AI架空小説【第9話】「AIは敵じゃない」 | 株式会社ZERO-1
「また提案書の修正...?」何度目かわからないフィードバックに、深いため息。頭の中は真っ白で、どこから手をつければいいのかもわからない。その時ふと、カリキュラムで学んだ"ChatGPT"の存在が頭を...
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Google Meetの画面越しに映る、緊張した表情の新人たち。
あの頃の自分にそっくりだ。
「最初はみんな、“できない”から始まるんです。」
思わず出たその言葉に、自分でハッとする。
誰よりも不安で、誰よりも涙して、
誰よりも諦めかけたのは——私だったから。
それでも、
あのときの講師とのMTG、
仲間との夜カフェ、
初めて動いたPythonのコード、
泣きながら書いたスキルシート、
全部が今の自分を作ってくれた。
後輩の質問に答えながら、
かつての自分にも、少し微笑みかけている気がした。
「まだまだ学ぶことは尽きないけど、
“挑戦する人”でい続けたいと思ってます。」
これは、終わりじゃない。
“まだ見ぬ自分の可能性”と、
これからも出会い続けるために。
ZEROから始めたこの道を、私は、歩き続けていく。