社長インタビュー ① ~パーソルファシリティマネジメント誕生までの歩み~
ー 槌井さんをまだ知らない方にご挨拶をお願い致します。そして、今までのキャリアと大学の専攻がつながっているのかを教えてください。
槌井:槌井です。パーソルファシリティマネジメント(以下PFM)で社長を務めています。大学の専攻は商学部で、今のキャリアとは全く繋がっていなくて(笑)
大学では保険の勉強をして、生命保険と損害保険の両方を総じた保険総論というゼミを受講していたので今のファシリティマネジメント(Facility Management以下FM)とは違う専門の勉強をしていましたね。だからキャリアのスタートは、金融で、アメリカのゼネラル・エレクトリック(General Electric以下GE)っていうなんでもやっている会社です。日本でいうと三菱グループさんみたいなかんじかな。有名なのは冷蔵庫と航空機エンジン。会社の創業者の一人はトーマスエジソン。
ー 電気を発明したあのトーマスエジソンですかぁ?!
槌井:そうそう、発明王(笑) 家電からスタートして、今はヘルスケアや金融、航空機エンジンとか持っている会社で、僕はキャピタル部門にいた。最初の1年間だけは専攻が保険だったので、保険の営業をしていましたが、たまたま新しいチャンネルを作ろうとした他部署のボスから "新入社員なのにめっちゃ生意気だな、俺の部署に来い" と言われ、その部署に同僚と僕が誘われて二人で異動したんですよ。同僚は数値管理とか業務管理とかの方をやって、僕はセールスプロモーションの売上増加みたいな役周りで、新しいブランチを作るという仕事ができたんですよ。保険の営業マンを採用してその人たち向けのワークプレイスを作るという仕事になって初めてこのワークプレイス作りという仕事に出会った。だから、大学の専攻と今のキャリアとは全然違う。
そこでオフィス作りと出会って楽しいし、なんか向いているなと。当時所属していたGEグループにはFM部門があって、そこで出会った先輩にファシリティーマネジメントとは何たるやということを教わって。 打算的にいうとみんな知らないし、ニッチだからこの職種で頑張ったら自分の市場価値を上げやすいんじゃないかなぁと。競争相手もいないし。
ー ブルーオーシャンですね。
槌井:だからこの道でやっていこうと20代の半ばでは思っていた。
ー ここではどれくらい働いていたんですか?
槌井:6年ぐらい。GEが持っていたAIGグループを売ることになって、それで、AIGグループの資産の集計をしていたら、相手方から"FM専門でやっているならうちに来いよ"と誘ってもらい、AIGグループのAIGファシリティに転籍。僕にとってこれは良いことで、今までインハウスで行っていた側から、アウトサービサーの立場を経験できた。提供する側になって自分の実力を試せるし、ここの評価制度はインセンティブの割合も高くて、よりダイレクトにやりがいを感じていた。だから一年間に100個ぐらいのプロジェクトを一人で行っていた。
GEとAIGの6年間でオフィスと言われる領域のプロジェクトを600−700件ぐらい経験したんですよ。オフィスに対しての経験はほぼほぼできたと。そんな時にオフィス以外でのキャリアを考えていて、今度は商業施設の経験を積みたいと思い、外資系の銀行の店舗開発の部門に転職。不特定多数の人が訪れる施設を自分のキャリアで手掛けることができたら、もっとファシリティマネージャーとして強くなれると思った。4年半ぐらい東京スター銀行のブランチプランニング部で店舗戦略をし、2007年の11月か12月までやって、そこからインテリジェンスに転職しましたね。
ー なぜ、インテリジェンスに転職したんですか?
槌井:本当は2007年の時点で独立しようと思っていまして・・・
病院を専門として扱うFM会社を作ろうと思って。その理由としては、病院ってどこも画一的じゃない?病院に来る人たちってケガした子供や診察にきたお年寄りなど、目的がすごくはっきりしている人達なのに、どのフロアに行っても同じ設備がされているし。これからは病院も選ばれていく時代になっていくだろうから、病院のハードのあり方を専門性を活かしてもっと良くできる会社をやろうかなぁみたいなことをこっそり思っていて。でも独立しようか悩んでいた時にインテリジェンスからのお話があって。
当時、僕が一つだけ反省していることがあって、それはマネージメント業務。数十年マネージメントしないといけない立場であったにも関わらずほったらかしで(笑)社員の育成とか興味もなかったし、成長したければ自己努力でやるべきだという考えだったから。今で言う機会提供とか実現支援とか大事だと言っているけど、当時は全く考えていなかった。もう一回企業で働くのであれば今までに自分がやらなかったことをやろうと思って、インテリジェンスではマネージメントのスキルアップも目的として転職して来ましたね。常に新しいスキルセットを手に入れたくて転職してきたので、そう意味では”何を経験できるか”が自分の中での欲求にあってそれができる会社選びをして来た。
ー 一番理想的な転職をしていましたね!
後編に続く...
後編はこちら:「社長インタビュー② ~今のPFM、これからのPFM~」
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