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SNS映えも狙える「ATE/ATE」のフルーツティーって?

こんにちは、KitchenBASEです。

今回はKitchenBASEで新たに販売がスタートしたティーブランド「ATE/ATE」(エイト/エイト)の魅力をご紹介。お話を伺ったのは同店代表の中野よしひとさんです。飲食業界への参入はこれが初挑戦だという中野さん。なぜ、出店にKitchenBASEを選んだのでしょうか。


「最初は居抜き物件を利用して店を構えようと思っていましたが、営業許可の申請など手続きが煩雑で時間がかかるのがネックでした。KitchenBASEさんではそういった手続きをすべて代行してもらえるので、商品開発に専念できるのが良かった。実際、店舗を開くにあたっての初期費用もかなり抑えられましたし、出店を決めてから2、3ヶ月でお店の始動にまでこぎつけたスピード感もクラウドキッチンならではかなと感じました」(中野さん、以下同)


以前からフードデリバリーの分野に注目していたという中野さん。「ATE/ATE」をデリバリーを軸に展開することにしたのは、昨今のフードデリバリー需要を考えての決断でした。


「ウーバーイーツの台頭によって、デリバリーの需要は今後も増え続けるはずです。そんななかで飲食の店舗営業のノウハウを持たない僕らにとって、デリバリーメインで勝負したほうが強みを出せるんじゃないかと思いました」


中野さんは、もともとIT系の企業に勤めており、飲食業界は初挑戦。前職を生かし、デリバリーで取れるデータや統計で勝負したら面白いのではないかと思ったそう。


気になるのは、本格ティーブランドを目指したという「ATE/ATE」のメニュー。どんな「お茶」をいただけるのでしょうか。


「中国で流行している『ティーカフェ』を日本にも、というのが最初の発想でした。日本の『ティーブランド』というとタピオカ屋さんのようなイメージが強く、客層も若い人が中心ですが、僕らの目指すティーブランドは素材を厳選した本格志向のお店。もっと幅広い世代の人に受け入れられるようなお茶屋さんを目指したかったんです」


国産の茶葉を使用したドリンクの種類は、およそ15種類。シンプルな紅茶から、フルーツジュースとお茶をブレンドさせたフルーツティー、濃厚なチーズクリームをトッピングしたチーズティーなど定番ドリンクから変わり種まで揃えています。


「豊かなお茶の香りとフルーツのフレッシュな旨味を一緒に味わえるフルーツティーが看板メニュー。暑い時期にぴったりの爽やかな味わいです。またさっぱりとした口どけの中にチーズの濃厚さがマッチするチーズティーも、ジャスミン、紅茶、烏龍茶など様々なバリエーションで用意しています」


こうしたドリンクのお供に合う、低糖質でヘルシーなパンも「ATE/ATE」では販売しています。


「クロワッサンにデニッシュ、アップルパイ……お茶に合うように考えて作った低糖質パンなので、ヘルシー志向の方にもご満足いただけると思います。中国茶と香ばしいパンの組み合わせは意外にもすごくマッチするんですよ」


デリバリーでやるからには、商品が届いた時の感動にこだわりたいという中野さん。そのためにも商品のビジュアルや包装の高級感には特に力を入れたと話します。シンプルで上質なデザインはSNS映えも期待できそう。


「カフェ領域の差別化は難しいですが、手に取ったときにテンションが上がるような、思わず誰かに報告したくなるような、お客様の『嬉しい』を大事にしたい。データも武器にさらなる商品開発を重ね、ふとした時に『ATE/ATEのお茶が飲みたい』と思っていただけるようなお店にしたいです」


取材中に中野さんの口から飛び出した「スターバックスのような存在を目指したい」の一言。中目黒を行き交う人々の片手には「ATE/ATE」のドリンク。そんな日もそう遠くないかもしれません。

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