こんにちは、SaR人事部の荒川です。
「未経験からデータサイエンティストって、本当になれるの?」
採用面談でもよくいただくこの質問に、一番リアルに答えてくれるのは、実際に研修を乗り越えた社員の声だと思っています。
今回は、異業種から未経験でSaRに入社し、2ヶ月の研修を終えたばかりのO.Tさんに話を聞きました!
入社前の不安、研修のリアルな日々、そして2ヶ月で自分がどう変わったか——これから転職を考えている方にぜひ読んでいただきたい内容です。
異業種からの転職。なぜデータサイエンスだったのか
——O.Tさん、本日はよろしくお願いします!まず、前職について教えてください。
よろしくお願いします。
前職はIT業界ではなくて、酒屋での店舗管理や配達をしたり、オフィスビルでバレー業務をしたり。あとは知り合いに頼まれて、ちょっとしたソフトウェアを作ったりもしていました。いわゆる「IT一筋」のキャリアではなかったですね。
——まったくの異業種ですね。そこからデータサイエンスに興味を持ったきっかけは?
AI系の資格を取る勉強をしていた時に「データサイエンス」という分野を知ったのが最初です。
IT系の仕事にもいろいろありますけど、ビジネスの意思決定に近いところで関われるのが面白そうだなと。しかも業界を問わず活かせるスキルなので、将来性も感じました。
——その中でSaRを選んだ理由は何でしたか?
「未経験からデータサイエンティストを目指せる環境があること」「いろんな業種での実績があること」「研修制度が手厚いこと」この3つが大きかったです。
入社後にちゃんと成長できるイメージが持てたので、ここで挑戦しようと決めました。
——入社前に不安はありましたか?
もちろんありました。ITの実務経験がほぼなかったので、「本当についていけるのかな」という気持ちは正直ありましたね。ただ、面談の時に研修の内容やサポート体制を詳しく聞いて、「ここなら大丈夫そうだ」と思えたのが大きかったです。
研修の全体像——基礎1ヶ月+実践1ヶ月
——研修は2ヶ月間とのことですが、どんな内容でしたか?
前半の1ヶ月はインプット中心です。コンピューターサイエンス、統計学・機械学習、クラウド技術、BIツールなど、データサイエンスとデータエンジニアリングの土台を一通り学びました。後半の1ヶ月は、学んだことを使って仮想のビジネス課題を解決する実践演習に取り組む流れでした。
——特に印象に残った技術はありますか?
クラウド技術ですね。オンプレミスだと大変になりがちなことを、クラウドってすごく柔軟に解決してくれるんですよ。高度なインフラやAIの仕組みを、専門家じゃなくても比較的手軽に使えるようにしている。社会全体へのインパクトが大きいなと感じました。
——実践演習では何を作ったんですか?
公開されている映画データを使って、データ分析基盤を一から構築しました。データの取得、蓄積、加工、可視化、そして分析まで一気通貫で。
——一連の流れを全部やるんですね。
はい。部分的にやるのと全体を通してやるのでは、見える景色がぜんぜん違いました。「ここで加工しておかないと後で困るな」みたいな、全体設計を意識する感覚がつかめたのは大きかったです。
研修中の1日と、未経験ならではの壁
——研修中の1日のスケジュールを教えてください。
朝6時に起きて軽く運動、8時45分に出勤。日中は講義や実習を受けて、18時に退勤。帰宅後は夕飯とお風呂のあと、20時半くらいからその日の復習をして、23時に就寝という感じでした。
——帰宅後も勉強していたんですね。
大変は大変でしたけど、学んだことが翌日の講義にすぐつながるので「やらされている感」はなかったですね。「昨日復習しておいてよかった」って思える場面が多くて、自然と続けられました。
——サポート体制はどうでしたか?
毎週、進捗確認や学びを共有する場があって、現場で活躍しているデータサイエンティストの先輩から実践的なアドバイスがもらえます。わからないことがあれば講師にメッセージで相談できるんですけど、相談の仕方や伝え方にもルールがあって。ただ質問するだけじゃなくて「自分はここまで調べて、こう考えたけどここで詰まっている」という形で伝えるんです。そこも含めて実務的な訓練になりました。
——一番苦労したことは?
後半の実習ですね。IT技術って範囲が広いしアップデートも早いので、前半の講義だけで全部カバーするのはやっぱり難しくて。エラーやバグが出ても発表日は決まっているから、優先順位を考えて、仮説を立てて試して、ダメならまた修正して……の繰り返しでした。正直かなりきつかったです。でも、この経験があったからこそ実践的な力がついたと感じています。
2ヶ月で何が変わったか
——研修を通じて、O.Tさん自身が一番変わったと感じることは?
データエンジニアやデータサイエンティストの視点で物事を捉えられるようになったことですね。ただデータを見るだけじゃなくて、「どこから取得して、どう整理して、どう活用すれば価値につながるか」まで考えるようになりました。
ニュースや日常のサービスを見た時も、「この裏ではどんなデータが動いているんだろう」「このデータを集めて加工すれば、こういう分析ができそうだな」って自然に考えるようになったんです。そういう視点の変化に気づいた時、成長を実感しました。
——技術だけじゃなく、考え方そのものが変わったんですね。
あとは、タスク管理や報連相みたいな社会人としての基本もかなり鍛えられました。研修中は毎日のスケジュール管理や進捗報告も求められるので、技術と同じくらい「仕事の進め方」が身についた実感があります。
——SaRが大事にしている「自走力」は身につきましたか?
身についたと思います。わからないことが出てきた時にまず自分で仮説を立てて、調べて、試して、結果を見て修正する。このサイクルを何度も回しました。闇雲に調べるんじゃなくて「何を確認すれば前に進めるか」を考えながら動く力がついきました。今では日常の問題解決でも、まず状況を整理して原因を切り分ける癖がついてきましたね。
これからの目標と、迷っている方へ
——今後の目標を教えてください。
ビジネスへの理解があるデータエンジニア・データサイエンティストを目指しています。使いやすくて価値のあるデータ基盤を作るところから、そのデータをもとに深い分析を行って、意思決定につながる示唆を出すところまで、一貫して価値を出せる人になりたいです。
——最後に、未経験からの転職を迷っている方にメッセージをお願いします。
未経験からの挑戦は、正直簡単ではないです。研修中は何度も壁にぶつかりましたし、「自分にできるのかな」と思う瞬間もありました。でも、その分挑戦する価値はかなり大きいと思います。
これからの社会って、データを活用して意思決定する場面がどんどん増えていきますよね。だからこそ、データを扱える人材の価値も高まっていくはずです。それに、データサイエンスの仕事って、今まで見えなかったものを見えるようにしたり、ビジネスの課題設定に直接関われたりするので、すごくやりがいがあるんです。
僕自身、酒屋や接客業というまったく違う世界から来ましたけど、今はデータを見る目が完全に変わりました。迷っているなら、まずは一歩踏み出してみる価値は絶対にあると思います。
——O.Tさん、ありがとうございました!
異業種からの転職で不安もあったというO.Tさんですが、「2ヶ月前の自分とは見える世界が変わった」という言葉がとても印象的でした。
SaRでは、未経験からでもデータサイエンティストとして成長できる研修制度と、現場で活躍する先輩のサポート体制を用意しています。O.Tさんのように異業種からのキャリアチェンジも、私たちは全力で応援します。
「経験がないから」と諦める前に、ぜひ一度お話しさせてください!
執筆:SaR 人事部 荒川
SaRでは一緒に働く仲間を募集しています。
♯プロフィール
O.Tさん
データソリューション事業部
慶應義塾大学 卒業
2ヶ月間の研修を乗り越えたばかりで、現在はデータサイエンティストとしての第一歩を踏み出し、実務での価値発揮に向けて奮闘中。