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地域は今、言語聴覚士を求めています!!

毎年誕生する言語聴覚士の数。およそ1600人~2000人。

                                      PTOTSTNET参照。

言語聴覚士の活動拠点として、約75%が医療分野、約9%が老健や特養などの福祉施設となっており、在宅分野では16%と需要があるにも関わらず、まだまだ人手が足りない状況です。今、「病院から地域へ、施設から在宅へ」と医療の体制が大きくシフトしていこうとしています。その中で、言語聴覚士(speech therapist=ST)は、在宅・地域医療において重要な役割を担っています。従来の医療分、病院だけでなく在宅・介護分野での言語聴覚士の需要が高まっています。

「食べるという最期まで残される関わり」

歩くことが困難になり、トイレに行く事が難しくなり、出来なくなることが増えていく終末期の利用者さ様にとって最期まで残される関わり、それは食べる事です。食べる事は=栄養を摂るという視点以外にも大切な役割があります。

「思い出の味を想起することでその食べ物にまつわる思い出や人との関わりなどを思い返し今の生を実感することが出来る」
「食べる事で自分の残された時間を自分の思うように生きている感じることが出来れば、その生を意味あるものとして捉えることが出来る」
「食べる事への希望が生きる意欲につながる」
「食べることで家族からの託された思いに応じることが出来る」
「大切な家族や友人とともに味わい、最期に向けて準備をする」

「口から食べること」の影響は計り知れません。

支援をしている方の中には、もう一度口から食べたいと強く願ってやまない方がたくさんおられます。

例えば、末期がんの患者様。がんの進行もしくはその治療の過程で様々な機能障害が生じる.特に嚥下障害を生じた末期がん患者の嚥下訓練は,栄養管理や QOL 低下予防など非常に重要だと言われています. 終末期では「肺炎になってもよいから口から食べたい」という希望が聞かれることもあります。そのような時に言語聴覚士の存在は欠かせません。言語聴覚士は経口摂取に伴うリスクを十分説明し嚥下機能評価を行い,より安全な摂取方法を他職種と共有し協力を得ながら、患者・家族に寄り添い希望を満たす事が大切な役目にもなっています。

言語聴覚士が活躍する多彩なフィールド。それは、在宅。

嚥下だけでなく発話・発声、難聴に悩んでおられる方もいます。
それだけでなく、高次脳機能障害や認知症などの理解はまだまだ一般的ではなく、誤った解釈がされることもあり、障害を抱える方々の理解を促す普及活動が求められています。

病院などの医療機関だけの関わりだけでは継続的な支援が行えず、十分ではないことも多いです。医療機関だけでリハビリを終えてしまうのは在宅復帰される、嚥下機能やコミュニケーションに障害を抱える方々にとっては不安なことは間違いありません。

私たち「らしくす訪問看護ステーション」では、
言語聴覚士が集まった訪問看護ステーション
言語聴覚士に強い訪問看護ステーション
摂食、嚥下に強い訪問看護ステーション
最期まで口から食べる事にこだわる訪問看護ステーション

地域高齢者・障害者の力になりたい。

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