愛を語りだしたら止まらない!~クライアントとの「距離の近さ」だけではないLiBでのエンジニアリング~
エンジニア 蒲田眞希
テクノロジーコンサルティング事業部
2021年4月入社
<プロフィール>
大阪大学を卒業し、新卒で教育系企業に入社。
人事や広報を中心にバックオフィス業務全般に携わる。その後、エンジニアに転身し、未経験でリブ・コンサルティングへエンジニアとして入社。
現在はカスタマーサクセスやクライアントと関わることが多いユニットに属しており、カスタマーサクセスの支援業務をテックタッチで自動化/効率化することや、データを活用できるような基盤を作ることなどが直近のミッション。また、ユニット外の仕事も多く、機能開発の要件定義〜実装〜検証まで幅広く関わっている。最近はプロダクトチームの採用活動やSNS発信も積極的に行っている。
はじめに
外部のLT会やイベントに参加したときに、普段の業務について話をすると、
「クライアントと距離が近いのいいですね!」と言われることがよくあります。
確かにプロダクトの作り手(エンジニア・デザイナー)がクライアント様と直接お話する機会も多く、距離は近いです。ただそれだけではないなと。
印象に残っているエピソードとあわせて、近さだけではない部分を今日はお伝えさせてください。
ユーザーとの印象に残っているエピソード
①機能初リリース〜価値を届けられた、エンジニアとしての原体験〜
私はエンジニア未経験で、LiBへ入社し、入社して3ヶ月の時、初めて新規機能開発に携わることになりました。
何も分からない、、前に進まなすぎる、、と悪戦苦闘しながらも、先輩に大いに助けていただきながら何とかリリース。
そのタイミングで丁度、クライアント様とのミーティングの同席の場があり、カスタマーサクセスの方が時間を作ってくださったこともあり、自分自身が開発した機能の共有をさせていただけることに。
初めての機能開発、この機能は本当に役に立つのか、、?と緊張半分不安半分で説明させていただきました。その時、運営リーダーの方が「あ、これ便利!こういうのほしかった!」と。
その運営リーダーの方にとっては何気ない一言だったかもしれませんが、私は2年経った今でも覚えています。作って終わりではなく、価値を届けられたことを体感できたこと、私自身のエンジニアとしての原体験はここにあります。
そのクライアント様は今でも他の機能に対しても「この機能、こういう点でとても助かっています!」「活用しまくってます!!」など、様々なFBをしてくださいます。
②障害対応~「ここぞ」というタイミングで~
システムの不具合による障害は、これまでも何回もありますが、
その中で、とあるクライアント様がこの日のために様々準備をされていたという1番使いたいタイミングで、不具合が発生し、機能が一部使用できない状態になりました。
緊急事態ということもあり、直接お電話にてお話することに。
怒鳴られてもおかしくないと思っていた状況で、こちらを責めることなく、むしろ気遣ってくださいました。申し訳なさ、悔しさ、様々な感情が出てきました。
不具合をゼロにすることはなかなか難しいものですが、それでも同じことは絶対に繰り返したくないと強く感じた場面です。
③機能要望やフィードバックの理由〜自社だけのための要望ではない〜
距離が近いからこそ、クライアント様からこういった機能がほしい、ここを改善してほしいというお声をいただける機会が多く、とてもありがたいです。ただ、それだけではないんです。
とあるクライアント様からある機能についてのFBをいただいた時には、「今後LiBさんがアンバサダークラウド導入されている他社様にこの機能の活用を促進される時、ある意味うちがベンチマークになると思っています。だからこそ気付きはどんどんフィードバックさせていただけたらと思っております。」という有難いお言葉をいただきました。
また別のクライアント様からは「この機能があればアンバサダークラウドの営業のときにも売りやすくなるのでは?」「こういう機能があれば、うちみたいな〇〇の特徴がある会社とか、他社さんにも展開できると思う。」と。ただ要望を伝えてくださるだけではなく、自社のことだけではなく、アンバサダークラウドを使われている他のクライアント様や、LiBのことを考えて要望をいただく機会が多いです。これは導入してくださっている企業様が、アンバサダークラウドの世界観に共感してくださっているからこその部分だと思います。
結論、「距離の近さ」だけではない
今では顔を覚えてくださっているクライアント様も多く、
カスタマーサクセス主催のイベントに出たときにも「お顔を拝見するだけで元気をいただける想いです」と、言っていただけるようになりました。
ここまで協力的に動いてくださること、そしてその関係を構築できていることは距離の近さだけではなく、クライアントとの信頼関係や共感の深さがあると思います。
開発やインシデント対応しているとき、原因も分からない、もう調査の仮説もたてられないのでは、、というタイミングがあります。”沼る”と言ったりするのですが、よくよく沼っています。そんなときに「この機能できたら〇〇さんが喜ぶだろうな」、「●●さん使いこなしてくれそう」と顔が浮かびます。そうすると「あとちょっとやってみよう」「やりきってやる」という気持ちに。これは私自身の原動力になっています。
前提として、クライアント様がここまで協力的に動いてくださるのは、アンバサダークラウドの世界観に共感してくださっていること、そしてこれからプロダクトも良くなっていくと信じて使ってくださっているからこそです。そんなクライアント様の期待に応えられるよう、アンバサダークラウドを信じて使ってよかったと思ってもらえるよう、引き続き開発を進めていきたいと思います。
終わりに
思うままに書かせていただきましたが、クライアント様への愛、伝わりましたでしょうか。
ここでは書ききれないほど様々なエピソードがあるので、気になった方はカジュアル面談で気軽に聞いていただければ嬉しいです!