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【農場長インタビュー】疲れても楽しめる、それが私にとっての農業

今回は信州ファームで農場長として作物のスケジュール管理などを担当している小宮山豪(たけし)さんへのインタビューを実施しました。農業に興味を持つようになったきっかけから、楽しさと大変さまで包み隠さず話してもらいました。農場で働く従業員がどういった想いを持っているのか、気になる方はぜひご覧ください!

◾️プロフィール
小宮山豪(こみやま たけし)
信州ファーム荻原の代表取締役社長を務める荻原昌真さんとは3つ違いの実の兄弟。
幼少の頃から農業に関心を抱き、現在は農場長として若手の育成やスケジュールの作成/管理などを担当。苦労しながらも、100%のお米を作るために日々奮闘してる。

小学生で抱いた「農業をやってみたい」という感覚

—農業に興味を持たれたきっかけは何があったのでしょうか?

おそらく小学校の時だったと思いますが、父親の農作業の手伝いをしたときに、農業をやってみたいと思うようになりました。植物が育っていく様を見たりして、興味を持ったんです。

農業高校に通うことを決め、実家から少し離れたところで一人暮らしをしていました。高校生の段階で一人暮らしができることに、ワクワクしていたのを覚えています。高校では生物工学(バイオテクノロジー)の分野を勉強していました。高校を卒業して農業大学校に進学し、引き続き農業に関することを学んでいましたね。

—学生のときから「農業を仕事にしていこう」という気持ちは持たれていたんですか?

そうですね、農業に興味を持っていたのは事実です。ただ、農業に関連する他の仕事をやってみたい気持ちもありました。例えば、高校で勉強していた生物工学など、研究に関することにも関心を持っていました。各県にある「農業試験場」にも研修のために行っていましたから。

いろいろな仕事を探していた中で、大学のときにお世話になっていた農家の方が、脳梗塞で倒れてしまったんです。倒れた影響で農作業がしづらくなったので、私の方に「農作業を手伝ってもらえないか」と声をかけてくださいました。そういったいきさつで、信州ファームで働くことになりました。そういった経緯もあり覚悟を決めて信州ファーム荻原へ入社しました。

その方が作られていた田んぼの面積は本当に大きくて、私の周りでは見たことのないような規模感だったんです。ちょうど私が22歳になる手前ぐらいだったのですが、「こんな大きなところでお米づくりができるのはチャンスだ」と思えました。なので、もう1年行く予定だった大学を退学して、お手伝いを始めることになりました。

やった分だけしっかり返ってくるのが、農業の楽しさ


—小宮山さんが考える「農業の楽しさ」とは、どういったものですか?

小さい時から父親の農業などを見たり、自分が実際にやってみたりして思ったことが、「やった分だけちゃんと返ってくる」ということ。もちろん他の仕事でもそうですが、真面目にしっかりと向き合えばいいお米ができます。それが目で見てわかるのが農業の醍醐味です。

それから、一種の緊張感を味わいながら取り組めることも、魅力の一つかなと思います。田植えから収穫までの作業は年に一回しかできません。だからこそ、その一回に真剣に向き合う必要があるんです。

「スリル」というと語弊が生まれるかもしれませんが、何よりも一生懸命に取り組んだ結果として、お米ができあがる。誰よりも田んぼに行って、どういう風に育てていくのかを考えて、できあがるまでの過程を見れるのが農業の面白さだと思います。

—改めて、農業は非常に奥が深いものですね。

そうですね。これまで20年お米を作ってきましたけど、100%満足できるお米が作れたのはいつかと問われたら、正直なところないですね。毎年同じ気候にはならないので、どういったアクションを取ればいいのか毎年変わります。

もちろん「今年は最高のお米を作る」と毎年思ってやっていますが、100点満点の段階にはたどり着けていません。100点満点のお米を作るのは、一生かけても難しいのかもしれませんね。

でも、毎年最高レベルのお米を作れるようにと思いながら、お米作りに取り組めていると思います。

苦労は毎日、それでも楽しくなってくるもの

—楽しみながら農業をされていると思うのですが、苦労された経験がありましたらお伺いしたいです。

苦労は毎日です。休みたいと思えばいくらでも休めるので、自分を律することに苦労する場面はありますね。ただ、「ファーマーズハイ」という言葉があるんですけど、一定の段階を超えると疲れていても楽しく感じるんです。

例えば、大豆の収穫をする日が決まっていた日の前日、収穫当日に雪が降る予報が出ていました。「雪が降る前に収穫作業を終わらせないといけない」となったので、60kmほど離れた場所でしたが、トラックに機械などを全部乗せて行った覚えがあります。夜中というか朝までその作業をして、「今、頑張らなきゃ一年が無駄になる!」というハイな感じもあってとても楽しかったですね。

—いろいろな楽しい瞬間があるんですね。

いつどういったタイミングで農業が楽しいと思えるのかは、人によってバラバラだと思います。やはり多くの方は、時間をかけて育て上げたものを収穫するタイミングに、農業の楽しさを感じると思うんです。

ただ自分は違って、種をまいて芽が出る瞬間が一番楽しく感じます。黒い土しかないところから植物の芽が出てくる。子どもの時にその瞬間を見て、とても感動したのを覚えています。大変なことがあってもその瞬間に携われたときは、楽しさが勝つものなんです。

日本一の農家に、百姓になる


—農場長の小宮山さんから見た、信州ファーム荻原の強みは何ですか?

誰にもできない農業をやっていることです。農業は継続することが難しいものですが、当社ではただ継続するだけじゃなく、新しい挑戦も積極的に進めています。それから、未経験の方でもしっかりと教育して、農業ができるようになる点も強みだと思います。

「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますが、それは本当に大事な考え方だと思っていて。人間、好きなことには勝手に意識が向いていくものなんです。私が若い社員に教育をするときは、農業を好きになってもらえるよう意識しています。

—ありがとうございます。最後に、小宮山さんの今後の目標をお聞かせください。

日本一の農家に、百姓になることです。品質なのか技術なのか、何をもって日本一とするのか明確な基準はありませんし、その部分は今でも考えながらやっています。この目標は今後も変わらないでしょうね。
農場長の役割もこなしつつ、最高のお米を作っていきます。

―ありがとうございました!

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