こんにちは。
株式会社SaR 人事部の荒川です!
「未経験から挑戦するうえでどんなサポートがあるの?」
という質問をいただくことがあります。
未経験からデータサイエンティスト・エンジニアとして成長するうえで、
技術向上のための勉強は必要不可欠です。
SaRでは2か月間の初期研修だけでなく、社員の技術の向上をサポートしています。
今回はその一例として、DS部の大谷さんにお話をお聞きしました。
Google Cloud Next Tokyo 2026
こんにちは!
ソリューション事業部の大谷です!
先日、Google Cloudの大型イベント「Google Cloud Next Tokyo 2026」に参加してきました!
個人的に強い関心があったテーマだったため参加を希望したところ、会社から承認とサポートを受け、業務の一環として現地で深く学んできました。
現地で得た多くの気づきと実務に繋がる視点を、共有していきます!
AIは“試す技術”から“使う技術”へ
全体を通した所感会場全体を通して強く印象に残ったのは、
「AIが単なる先端技術から、実務に即投入できるソリューションへと進化している」という点です。
これまで専門的な知識や高度な設計を要していたデータ分析・活用基盤が、より扱いやすく実践的な仕組みとして整備されつつあります。
変化のスピードは非常に速く、「複数の最新機能を組み合わせることで、これまで解決が難しかった複雑な課題に迅速に対処できるフェーズ」に入ったことを強く実感しました。
AIの答えに「根拠」が見える時代に
特に注目したテーマ・セッションをご紹介します。
① AIの信頼性を担保し、根拠ある意思決定を支援する仕組み生成AIの活用において課題となりやすい「根拠のない回答(ハルシネーション)」を防ぎ、回答精度を高める取り組みです。
本セッションでは、AIが回答を生成する際、社内のどの情報やデータ間の関係性を参照したのかという推論プロセスや根拠を明確に可視化する技術が紹介されていました。「なぜその結論に至ったのか」という背景を追跡・検証できるため、厳格さが求められる業務や顧客向けサービスにおいても、安心してAIを運用できる可能性を感じました。
高性能AIを、もっと現実的なコストで
② 高性能モデルのコスト最適化と実践的な運用アプローチ「高精度なAI=高コストで導入ハードルが高い」というイメージを覆す、費用対効果に優れた運用ノウハウについてのセッションです。
即時性を求めないデータ処理を夜間や非同期でまとめて実行する「バッチ処理」の活用など、システム設計上の工夫によってAPIコストを最小限に抑える手法が示されました。
こうした設計手法を取り入れることで、大規模システムに限らず、中規模のデータ基盤や既存プロダクトであっても十分に現実的なコスト感でAIを組み込めるという点は大きな収穫でした。
AIエージェント開発が、ぐっと身近に
③ ローコードによるAIエージェント構築の進化(Vertex AI Agent Builder)高度なプログラミングを行うことなく、画面上の直感的な操作でAIエージェントを構築できるツールの進化です。
従来であれば複雑な連携プログラムを記述する必要があったプロセスが、GUI上の操作のみでデータソース設定から振る舞いの定義まで完結できるようになっていました。開発工数を大幅に削減できるため、プロトタイプ(試作)の作成から検証、本番実装に至るまでのスピード感が飛躍的に向上すると期待されます。
安全に、でも使いやすく。進化するデータ活用
④ セキュリティと利便性を両立するデータガバナンス拡大するデータを安全に運用するためのアクセス権限管理と、セキュリティ設計に関するアプローチです。
イベントでは、ガバナンスルールやセキュリティポリシーをシステム側で自動適用・管理する仕組みが提示されました。
セキュリティを強化することで利便性が損なわれるトレーディングオフを回避し、安全性を維持しながらも現場がスムーズにデータを活用するための実践的なヒントを得ることができました。
今後の展望と社内への還元
今回の参加を通じて、単にトレンドを把握するだけでなく「自社のサービスや提案にいかに落とし込むか」という具体的なイメージを得ることができました。
今回得たコスト最適化の構成案やAI活用の知見を社内エンジニアチームへ共有し、今後の開発・提案活動へ積極的に活かしていきます!
学び続ける社員を、会社として支える
今回、大谷さんからお話を聞き、社外イベントへの参加が新しい技術を知るだけではなく、実務や今後の提案につながる学びの機会になっていることが伝わってきました。
SaRでは、入社後の研修だけで終わるのではなく、その後も社員一人ひとりが継続して知識や技術を身につけ、エンジニアとして成長していける環境づくりを大切にしています!
「もっと技術を学びたい」
「新しい分野に挑戦したい」
という社員の意欲を、会社としてできる限り後押ししていきます。
未経験からのスタートでも、学び続ける姿勢があれば着実に成長していける環境があります。今後もSaRで働く社員の取り組みや、成長を支える制度・環境についてご紹介していきます!