【サービス紹介】需要が増え続けるデータセンターの設計・運用におけるスタンダードを作る『データセンターサービス』とは? | 事業・サービス紹介
クラウドやAI、DXが加速する現代において、IT基盤の最重要拠点となるのが「データセンター」です。IIJエンジニアリングのデータセンター事業は、データセンターサービスや設備の維持管理に留まらず、...
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クラウド、AI、ビッグデータ。私たちの生活を支えるデジタル社会の裏側には、24時間365日止まることなく動き続ける「データセンター」が存在します。IIJエンジニアリングにおいて、この物理基盤の設計やデザインを支援し 、運用をマネジメントしているのが「データセンター本部」です。
前回の記事ではデータセンター事業の全体像や、フィールドサービス部門との立ち位置の違いを紹介しました。今回はさらにその内部に踏み込み、部門を構成する各チームや業務内容を解説します!
▼データセンター本部・データセンターサービスについての紹介記事
データセンター本部は、大きく「サービス部」と「技術部」の2つに分かれ、それぞれが独自の役割を担いながら連携しています。ここではまず、各部門の概要を整理します。
IIJグループが提供するデータセンターサービスの「提供(デリバリ)」から、利用開始後の「安定運営」までを一貫して管理・統括する組織です。
お客様が利用を始める前の要件整理や物品調達、そして利用開始後の運用ルール策定や設備の保全、さらには利便性を高めるための自社システム開発までを幅広く担います。このように、サービスの導入から日常の運用、さらには品質改善まで、サービスのライフサイクル全体に責任を持つことで、お客様が安心してIT資産を預けられる環境を構築しています。
【サービス部各チームの詳細について】
◼︎サービス課
データセンターサービスそのものの維持・管理を担います。運用のルール作りから、サービス基盤を支えるシステムの開発、建物から電気・空調などデータセンター設備の保全まで、サービスを継続させるための仕組みを整えるチームです。
◼︎セールスデリバリ課
案件が動き出す際の「入り口」から「導入」までを担います。営業と連携した案件調整や見積算出、物品の調達、そしてデータセンター内での各種工事の施工管理まで、お客様にサービスを届けるプロセスを統括します。
技術部は、中長期的な視点からデータセンターの価値を高めるための組織です。最新技術のリサーチやプロダクト開発に加え、社外への知見提供を担っています。これらは、多様化する顧客ニーズを先取りした仕組みの実現や、業界標準に捉われない新技術の取り入れを目的としています。IIJグループの知見を外販・提供することで、自社サービスの品質向上と、データセンター市場における信頼性の確立を同時に図っています。
【技術部各チームの詳細について】
◼︎技術課
データセンターの付加価値を高めるためのプロダクト開発や、最新技術のリサーチを主導します。既存の製品をそのまま導入するだけでなく、自社で開発・カスタマイズを行うことで、運用の効率化とコスト低減を両立させています。
◼︎エンジニアリング推進室
データセンターの事業者や利用者に対し、設備設計から運用構築までニーズに応じた支援を行うコンサルティングや技術支援を行なっています。 IIJグループが長年蓄積してきた高度な運用知見を外販することで、業界全体の品質向上に寄与しています。
各課がそれぞれの専門性を発揮し、連動することで、顧客のライフサイクルに合わせたインフラサービスを提供しています。 ここでは、業務の流れに沿った4つの主要な役割と、その具体的な実務内容を解説します。
サービス管理では、大きく分けて「運用管理」「システム開発」「設備保全」の3つのチームが動いています。
◼︎運用管理
データセンター利用のルール策定や、トラブル発生時のエスカレーション対応、利用に関する問い合わせや、アナウンス、アカウント管理などを行います。サービス全体の健全性を俯瞰する、運営の要です。
◼︎システム開発
IIJデータセンターサービスの入館申請や契約情報管理などのシステムを設計、構築します。外部委託ではなく、IIJデータセンターサービスとして必要となる機能を自社でシステム開発しています。
◼︎設備保全
データセンターの機能が安定提供されるよう、建物や電気・空調・セキュリティなどの設備のメンテナンスや、トラブル発生時の対処などをパートナーと連携して対応します。
案件推進では、サービス利用開始までの工程を支えます。
◼︎案件デリバリ
IIJの営業部隊と連携し、要件整理や見積調整を行います。要件に応じて製品選定や構成検討を進め、短納期や低コストなど顧客メリットのある提案を実施。受注から納品までのスケジュールをコントロールします。
◼︎工事・施工管理
DC内のラック設置から、最近ではスターリンクのアンテナ設置といった特殊な工事まで幅広く対応します。パートナーと連携し、品質・安全・工程を管理する施工管理としての役割を担います。
◼︎営業事務・定型業務
売上や請求、予実管理などお金に関わる事務処理を担い、 事業の継続性を事務面から支えます。
より中長期的な視点でデータセンターの価値を高めるR&D(研究開発)に近い業務を担います。
◼︎プロダクト開発
「ラックごとの電力量を可視化したい」「電力や温度、電子錠などを統合監視したい」といった課題を、技術で解決します。メーカーと連携したり、センサーやクラウドなどの技術を組み合わせたりして、プロダクトを開発しています。
IIJグループ外の事業者へ向けたアドバイザリー業務も行っています。
◼︎設計・構築支援
新しくデータセンターを立ち上げる事業者に対し、設計に関する支援や、安定稼働に向けてデータセンター運用構築を支援します。既存事業者に対しても、課題や困り事へのアドバイスも行い、顧客のライフサイクルに合わせた支援を行います。
データセンター事業に携わる仕事では、ITエンジニアとしての枠を超えた、市場価値の高いハイブリッドなスキルが獲得できます。
1. IT×ファシリティの複合知識
サーバーやネットワークの知識はもちろん、データセンターを動かすための電気、空調、建築といった「物理的なインフラ」の知見が身につきます。この両面を理解しているエンジニアは業界でも希少であり、強力な武器となります。
2. プロジェクトマネジメント能力
大規模な案件の要件定義から、多数のパートナー企業を巻き込んだ施工管理まで、複雑なプロジェクトを完遂させる力が養われます。
3. 仕組みをゼロから創る力
データセンターの運用ルールそのものを作ったり、自動化ツールを自社開発したりする経験を通じて、既存の作業をこなすだけではない「デザインする力」が手に入ります。
また、IIJエンジニアリングでは、個人の志向に合わせた多様なキャリアパスが用意されています。
◼︎マネジメント(リーダー・マネージャー)
案件やチームを統括し、組織運営や顧客折衝のプロフェッショナルを目指す道です。
◼︎技術スペシャリスト(エバンジェリスト)
開発やリサーチを極め、次世代のデータセンタープロダクトを創り出す道です。現場を知る設計者として、IIJグループの大規模プロジェクトに参加するチャンスもあります。
◼︎サービス企画・コンサルタント
運用の知見を活かし、新しいサービスの企画や、外部事業者へのコンサルティングへとステップアップする道です。
今回は、サービス課・セールスデリバリ課それぞれの課長から仕事の魅力や働く環境についてお聞きしました!
データセンターは専門性が高いため、 お客様や営業が理解しやすい言葉に整理し、問題解決に向けてハンドリングしていくのは面白いですし、非常にやりがいがあります。
かつて電気や空調などの設備トラブルが発生した際、関係者への情報展開、暫定対処から復旧までの調整、再発防止策の策定までを完遂したときは、精神的にはハードでしたが、社会インフラを支えているという実感を強く感じました。
もちろん未経験からでも活躍できますが、設備保全業務は電気設備や機械設備に知見があるとよりスムーズに業務に入っていけると思います。他の業務では、最初は専門用語に戸惑うかもしれませんが、OJTでフォローしていただけます。ITスキルについては、会社として講座受講推奨制度(eラーニング)などが提供されていて助かっていますね。
また、IIJエンジニアリングには「技術に対する熱意」を尊重する温かい文化があるので、やる気がある方であれば、周りのサポートを受けながら着実に成長できます。
シンプルですが、自分の提案がお客さまに響いた瞬間ですね。大規模な工事案件で「運用のしやすさを考えると、この配置にした方がいいですよ」といったアドバイスが採用され、実際に現場がうまく回っているのを見ると、この仕事の意義を感じます。受注から納品まで、自分の力で案件をコントロールしきった時の達成感は格別です。
ボトムアップ文化が浸透していると感じます。実は当社では社長室を作っておらず、データセンター本部は社長の席が近いです。 距離の近さが象徴するように、手順の改善や新しい挑戦に対する意見は、年齢に関わらずしっかりと耳を傾けてくれます。心理的安全性がある環境で、自分たちのサービスをより良くしていく挑戦ができます。
データセンター事業の推進に関わる 業務は多岐にわたりますが、そのすべては「ITインフラを物理的な側面から最適化し、安定したサービスを届ける」という一つの目的に向かっています。
この環境で働く最大のメリットは、自身の担当領域に留めることなく、インフラが提供されるまでの全工程を肌で感じられる点にあります。目の前の業務をただこなすのではなく、前後工程のチームと知見を共有し、社会を支えるITインフラを一緒に形づくっていきましょう。
皆さんからのご応募お待ちしております!
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