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GW8日間耐久 プログラミング・IT関係なんでも オンラインもくもく勉強会を開催しました!

株式会社TechFirst Leaders 毛利です。

GW8日間耐久 プログラミング・IT関係なんでも オンラインもくもく勉強会と題しまして、ゴールデンウィーク中4/29から5/6日の間、毎日10:00から19:00という勉強会的には比較的長い時間で、もくもく勉強会を開催しました。

結果としては、延べ175名、ユニークで92名の方に、ご参加いただきました。

■きっかけ
株式会社TechFirst Leadersは2020年1月に立ち上げたばかりの会社ですが、代表を勤めさせていただいています、私自身は、これまでに100回以上の技術系勉強会を主催し、もくもく会という形式の勉強会も多く主催してきました。

新たに会社を立ち上げたことを契機に、また勉強会を開催していこうとしていた矢先、新型コロナウィルスにより、オフラインでの勉強開催が難しくなってしまいました。
オンライン開催を模索するも、zoomなどのオンラインミーティングツールでは、参加者が多い場合の参加者同士のコミュニケーションが難しいことが、私自身の考える勉強会の趣旨と合わない部分があり悩んでいたところ、Remo Conferenceというツールに出会いました。Remo Conferenceは、6人ずつ座れるテーブルに分かれていて、テーブルごとにビデオチャットできるところが特徴で、まさに、私の開催したい勉強会にぴったりツールでした。

ツールの検証が済んだ頃に、ゴールデンウィークが迫っていたこともあり、非常事態宣言の最中、自宅で過ごされる技術者のみなさまに、一緒に自習できるような環境が作れないかと思い立ち、8日間連続、10:00-19:00開催という少々ハードなもくもく会を開催しようという流れになりました。

■会の運営
GW8日間耐久と銘打ちましたが、実際は、会の期間中、好きな時に来て好きな時に退席してよいという非常にゆるい会でした。もちろん主催者は、毎日参加のため、自分も勉強しつつ、会のアナウンスや宣伝をするなど、運営はなかなかハードでした。

■会期中の改善
オフラインのもくもく会だと、近くに座っている人と雑談や情報交換をするといった風景がみられますが、オンラインだとRemoのような6人席のビデオチャットツールでも、難しいことがわかりました。一応、マイクOFFにして集中するテーブルとマイクONにして雑談しながら作業できるテーブルを用意しましたが、後者でも話していない時に、自宅の環境音が入ってしまうため、結果マイクをOFFにする形になってしまうようです。
参加者同士がまったく交流をとらないのであれば、自宅で一人で作業しているのと変わらないので、もくもく会の目的としては参加者同士の交流の時間を別でとることが大事であると感じました。施策としては、もともと用意していた自己紹介タイム、成果報告タイム、懇親会とは別に、交流したい人だけが参加する、休憩・雑談タイムを定期的に設けることで改善しました。
そのほかにも、開催要領を状況に合わせてアップデートしたり、受付時に会の概要を口頭だけでなく資料で説明できる準備をしたりなど、日々改善することで、8日間開催して、だいぶノウハウがたまりました。

■大変だったこと
会期中にRemo Conferenceが重くなることがあり、一度Zoomへ避難することがありました。翌日には改善したのですが、会期中にツールを変更するかなどを検討しなければならなかったのは、わりと困りました。まだ、マイナーなツールなので致し方なしといったところでしょうか。

■自分が勉強したこと
開催中、私自身はPythonを勉強するということで、一参加者としても参加しました。
1日目、2日目で書籍で言語仕様をだいたい抑えて、3日目、4日目はフレームワークの書籍を読みました。
書籍を読むのも飽きてきたので、後半は、簡単なツールを作ってみました。企画的には、Remoの料金が少々高いため代わりに使う用途で、RemoのようなUIで席に着くとZoomのミーティングに参加できるというものです。期間的には残り4日ということで、プロトタイプレベルのものができれば良いと思い、機能は絞ってコンセプトが確認できるところまで作りました。
サーバサイドはGoogle App Engine上でPython/Flaskで実装、フロントはユーザの移動をアニメーションで表現したかったのでjqueryを使いました。テーブルに着席するとZoomのミーティングに参加できる機能と、ユーザ名とアイコンの組み合わせのユーザを表すDOMをクリックした場所にアニメーションで移動させ、自分以外のユーザもほぼリアルタイムで移動したり着席したりさせるところまで実装することができました。ブラウザ上のグラフィカルな表現を実装する場合、CanvasやSVGが選択肢として入りますが、DOM操作でも以外といけるのは、ちょっとした発見でした。

■開催してみて
まず、なによりたくさんの方とお会いできたのが良かったことでした。特にゴールデンウィーク中に勉強したりプロダクトを作ったりする志の高い方々と話ができたことは、自分自身にとっても良い刺激になりました。
また、会期中ほぼ毎日懇親会があったことも飲み会が好きな私にとっては嬉しいことでした(笑)

あとは、8日間という期間、集中して勉強できたことは非常に価値がありました。私自身、最近は経営の業務が多いこともあり、プログラミングは少々ブランクがありリハビリしなければと考えていましたが、ちょうど良いリハビリになりました。何と言ってもプログラミングを組むことが楽しめたのは、自分がエンジニアでありプロダクトを作ることが好きであることを再認識できる素晴らしい機会でした。

勉強会のオンラインでの単独開催は初めてであったため、参加者の皆様にはご不便をおかけるすることもあったもしれませんが、今回のノウハウを今後の勉強会に活かしていきたいと思います。

直近では「平日日中 プログラミングなんでも オンラインもくもく会」、「オンラインJavascriptもくもく会」を開催しています。勉強会支援サイトのconnpassで、参加者を募集していますので、ご興味のある方は、ご参加いただけると幸いです。

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