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先端技術ならではの成長感。暗号資産のリーディングカンパニーで働く面白さ

「暗号資産」は近年では次世代の新しい経済を支える存在として期待されています。

一時は投機的な側面ばかりが注目を集め、社会問題になるほどの広がりをみせましたが、現在では経済を支える存在に変容しつつあるのです。

そんな中、国内最大級の暗号資産取引所を運営するのが私たちbitFlyer。「ブロックチェーンで世界を簡単に。」をミッションに掲げ2014年に設立されました。既にアメリカ、ヨーロッパとグローバルに事業を展開しており、世界中にユーザーを抱えています。

bitFlyerには、先進的な領域に取り組んでいるが故に、各業界のスペシャリストが集まっていて、その一人が2019年に入社したインフラエンジニアのYekai Yu(イェカイ ユ)。世界の名だたる大学に合格し、学生時代からAIやブロックチェーンに精通していた彼が、なぜbitFlyerを選んだのか。

今回は彼が感じた暗号資産市場の可能性と、仕事の面白さについてインタビューしました。


「誰もが自由にクリエイティブできる」ブロックチェーンの魅力に惹かれて入社を決意

―まずは学生時代について聞かせてください。

私は高校まで中国で過ごしており、アメリカのオハイオ州立大学に進学して材料工学を学んでいました。そこでは合金を作る研究をしていて、特に合金のシミュレーションを研究テーマにしていました。実際に合金を調合する前に、思っていたような出来上がりになるのかシミュレーションするシステムを作っていたのです。

大学卒業後は、さらに研究を続けたいと思い、世界中の大学院の試験を受けました。シドニー大学やペンシルベニア大学にも合格したのですが、最終的に家族に相談して決めたのが東京大学です。私自身、日本の文化が好きでしたし、姉が日本に留学していて印象がとてもよかったので。

―東京大学では、どのような研究をしていたのでしょうか。

東京大学では画像認証の研究をしていて、特に和牛の顔を識別するシステムを開発しました。被災のあった福島県の畜産農家の方が、少人数でも畜産を行えるシステムを開発して、被災地の復興に貢献したかったのです。

アメリカにいた時から、AIや画像解析の技術には興味を持っていて、結果的に東大で修士を取得しました。

―bitFlyerに入社した経緯も聞かせてください。

bitFlyerに出会ったのは、ボストンキャリアフォーラム(BCF)に参加した時のことです。BCFはアメリカ留学などをしている学生が、日本の企業に就職するための就活イベントで、bitFlyerも出展していました。

2017年のICOブームを機に、私もブロックチェーン技術に興味を持つようになり、自分でも趣味で開発をしていました。就活の際にはブロックチェーンを使った仕事をしたいと思っていたのでbitFlyerに入社することにしたのです。

―なぜブロックチェーンに興味を持ったのでしょうか?

ブロックチェーンを使えば、誰かの許可がなくても自由にサービスを提供することができます。アイデアさえあれば自分で考えたサービスを世に広め、評価してもらえる世界観に惹かれました。


急変する市場でも、快適な取引環境を整えるのがミッション

―現在の業務内容について教えてください。

今はSREとしてユーザーがスムーズに取引できる環境を整備しています。暗号資産は、著名な経営者が発するTwitterの一言などにより、突然取引量が急増することもあるので、それに耐えられる拡張性が必要になるのです。

特に私達のサービスは資産に直接関わるものなので、ユーザーの評価もシビアです。少しレスポンスが悪くなるだけでもSNSに反応があるので、常に快適な取引環境を整えておかなければなりません。一方でUIを改善して使いやすくなっても反応があるので、それがやりがいになることもあります。

―ECやゲームなど他の業界でも急増するトラフィックに対応する仕事がありますが、暗号資産ならではのやりがいはありますか?

確かに、EC業界などでも一時的にトラフィックが急増することはあります。しかし、EC業界でトラフィックが増えるのは、セールの時など予めタイミングを予測できますよね。

一方で暗号資産は、有名人のツイートなど些細なきっかけで市況が激変するので、全く予想がつきません。それに対応するのは、相応のスキルが必要で難しい仕事ですが、うまく対応できた時は大きなやりがいも感じます。


自分の技術を現場で磨きたい人に最適

―入社してから仕事で苦労したことがあれば聞かせてください。

bitFlyerでは、良くも悪くもいわゆる新人研修と言われるものがほとんどないことです。一般的な企業のように、3ヶ月間研修をしてから現場に入るということはなく、簡単な説明を受けたらすぐに現場で働き始めます。

初めての仕事に戸惑いもありましたし、最初は苦労もありました。しかし、すぐに自分の力を現場で発揮できる環境は、私にとってはよかったと思っています。どんなに大学時代に趣味で開発をしていても、それと仕事で開発するのとでは一線を画します。チームでの開発や、ミスができない緊張感は、仕事でなければ体験できません。

最初は苦労もありましたが、それだけ成長を実感できているので、bitFlyerに入社してよかったです。

―そのような環境の中で、どのような人ならマッチすると思いますか。

少なくとも即戦力として働ける技術力は必要だと思いますが、分からないことがあればメンターに相談できるので、全て自己解決できる力を持っている必要はありません。自分で考えて動ける姿勢があれば、すぐにキャッチアップできると思います。

また、大事だと思うのは「π型人材」の素養です。1つのジャンルを極めてスキルを横に広げる人のことを「T型人材」と呼びますよね。π型人材は、さらにもう一つの得意ジャンルを持っている人のこと。入社時点ではT型人材でも構いませんが、自分の得意領域だけでなく、幅広い技術に興味を持てるπ型人材の素養を持っている方は仕事を楽しめると思います。


「ブロックチェーンの可能性はこれから」暗号資産業界で働く面白さとは

―暗号資産業界で働く面白さを教えてください。

一つは、ブロックチェーン市場が発展途上であるが故に自分自身も成長がしやすいことです。業界で働いている人もオープンマインドで、知的好奇心が強い方が多いので、そのような人たちと切磋琢磨していける面白さがあります。

最近はweb3など、さらに新しい領域も生まれていますが、それらの技術も私達のような暗号資産のプラットフォームが入り口になります。そのため、常に最新の技術に触れていられるのも魅力ですね。

また、業界のレギュレーションも完全に整備されておらず、それを自分たちで作っていける面白さがあります。特に私たちは日本のリーディングカンパニーなので、金融庁などと協力しながら一緒にルールを作っていかなければなりません。一つの産業を作っていくという責任とやりがいのある仕事です。

―領域として一定認知度は向上したと思いますが、これから市場はさらに発展していくと思いますか?

これからが本当にブロックチェーンの価値が広がるフェーズだと思っています。YouTubeが登場し、誰もが簡単に動画を投稿できるようになったことで、動画市場は急速に成長しましたよね。

ブロックチェーン技術を使えば、たった100行のプログラミングでも面白いサービスを作ることができ、それを自由に公開できます。これから多くの方が自分のアイデアを活かしてサービスを公開していけば、今後ますます市場は発展していくでしょう。

そのためには、もっとブロックチェーンが社会に浸透していく必要があります。例えば今は誰もが持っているスマートフォンも、日本に上陸し始めた頃は懐疑的な人が多かったですよね。みんなが使う技術になれば、それを使って新しいサービスを提供する人も増える。ブロックチェーンも、キラーアプリのようなものが誕生し、多くの人に注目されるようになれば一気に拡大していくと思います。

―最後に、暗号資産業界に興味を持った方にメッセージをお願いします。

先程も言ったように、暗号資産はまだまだ大きな可能性を持っています。bitFlyerなら、その可能性を広げていく仕事ができますし、自分自身もまた大きく成長させられる環境が整っています。

もっと自分の可能性を広げたい、新しい産業を作っていく仕事がしたいと思っている方は、ぜひ一度話を聞きに来てみてください。

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