こんにちは!fluct採用広報のまおです🐈今回は職種紹介第3弾をお届けします❕CREとは何?具体的に何をしているの?など様々な疑問に関して、CREの方だけでなく、コンサルタントの方へのインタビューを通してお伝えしていきます💪必見です👀
①自己紹介
ーー自己紹介をお願いします。
笹本将平と申します。(写真左)
2016年にfluctにエンジニアとして入社しました。2018年の秋に人事に異動して、2020年にfluctに戻り、CREとして働いています。
弓長佳未と申します。(写真右)
WEBパブリッシャー向けのコンサルタントを行なっている、メディアグロース本部で本部長をしております。
②CREとは?
ーー早速ですが、CREとはどういうものですか。
笹本:2016年にGoogleが提唱した新たな職種です。Customer Reliability Engineeringの略称で、主にクラウドサービスやSaaSを提供する企業でよく見られる気がします。顧客視点でサービスの信頼性を評価・改善したり、顧客が抱えている課題やニーズを理解し、それをプロダクト開発チームにフィードバックし、製品の改善につなげる機能を持っている職種(チーム)だと考えています。
ーーCREはどのようなお仕事をされているのですか。
笹本:前提として、比較的新しくできた職種なので、企業によって行っていることは違うんですよね。
CREの一般的な役割としては、自社が提供しているサービスを顧客が最大限に活用できるように、技術的な問題を解決したり、新しい機能の導入を支援するケースが多いです。Customer Reliabilityと名前にある通り、顧客から自社(サービス)への信頼性を担保する役割を担っています。
③fluctのCREに関して
ーーfluctのCREはどのような役割をお持ちですか?
笹本:
fluctのCREチームは、エンジニアリングを軸に、媒体の課題を解決していくチームです。
fluctの場合、お客さんである媒体社と直接コミュニケーションを取っているのはインターネット広告に詳しいコンサルタントで、基本的にはコンサルタントが媒体の課題を理解し、解決しています。CREはコンサルタントでは解決が難しいような技術的な問題を解決しています。
ーーCREの立ち上げ経緯をお伺いしたいです。
笹本:
元々、テクニカルサポートを行うチームはあったのですが、ちょうど僕がfluctに戻ってきた際2020年にCREの前身となるものが始まりました。
fluctでは、2020年以前は自社プロダクトであるfluctSSPの提供を主軸とした事業を行なっていたのですが、2020年頃からはfluctSSPのみでなくGoogleや他事業社のプロダクトも活用したコンサルティングを開始するという大きな方向転換をしました。
その時にちょうど僕がfluctに戻ってきたので、コンサルタント数人のチームにエンジニアを入れてやってみようという施策がCREの前身となります。
結果、パブリッシャーからの満足度も良く、コンサルのチームに入るエンジニアも増やそうとなったので、CREというチームが生まれました。
ーーfluctのCREチームにはどのような方がいらっしゃるのですか?
笹本:
開発もするのでコードが書ける人、Googleのアドマネージャーに詳しい人がいます。
アドテクとWeb開発の技術に詳しく、問題解決が得意な人が多いイメージですね。
そのため、どうすると、パブリッシャーが課題を解決できるかまでのサポートが可能です。
ーーCREはどのような価値を提供していますか?
弓長:
CREの提供価値は大きく分けて2つあります。
1つ目はマイナスを埋める対応です。
「広告が表示されない」などの問題への対応をしています。
2つ目はプラスを生み出す対応です。
パブリッシャーの収益向上に繋がる施策も多く生み出しています。
例えば、パブリッシャーサイドでは技術的な理由によって対応できなかった、アドサーバーを使わないで同一枠への複数事業者の配信を実現した事で、メディアの広告収益を月間2,000万円向上させた実績があります。
ーー複数事業者のタグを同一表示を可能にしたのはやはり技術があったからでしょうか?
笹本:
そうですね。1点加えるとすると、お客さんの共通の課題が見えやすかったことが挙げられます。
多くのパブリッシャーから困り事の相談が来るので、複数のパブリッシャーが同じ課題に直面していることが分かり、実装に至りました。
そのような課題は、仕組みとして組み込んだり、プロダクトの機能として追加することで、プロダクトの質が向上し、満足度向上にも繋がります。
ーー回答スピードはどれくらい上がったのですか?
弓長:
例として、広告枠がうまく表示されないという問題に対してお伝えすると、以前は朝に問題が発生した場合、夕方までに問題の原因と解決策をお伝えするスピード感でしたが、CREにより1時間程度に短縮しました。
ーーなぜそのような短縮が可能だったのでしょうか?
弓長:
問題を解決するためには、多くのの中から、問題の原因を特定する作業が必要になります。
ここをコードやシステムに関する知識が深いCREが担当することによって、迅速な原因追及が可能になりました。
また、複雑な問題になると、ウェブページのコードが干渉して広告枠が正しく表示されないこともあります。
こうした場合にも、CREはどの部分が問題を引き起こしているかを見つけ、適切なコード変更案を提案することができるため、短時間での対応が可能となりました。
④やりがいに関して
ーーCREとして働かれていて感じるやりがいに関して教えてください。
笹本:CREとしてコンサルや媒体、お客さんといった自分たちに近い人々から感謝の声を直接聞けることですかね。
あとはシンプルに問題解決をたくさんできるので、面白いですね。
ーーどのような感謝の声が届きますか?
笹本:僕たちのサポートによって、やりたいことが実現できた、または丁寧なサポートを受けてありがとうなどのお言葉をいただけます。
ーーありがとうございました!
今回は、パブリッシャーの課題を技術的に解決するCREに関してご紹介しました!最後まで読んでいただきありがとうございます✨
SpotifyでもCRE関して紹介をしているので、こちらもぜひお聞きください🎧♪
https://open.spotify.com/episode/2suIIZK2ERnvnjJBsyOO3x?si=xTvuNXx5SRun64-qQ4vfpw
次回の更新もお楽しみに!🌟