本橋 武織のプロフィール - Wantedly
株式会社Heads, 東京オフィス - クリエイティブディレクター 株式会社Headsでクリエイティブディレクターとして働いています。 我が師ヨーダの"DO OR DO NOT, THERE IS NO TRY"精神でカタチあるものはなんでも作っています!
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Headsは海外で暮らした経験のあるメンバーが多く在籍しています。クリエイティブディレクターである本橋 武織もその一人。
彼の国際的な視点は、NYで暮らしていた経験から作られたものです。Heads Talkの9回目はそんな本橋の価値観に迫ってきます!
Headsでクリエイティブディレクターやってます、本橋 武織です。デザインの長みたいな感じでやってます。Headsでは最年長です。妻がいて仲良く暮らしています。週末はよくお出かけしています。
基本落ち着いていられないので、週末は休むことなく出掛けてしまいますね。どこにでも歩いていきます。趣味でゲームだとかが好きなので秋葉原によく行きます。ヨドバシ見るのも好きでヨドバシにもよく行きます。
ポケモンとかスターウォーズとかアメコミとかも好き。いつかポケモンとかスターウォーズとか、自分の好きなものと仕事がしたいですね。
NYに滞在して、映画やレストラン、様々なプロジェクトでアートディレクションしていた過去があります。2015年には在ニューヨーク日本国総領事館で個展「3 Years in NY Exhibition」を開催。上の画像はその時のものです。
アメリカは一言でいうと「多種多様」。日本は島国で狭いし一つの民族しかいない(当時は海外の人があまりいなかった)という事を痛感しました。日本の”トップダウン”だったり”同調圧力”に嫌気が差してNYに行ったんですが、良い選択だったと思います。
人種のるつぼといわれるNYは本当に多種多様。考え方は人の数だけあり、正解も人の数だけある。人種によって「正解」だったり「OKなこと」が違うんですよね。そもそも「誰もが認める正解」なんてないんだという事にその時気が付きました。
人に向けてデザインをする。人種やその人が属しているグループ・要素など「上っ面」ではなく「本質」を捉える事が大切なんだと気がついて、より一層クリエイティブが楽しくなってきた頃のことです。自分の故郷である日本のことを考える機会が増えてきました。
日本は、物を売るためにデザイン使用していることが多い気がします。
例えば物の魅力ではなく、「これは良い物ですよ」と表現したり、良さそうな雰囲気を出す。「あの人が良いと言ってるから買おうかな」という気にさせる。飲食店でも「一番人気!」と書くとそれが本当に一番売れるようになる。
自分がやりたいのは、物の良さを「なんでそれがいいのか」と伝えて、良い・欲しいと思って購入してもらえるような「本質を捉えたクリエイティブ」。
日本だって本当は出来るんです。デザインや日本文化など、いいクリエイティブだったりクリエイターが沢山いる。それなのになぜ出来ないかというと、デザインの地位が低いから。
自分は日本のこういった状況を変えたい、と思って日本に帰ってきました。
令和になって、日本にも海外の人が増えてきました。日本人だけではなく、どんな人にも届くようにクリエイティブをする時代がきているんじゃないかと思います。
短期的な利益だけ見て“日本人の購買意欲を煽る”のではなく、自信を持って本質的な良さをアピールする。こういうクリエイティブが当たり前の世の中になってほしいし、そういう仕事をしていきたいと思っています。
決断力でチームを導くリーダー。 データや理論に裏打ちされた信念をもとに先陣をきり、チームを導きます。メンバー同士の信頼関係を大切にし、チームの絆を何よりも大切にします。 信念と行動力でチームを導く、それがフォアランナーの特徴です。
また、フォアランナーの中でも、ひとりでいるより、周囲の人との対話や交流を好む傾向があります。また、緊急性の高い問題が起きないよう、周囲を注意深く観察し、迅速な解決を試みようとします。
Headsに入ってから、「自分だけ良ければ良い」って思わなくなりました。「自分がこのクリエイティブをやったんだ!」という気持ちよりも「オレたちで成し遂げた!」に喜びを感じているかも。デザイナー気質より、クリエイティブディレクター気質だな、と感じます。
Headsに入ってチームで仕事をした時に、自分に無いアイディアが出てきたおかげでより良いものを作れた時や、自分が作った世界観やコンセプトをチームメンバーが広げてくれるのを見て考えが変わっていったかな。
少し大きな話になるけど、自分の仕事の目的は「デザインで世界をよくすること」なんです。
クオリティを追求していない制作物やデザイナーを見たり、お客さんに対して真摯に向き合わないのを見てると心苦しくなって。そういうのが許せないんです。自分はお客さんやデザインに対して誠実でありたいって常に思っています。
Headsはクオリティ第一の文化が根本にある会社です。
例えばWebサイト制作だと、Webデザイナーが作ったデザインをエンジニアがプログラムで作った時に、デザインと実際の画面が1pxズレてても気にしない人も結構いるんです。でもそれ、"自分が作ったもの"として自信を持ってクライアントに出せるんでしょうか。
Headsは「クライアントのため(依頼してくれた企業のため)」は大前提に、「クライアントのお客さんのため」にも強く意識を持って制作物を作っています。企業が「これ1pxずれてますけど、まぁいいですよね?」って出した物を、企業のお客さんである世の中の人達が見たときに、どう思うのか。
クライアントはHeadsの技術にお金を払ってくれているので、手を抜くのは裏切ることになると思います。神は細部に宿るんです。細かいところまで気を遣ってあげないといけない。
「いいですね!」って言われたときに、後ろ暗い気持ちを抱くような仕事はしません。自信持って気持ちよく「そうですね、頑張りました」って言えるような仕事をしよう、という感覚がHeadsにはあります。
以上、クリエイティブディレクター 本橋のインタビューでした。