こんにちは!コンサルティング事業部パートナーコンサルタント課の矢ケ崎です。
今回は、大学3年次からの長期インターンを経てナナクレマに入社した私の5年間を振り返ってみたいと思います。
自己紹介
1998年生まれ。静岡大学地域創造学環卒。大学3年次にナナクレマに長期インターン生として加わり、2021年に新卒入社。新卒採用コンサルタントとして不動産・製造業・建築土木・人材・IT業界等の採用活動支援業務に従事。
目次
自己紹介
ナナクレマの長期インターンに挑戦しようと思ったきっかけ
最初の壁はテレアポ - 内定者インターン時代-
駆け出し新卒採用コンサルタント - 内定者インターン~入社1・2年目-
実績が出せた入社1年目とコロナ後の採用市場
入社3~4年目の現在
最後に
ナナクレマの長期インターンに挑戦しようと思ったきっかけ
時は2019年。大学3年生だった私は合同説明会で企業を探し始め、夏休みにはハウスメーカー、広告、小売などのインターンシップに参加し、ごく一般的な就活生として将来の道を考え始めていたタイミングでした。
とある企業のグループワーク型のインターンシップに参加した際に、周囲の就活生と自分の実力の差に圧倒され、「このままではいけない」と強く感じていた矢先に、10月頃、大学生の時からお世話になっていた社長から「長期インターン生を募集することになったから参加してみない?」と連絡をいただいたのがナナクレマとの出会いでした。
当時は人材業界を見ていたわけではありませんでしたが、長期インターンシップを通じて経験を積みたいと思い、社長のコンサルティング業務に同行したり、資料作成などを通じて仕事を学んでいきました。
そして、社長より「20代の元気に働ける時間をナナクレマに使ってほしい。一緒にナナクレマの未来を描いてほしい」というまるでプロポーズのような言葉と内定通知書をいただきました。驚いたのと同時に私自身を必要としてくださっているまっすぐな社長の言葉に感銘を受け、ここにしようと入社を決めました。
最初の壁はテレアポ - 内定者インターン時代-
それからは内定者として長期インターンに週2~3日出社。
当時の静岡県内の採用市場では、学生と企業が出会う場というと大規模合同説明会のような場が一般的でしたが、今後、小規模で対話がメインの座談会イベントが採用市場の中で必要とされるのではないか、と弊社が静岡で初めて小規模座談会イベントの取り扱いを始めることになりました。
それがのちに当社の主力サービスの小規模座談会イベント「セブンズゲート」となります。
新規の企業様に当社のサービスを知っていただくための入り口として、電話連絡をすることが今では当たり前の毎日ですが、大学生だった頃の私は電話に慣れておらず、やっとの勇気を振り絞って着信ボタンを押したことを思い出します。
そこで初めてアポイントにつながった企業様にイベントの提案資料を作り、商談するという一連の流れを通じて、営業とは何かを学んでいきました。
静岡県内ではまだ開催実績が少なく、”初めて”の取り組みに対し企業様からの”Yes”をもらうことの難しさに苦戦する日々。
今考えると、何とかこのサービスを売りたい!という気持ちが先行し、サービスの特徴を説明するだけの商談になっていて、「お客様の課題は何か」「このサービスを使うことでどんな悩みが解決されるのか」というお客様視点の考えと、「このサービスを使った方が絶対に成果が出ます!」という自信が足りない状態で商談に臨んでいたからだと振り返ります。
ロープレ練習で、最初のヒアリングが肝心であることや、緊張しく余計な言葉が入ってしまう口癖を直そうというフィードバックも何度ももらい、やっとのことで商談をしたけどうまくいかず落ち込み、泣き、再度練習するといった日々を繰り返し…
ようやくとある企業さんに出展いただけることになったときは嬉しさ半分、完全に自分の力だけで決め切れなかった悔しさ半分という気持ちが入り混じっていたことを思い出します。
採用の知識も経験値もなく臆病モノだった私ですが、やったことがないけどまずは「やってみる」精神をこのインターン時代に学び、今でも根底にあると感じています。
駆け出し新卒採用コンサルタント - 内定者インターン~入社1・2年目-
営業の業務と同時に、今でも採用支援をさせていただいている不動産や製造業の企業様の採用コンサルティング契約が始まったのも、内定者長期インターン生時代でした。
打ち合わせに同行し、議事録をとることで選考プログラムの組み立て方や、学生との関わり方などの採用活動の知識を深めていきました。
最初に社長から課題を出されたのは、企業様の会社説明資料を作成するというもの。基本的なPowerPointの操作はできるものの、その企業の強みや特徴、仕事内容を理解したうえでないと作ることはできません。
さらに就活生時代にあまり見てこなかった業界となると、用語の意味もわからず仕事内容も想像できず、まずは会社のことを知ろうと会社見学や社員さんへインタビューをして徐々に理解を深めることにしました。
自分も初見の説明では理解できないということは、学生たちにも伝わっていない、ということでもあります。
「こういう会社を目指したい」という経営者様のビジョンや働く社員さんから聞いた仕事のやりがい、自分の目で見た様々な会社の仕事の面白みを、どのように説明したら伝わるのかと真剣に考え始め、こんなに面白い会社が静岡にあるのに知らないなんてもったいない!という気持ちが芽生え始めた段階から、徐々に採用コンサルティングの仕事の面白さを感じ始めました。
学生側の気持ちがわかることが自分の強みであると認識し、企業の選考会のプログラム内容を考え、当日の運営サポートや時には自分が選考会の司会進行を務めることで、徐々に採用活動の知識や経験値を積んでいきました。
実績が出せた入社1年目とコロナ後の採用市場
内定者~入社1年目に担当した4社すべての2022年度入社の実績を出すことができ、社長賞とMVPをいただいた時の写真です。
これまで採用がうまくいかなかった企業様や初めて新卒採用に取り組む企業様が、新卒を採用できたという瞬間と、関わった学生がその会社に入社して社員側として働いている、頑張っている姿を見た時が、ああよかった…とやりがいに感じる瞬間です。
その一方で、入社2年目以降はちょうどコロナが明け始めた時期で、昨年のコロナ渦での採用市場から一気に学生の動きが変化し、採用市場は毎年変化することと、昨年採用できたからといって同じ手法で今年も採用できるとは限らないという採用活動の厳しさを実感した年でした。
都度、時代の流れを読み、その時の最適解を提案し、一緒にやってみましょう!と企業さんの背中を押すのがコンサルタントの仕事。
それがうまくできなかったり、新しく担当することになった企業さんの十分な成果を出せなかったり、入社につながったものの離職してしまったなどの多くの経験をしました。
受け入れ時や入社後のフォローなどの社内体制や、誰が採用チームに加わるのか、社内を巻き込み採用活動の協力者を見つけることの重要さなどこの経験を通じて学ぶことが多くありました。
「採用は経営そのもの」という言葉の通り、採用活動を通じて会社のあり方を見直し、その度により良くしていこうと動きが少しずつではあるものの採用成果に表れているという企業さんもいます。
そんな企業さんと外部の会社からの関わりというよりかは、採用チームの一員として、ともに一緒に船を漕ぎ、道を進んでいきたいという気持ちで業務に励んでいます。
入社3~4年目の現在
ここ1~2年は会社として建築の専門学校様の学内就活イベントの企画運営を担当し始め、現在全国7 都市で34 回の開催実績があり、出展企業累計707 社、参加学生累計2549 名に参加いただく規模感に挑戦させていただいております。
学内就活イベントの運営を通じて、県内の企業様だけでなく県外の建設業の企業様との接点が増えたことにより、どういう企業が学生から選ばれるのか、給与や勤務地、福利厚生などの条件面だけでなく、座談会での学生への関わり方や情報の伝え方で結果が変わることをイベント運営を通じて学ばせていただいております。
この経験値を活かしてさらにパワーアップしたコンサルタントとなり、お客様のお役に立ちたいというのが現在の私の目標です。
最後に
いかがでしたでしょうか。ナナクレマにはこんな社員が働いているんだということを知っていただけたら嬉しく思います。
私がナナクレマで働いていていいなと思うことは、会社全体としてスピード感を持ってより良くしていこうという向上心の高いところが好きです。学内の就活イベントも、企業様と学生さんがどうしたら参加して良かったと思ってもらえるかを毎回毎回真剣に話し合い、企画に反映しています。
そんなナナクレマの姿勢に共感してくれる方を求めています。私たちと一緒に働いてみませんか?