はじめまして!株式会社ヤトラの藤井 隆弥(ふじい たかや)です。
趣味は「ひとり旅」と温泉(サウナ)巡り。
世界7大大陸を制覇し、30カ国以上、全国47都道府県すべてを旅してきました。

ボリビア ウユニ塩湖での星空。
「株式会社ヤトラ」は、年間約4万人の訪日観光客を迎えるインバウンド特化の旅行会社です。
この7月で4期目を迎え、メンバーの国籍も8カ国を超える多国籍なチームになりました。

4期目、会社メンバーでバーベキュー。
今回は、「大企業」と「ベンチャー企業」、その両方の生活を経験した僕だからこそ、「安定したキャリアにモヤモヤしている人」、「自分の可能性に挑戦したい人」に向けて、僕のストーリーをお話ししたいと思います。
目次
- 1.楽天での充実した日々と、心の中にあった「モヤモヤ」
- 2.お金はなくても、脳汁が出まくっていたあの頃をもう一度
- 3.ひとり旅の醍醐味、そしてトラブルの連続
- 4. 大企業を離れて手に入れたもの
- 5.最後に
1.楽天での充実した日々と、心の中にあった「モヤモヤ」
2021年4月に新卒で楽天グループに入社。同期は約700人。
最初は楽天モバイルへ配属され、中四国エリアの基地局設置プロジェクトを担当。その後、楽天トラベルへ異動した。
大企業ならではの「充実した教育制度」や「マニュアル」が整っており、ビジネスの基礎を学ぶには最高の環境だった。
同期、先輩、後輩、そして業務内容。
どれを取っても恵まれていて、会社に行くのが嫌だと思ったことは一度もない。
営業やマネジメントなど、多くのことを学び、仕事終わりには同期と毎日のように飲みに行く。何一つ不満のない生活だった。
ただ、なぜかどこか「モヤモヤ」があった。

楽天モバイルの同期とのバーベキュー。ほぼ毎日同期と過ごす。
2.お金はなくても、脳汁が出まくっていたあの頃をもう一度
思えば、僕の旅の原点は大学2年生の春休み。
4ヶ月間のカナダ留学を経て、日本とは違う言語や文化の面白さに取り憑かれた僕は、オーストラリアへ2ヶ月間のひとり旅に出た。
当時、全くお金がなく、「Hungry Jack's」というハンバーガーチェーンのアプリで毎日くじを引き、当たったハンバーガーを食べたり、
「Workaway」というアプリを利用してメルボルンの田舎町にある農場で働いた。

農場のオーナー「パウロ」。
なんで日本からわざわざオーストラリアに行ってこんなことをしてるのか周りからしたら理解できないと思う。
それでも、自分で考え、自分で決め、自分で行動する。
毎日何が起こるか分からない不安さえも、たまらなく面白かった。
言葉ではうまく表現できないが、脳汁が出まくっていたことを今でも鮮明に覚えている。
社会人になり働き始めてからも、「この感覚」をどこかで求め続けていた。
用意されたレールの上を歩く生活ではなく、
もう一度、自分の知らない世界へ飛び込み、自分の力で生きる感覚を取り戻したい。
そう思った僕は、楽天を退職した。
そしてなぜか坊主にして、世界の果て「南極大陸」へと旅に出た。

人生初めての坊主。
3.ひとり旅の醍醐味、そしてトラブルの連続
南極大陸では無数のペンギン。呑気に寝ているアザラシ、シャチやクジラが泳いでる。

寝起きのアザラシ。
無類の自然好きである僕にとってほんとに楽園みたいな場所だった。
その後、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア、ペルーと南米を旅して、ボリビアのウユニ塩湖では今隣の席で作業しているインターン生の堀江と出会った。
ひとり旅をしたからこそ、堀江に出会い、今こうして隣でAIを活用し、事業を爆推進してくれている。
ただ、南米での旅はトラブルの連続だった。
- 南極から帰還した直後に39度の熱になり、極寒のLCC機内で意識朦朧となったこと
- ペルーのクスコからの夜行バスで野良犬に噛まれたこと
- アヤワスカの儀式を受けて千手観音になったおかんが見えるほどスピリチュアルな世界に飛んでしまったこと
- 旅で出会い一緒に行動していたオーストラリア人の一眼レフが夜行バス乗車中に誰かにパクられたこと
日本では絶対に起きないことが世界では起こる。
トラブルが起きないようにする「マニュアル」なんてどこにもない。
自分の頭で考え、一つひとつ決断して解決していくしかないのだ。
4. 大企業を離れて手に入れたもの
僕は、「ひとり旅をすること」と「ベンチャーで働くこと」には、多くの共通点があると思う。
大企業では、用意されたマニュアルや仕組みの中で業務を遂行する力(1→10のスキル)が求められる。
一方でベンチャー企業は、自分たちでゼロから仕組みを作り、挑戦、失敗を繰り返しながら前へ進んでいく世界だ。(0→1のスキル)
代表の黄が言うように、旅もベンチャーも、想定外の「不確実なこと」が発生する。
だからこそ、生き残るために一つひとつ物事を解決していく圧倒的な「問題解決能力」が試されるのだ。
創業当初のヤトラには、マニュアルなんて存在しなかった。
必要なものは、自分で作るしかない。
- 営業リストがなければAIと壁打ちし、片っ端から電話をかける。
- メディアのホームページがなければ、YouTubeを見ながら制作する。
- 人事がいなければ、自分が面接官になる。
担当ごとに部署があり、依頼すれば仕事が進んでいった楽天時代とは、まったく異なる環境だ。
やったことのない仕事ばかりで、眠れない日々も続いた。
それでも、営業して初めて受注できたときや、企画した動画が100万回再生を超えたときの「脳汁」は忘れられない。
自分の力でゼロから挑戦していく面白さ。
旅をしていた時と同じ高揚感こそが、大企業を離れて僕が手に入れたものだった。
大企業とベンチャー企業、どちらが良い悪いという話ではない。
一長一短だからこそ、自分がほんとにワクワクする生き方を選ぶべきだと思う。
5.最後に
僕がヤトラに入社したきっかけは、小学生の頃から一緒に過ごしてきた幼馴染であり、代表である田代の存在だ。
彼に上野のシェアハウスへ誘われ、黄と3人で共同生活を始めたことで、退職への決意はより固まったのだと思う。
周囲にどんな人がいるか、どんな環境に身を置くかは、本当に重要だと実感した。

上野ハウスにて。
そして現在、僕はメディア事業を統括している。
インバウンド向けメディア「Travel Japan Together」は、合計フォロワー50万人を突破し、月間600万回視聴される規模まで成長した。
TJTは「ツアー×メディア」という唯一無二のプロモーションで、日本全国の自治体や観光事業者のインバウンド集客を支援している。
インバウンド向けのツアー造成、SNSプロモーション、コンサルティングなどを行っているので、ご興味のある方はお気軽にご連絡ください!
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