介護職
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各地のBLGをハブとした、認知症フレンドリー地域づくりの支援
100BLG株式会社
100BLGのメンバーを紹介するインタビューです。今回は、2021年に新卒で入社した、伊藤知晃さんです。理系の大学院を卒業後、介護の世界に飛び込み、BLGの現場で経験を積んでいます。新たなチャレンジに動き出した新人が感じたコト、2回にわけてお伝えします。(第二回)
②社会とつながる介護サービス
違和感だらけの就職活動を経て、出会ったのが、100BLGだった。
しっくりこない就活を経て、100BLGに行き着く
就活する時は
自分が直近で思っていた問題意識を解決するために、その会社でやりたいこと、会社が持ってるリソースを使ってこういうことできるんじゃないですかっていう、新しいことを提案することをしていたんですけど
しっくりこない。
結果的には介護系の会社からいくつか内定をいただいていました。
でも、内定をいただいていた会社の役員さんともズレを感じました。
ただ自分の中で、高齢者になったら生涯学習を続けるみたいなことは、欲しいなって、そういう社会だったらいいなって思っていました。
でも、その役員さんからは
「実際の利用者本人たちから何かそういうニーズはないから、違うんじゃないみたいな」
と言われて、
「いや、ニーズは顕在化してるものもあるけど、潜在的なニーズもあるでしょ」
何か違うなって思いました。
そんなことを思っているうちに、たまたま100BLGの記事を見かけました。
自分が思っていることと同じ方向性のことをやってる。ここだったら働ける。違和感なく。そう思いました。
当事者と社会とのつながりを作っていきたいんです。
今、働いて1年ちょっと経ちますが、思っていた通り違和感はありません。
週5働いてみてると、メンバーさん(デイサービス利用者)は日によって調子が良い日、悪い日があって、今日はいっぱいコミュニケーションとれたな、知らなかった表情が見られる日があると嬉しい気持ちになります。
それに、色々な活動の中に、社会貢献のような活動もあって、メンバーさんが「楽しかった」と帰られる姿を見て、やっぱり自分が就活の時に感じた違和感を、100BLGでは感じることなく働けるという直感は間違っていなかったと思います。
そういった意味でも、現場を経験することはとても大切だと考えています。
課題とか現状っていうの、把握してないともう何もできないと考えるからです。
100BLGではこんなことができる
月に1回、キャリア面談をしていただいているのですが、そのときにやっぱり社会とつなぐっていうことを介護保険制度ではない形でやりたいという話をしています。
要介護認定を受けていない方でも、仲間・社会との繋がりがなくて家に閉じこもってるような人は沢山います。
どうケアするかっていうのも大事だと思うんですけど、介護が必要にならない為にどうするか、みたいなことも大事かなと。
それをやりたいですし、会社としても目指している方向だと感じています。
今、就職や転職を考えている人たちに伝えたいこと
まずは、「やりたいと思えるか、楽しめるか」っていうところですね。
それと個人的なことですが、安定したことをやるよりも、どんどん新しいことをやっていきたい人間なので、そういう形を仕事に求めるのもありだと思うんです。
そういった意味では、100BLGは完全なスタートアップなので、新しいことはできる。安定はしていないかもしれないけど、自分の軸とは重なっています。
もう1つは「これがやりたい」っていうのは変わり、逆に「これは嫌だな」みたいな、マイナスの違和感はそんな変わるものではないと考えています。
だから仕事を選ぶ上で、そういう違和感は大切にした方がいいのかなって思います。