AI架空小説【第7話】「"選ばれる"人になるために」 | 株式会社ZERO-1
数ヶ月が経ち、いよいよ少しずつ仕事にも慣れてきた。未経験での入社から始まり、最初は本当に毎日が不安だったけど、学んだことを実際に使ってみるうちに、少しずつ自信がついてきた。「さて、次の案件...どう...
https://www.wantedly.com/companies/company_7460853/post_articles/970964
きっかけは、入社前に見たWantedlyの投稿だった。
ノートPC片手にカフェで作業してる女性社員の写真。
「これが理想の働き方かぁ…かっこいいな」
その時から、自分も“自由な働き方”を夢見るようになった。
でも現実は——
毎朝ログインして、Google Meetで朝会。
お客様先とのコミュニケーションはSlackとメール、
時には提案資料を深夜まで作成する日もある。
「思ってたより全然自由じゃないじゃん…」
正直、落ち込んだ。
だけど、ふと気づく。
“自由”って、場所や時間だけの話じゃない。
「自分で考えて、自分で選べること」
その積み重ねこそが、
自分だけの働き方をつくっていくんだと、少しずつわかってきた。
最近では、ChatGPTを使って資料作成を効率化したり、
PythonとNext.jsで作ったツールを提案してみたり…
“どう働くか”を、自分の手で選べるようになってきた気がする。
カフェで仕事することよりも、
「この案件、提案してみたい」と自信を持って言える自分。
——その方が、ずっと自由だ。
「AIに仕事を奪われる」
そう思っていた頃があった。
でも今は、ChatGPTが“仲間”に変わった。
コードレビュー、資料作成、考えの整理まで、
共に働く“パートナー”としてのAIとの日々が始まる。