に採用中です。そこで、弊社に興味を持っていただいた方に組織の雰囲気を感じていただけるよう、社員インタビューを実施しています。
今回は、ランディットのすべてのサービス開発を担う事業開発部の本部長と、メイン事業であるat PORT事業部のミドルバック責任者を務める菊池さんにインタビューしました。
大学卒業後、日本サード・パーティ株式会社(現:JTP株式会社)にてインフラエンジニアとしてキャリアをスタートし、その後アクセンチュア株式会社、株式会社フロムスクラッチ(現:株式会社データX)、シタテル株式会社を経て、2024年3月にランディットに入社した菊池さんが、どのような思いでキャリアを積んできたのか、そして本部長として今後ランディットをどのような組織にしていきたいのか、伺いました。
ポジションや役割にとらわれず、新たな挑戦を続ける意味
ーーまずは、菊池さんのこれまでのキャリアについて教えてください。
菊池:元々文系で、大学時代はずっと野球に打ち込んでいました。でも勉強するのは嫌いではなくて、必要な単位も速攻で取り終わるタイプだったんです。そこで就職活動の際、勉強が不可欠なエンジニアという仕事が自分に合いそうだと思い、エンジニアを目指すことにしました。
新卒でSlerである日本サード・パーティに入社したのは、メンバーの年齢層が低く、若い頃からいろいろと経験を積んで切磋琢磨できる環境があると思ったからです。実際に早い段階から現場での仕事に関わることができ、インフラエンジニアとしてサーバーやネットワークの構築を手掛け、2年目には大学に常駐してシステム運用やメンテナンスを担当しました。お客様の要望を直接聞いて、自ら手を動かすという経験ができたこの3年間で身に着けた、試行錯誤しながら学ぶ姿勢が今の仕事の基盤になっていると思っています。
ーー次にアクセンチュアに移られたのは、大きな決断だったかと思います。どのような思いでの転職でしたか?
菊池:より大きな規模のプロジェクトの経験が積めることと、厳しく、成長スピードが早い環境でチャレンジしたいと考えたからです。入社後は、システム開発案件の提案から開発、運用まで担当し、プロジェクトオーナーとして責任ある役割も担いました。特に、1年目で300億円規模のプロジェクトに携わったことは、大きな成長の機会となりました。大規模なプロジェクトにおいて、いかに効率よくリスクを管理し、チーム全体を統率するべきか、その難しさと楽しさを学びました。
そんな中で徐々に、自社のサービスに関わる仕事がしたいという思いが強くなっていきました。クライアントの要望に応えられることにも非常にやりがいを感じていましたが、自分が携わるサービスをもっと直接的に感じられる環境に挑戦したいと思ったんです。
ーーそこからデータXに転職されますが、初めてのスタートアップでの経験はどのようなものでしたか?
菊池:データXには、まさに自分が期待していた「1から作り上げる」環境がありました。一人ひとりが頑張らないと事業が潰れてしまうという、ヒリヒリとしたプレッシャーがある中で、やった分だけ結果としてかえってくるという状況は、まさにスタートアップならでは。自分はぬるい環境では飽きてしまい、プレッシャーがあってこそ面白いと思えるタイプなので、とても楽しかったです。ちょうど今のランディットと同じ感じですね。
データXでは、プロダクト開発の責任者として、製品の立ち上げから運営までを一貫して経験し、カスタマーサクセスチームの立ち上げや、子会社の経営も任されました。新卒が多く、若手メンバーの育成にも注力しましたが、その難しさから多くを学びました。
ーー次にシタテルに入社されますが、アパレル業界に飛び込まれた理由は何だったのでしょうか?
菊池:アパレル業界には多くの課題があると感じ、その課題を解決したいという思いからです。シタテルでは、事業開発とマーケティングを経て、CPO(プロダクト責任者)としての役割を担い、その後COO(最高執行責任者)として全事業を統括しました。プロダクトを作るところから、営業として売るところまでさまざまなことを経験させてもらいました。
アパレル業界は不動産業界と同様、まだまだDXが進んでいない分野が多く、そこに切り込んでいく感じでしたので結構ハードルが高かったのですが、事業を一つの形に仕上げる経験ができました。
代表の思いを胸に、強い組織を支えるチーム作りを
ーー大手コンサルから著名なスタートアップまで幅広く経験された後、ランディットに入社されますが、未経験の不動産業界に飛び込む不安はなかったですか?
菊池:まったくなかったですね。業界よりは、一緒に働く人たちの思いとか、社会に貢献できるのかといった点をいつも重視していますし、そこにやりがいがあると思っています。ランディットに出合った時、ビジネスにおける課題感がすごく理解できたので興味を持ちました。そして、代表の藤林さんや他のメンバーとの面談を通して、一緒に頑張りたいと思えたんです。
ーー現在、ランディットではどんな業務を担当されていますか?
菊池:事業開発部の本部長として、全サービスの開発を見つつ、組織作りをメインに担当しています。エンジニアを始めとする各メンバーがパフォーマンスを出しやすい環境にするにはどうすべきか、日々考えています。例えば、横の繋がりを大事にするため、メンバー間で定期的に情報共有できる機会を持つように心がけています。
各メンバーが持つ思い、今後どうなっていきたいとか、何をやりたいとかを確認し、それに寄り添いつつ、会社の方向性ともリンクさせていく、という点も意識しています。ちょっとしたコミュニケーションであっても、日々重ねていくことで、お互いの理解も深まります。キャリアアップや自己実現というモチベーションがあるからこそ、もっと頑張ろうと思うし、成長も加速すると思います。
「組織の成長=自分の成長」自分の存在が必要とされる環境でチャレンジを続けることの大切さ
ーーここまで菊池さんのご経験や組織の現状についてお伺いしてきましたが、菊池さんがキャリアを築く上で大切にしていることは何ですか?
菊池:自分の「あるべき姿(結果)」や「なりたい姿(結果)」からずれていないかを常に確認しています。また、失敗してもリカバリできるだけの二の矢、三の矢を準備しておくことが重要です。会社を選ぶ際も、自分の成長よりも組織の成長が見込める場に身を置くことを大切にしています。そうすることで、組織の成長に合わせて自分も自然と成長できますからね。ポジションで仕事を選ぶのではなく、組織の足りない部分を自分が埋めてやる、という気持ちでどんなポジションでもまずは挑戦してみることを大切にしています。
ーー入社前と入社後では、ランディットに対する印象は変わりましたか?
菊池:入社前から「地道で泥臭い営業に強い組織」だと聞いていましたが、実際にはその積み重ねが非常に大きな力となっていることを感じました。毎日少しずつ、しかし確実に進歩している会社であり、特に代表がそれぞれの業務に対して非常に丁寧に目を向けているのが印象的です。また、ランディットはデジタルだけでなくアナログな部分にも重きを置き、一人ひとりが最後までやり切る力を持っています。そのため予想以上に強靭な組織だと感じました。
ーー経営の一翼を担う本部長として、代表とは普段どんなお話をされていますか?また、多くの経営者を見てきた菊池さんから見て、代表はどのような人物でしょうか?
菊池:日々の数字や事業計画に関する話ももちろんですが、特に「人」に関する話題が多いですね。ランディットの社員は非常に素直で成長意欲が強いので、いかに彼らのモチベーションを維持し、個々が会社と共に成長できる環境を作るかが重要だと考えます。私たち経営陣には社員を成長させる責任があると感じています。
藤林さんは、俯瞰して物事を見る力と、細部までしっかり把握する力のバランスが非常に優れています。また、ビジネスパーソンとしての考え方や仕事の進め方を常に社員に伝えており、その影響で、社員である私たちは目の前の業務に追われながらも、少しずつ視野を広げることができています。この規模の企業だからこそ可能な成長のチャンスがあり、社員にはぜひそれを最大限に活用してほしいですね。
必要なのは「思考する力」。今後のランディットに必要とされる人材とは?
ーー菊池さんは採用にも関わっていらっしゃいますが、理想の環境を作り上げるべく、どんな人と働きたいと思いますか?
菊池:まず、事業本部長クラスとしては、代表の創業時の思いも、アップデートされた今の思いも、自分の言葉としてちゃんと発信できるのが大事だと思います。かつそれを噛み砕いてメンバーに伝え、各事業部としてメンバーと一緒に進んで行くイメージです。面接でも、今後どういう風、どうなっていきたいのとかについては詳しく伺っています。メンバークラスの方だと、素直さや未経験の分野にも積極的にチャレンジしていく姿勢を重視しています。
いろんな方が応募してくださっていますが、実際に一緒に働きたいと思う方には、スタートアップ的な考えがありますね。スタートアップでは、役割を超えていろんなことを自ら手を動かしてやっていかないといけないんです。初めてやることでも、先入観持たずにやってみる。それができる方は、あっという間に成果を出されます。それに、向いている・向いていないはやってみないと分からないし、やらないのはもったいないと思いますよ。
入社してからまだ1年ちょっとですが、オフィスなどの環境も変わり、人数もどんどん増えています。まだまだ足りないところもいっぱいあり、これから会社も業界もどう変わっていくかわからないです。でもだからこそ、自ら変えていける可能性もあります。そういう点に魅力を感じる人に来ていただきたいですね。
ーー今後の組織の目標について教えてください。
菊池:言われたことをただこなすだけでなく、全員が自分で考え、アウトプットできる組織にしたいと思っています。既に「数字への拘り」「組織としてのやり切る力」は備わっているので、そこにプラスアルファで「思考する力」を身に付けることが、次のステージへの鍵だと考えています。
また、ランディットは、成長中の会社にもかかわらず、まだ広く認知されていないという課題を感じています。これからはより多くの方にランディットの魅力を知ってもらい、多様な人材が活躍できるような環境を作り上げていくことが重要だと感じています。
菊池さんが考える、「自分に合うスタートアップを見極めるコツ」とは?
ーーこの記事を読まれている方の中には、スタートアップに興味を持つ方も多いと思いますが、自分に合うスタートアップを見つけるコツのようなものはありますか?
菊池:スタートアップは、まずは「人」だと思います。一緒に働いてみたいと思うかどうかが重要なんです。大変なこともいっぱいありますし、ビジネスのスピード感も速いからこそ人との関係も密です。だからこそ、困難や課題を一緒に乗り越えるのを楽しんでいけるかどうかを意識した方がいいと思います。
あとは、会社としてのビジネスへの取り組み姿勢も意識してほしいです。スタートアップやベンチャーというと、ちょっとキラキラした華やかなイメージを持っている人もいるかもしれませんが、ランディットのように、必要なKPIの達成に向けて日々地道に進んでいるというベースがある会社こそ、仕組みが良ければ一気に伸びる可能性があります。数字をきちんと意識して管理しているからこそ、自分の実績も把握しやすいし、俯瞰して振り返りながら次に活かしていくことができる。そのサイクルを速く回すことで、自らモチベートされていく感じです。ただ、それをずっと独りでやるのはしんどいですし、周りにいるみんなも巻き込んでやるからこそよりやりやすくなる。そんな環境かどうかは、自分の成長にとっても大事ですね。
ーー最後に、ランディットに興味を持っている方々へメッセージをお願いします。
菊池:ランディットはスキルや経験に関係なく、チャレンジ精神と成長意欲を持った方を歓迎しています。そしてどんなに厳しい環境でも、組織の成長や自分の成長を楽しめる人、0→1にワクワクする人を求めています。組織と共に成長し、未来のモビリティインフラに欠かせないサービスを創り出す仲間になっていただければと思います。
非常にストイックで厳しい視点を持ちながらも、メンバーと常に明るくオープンなコミュニケーションを取る菊池さんの人柄は、写真の笑顔からも人柄が伝わってきます。そんな菊池さんの下で、組織の成長を楽しみたい!スピード感をもって働きたい!という方はぜひお気軽にご連絡ください。