MaaSの市場規模
最近メディアに頻繁に取り上げられる「MaaS」。
MaaSとは、Mobility as a Serviceの略称で、自家用車以外のすべての交通手段による移動を一つのサービスとして捉え、シームレスにつなぐ移動の新たな概念です。
数年前から欧州を中心に広がり、現在は国内では成長戦略の一つの柱として、非常に注目度の高い業界です。
その市場規模は2030年に欧米中で合計150兆円、日本でもなんと6兆円を超えると試算されています!
MaaSのはじまり
MaaSは北欧フィンランドで、2017年に公共交通の電車とバス、タクシー、シェアサイクル、レンタカーなどのモビリティサービスの予約と決済を一括で使えるサービスが誕生したのがはじまり。
官民学連携でオープンデータとオープンAPIを実現する大規模なプロジェクトでした。
これをきっかけに世界中でMaaSの概念が広がり、今様々なサービスが誕生しています。
すべての移動手段がつながる世界
地球上のあらゆる移動がつながっていく世界って、なんて便利なんでしょう!
ほとんどの人が生まれた頃、スマートフォンやSNS、ドローン等の登場を想像しなかったはず。でも数年後、私たちがありありと想像できる未来で「移動」に革命が起き、すべてがつながる世界が実現していきます。
MaaS元年になると言われている2020年、自動運転やスマートシティが現実的になり、モビリティに関わる様々なプレーヤーが動き始めました。
統合のプロセス
すでに認知や定着が進んでいるMaaSは、配車やシェアパーキング、自転車シェア等、単体のシェアリングサービスです。
しかし本来のMaaSは移動の統合にあります。サービスの統合は、これからどのように進んでいくのか?実は国内では「日本版MaaS」はどうあるべきか、模索の真っ只中にいます。
現在指標にされているのは、サービスの統合段階に応じ、情報、決済、事業、政策、目的地の順に高度なサービス統合を進めていく方法です。
デロイトトーマツ「MaaSがもたらすモビリティ革命 日本版MaaSの可能性」を基にボールドライトが作成(https://www2.deloitte.com/content/dam/Deloitte/jp/Documents/consumer-business/dis/jp-dis-ths-maas.pdf)
MaaSのプレーヤー
現在サービスの統合が最も進んでいるのは大手鉄道会社を中心としたMaaSプロジェクトです。事業者間や行政と連携した6つの大規模統合プロジェクトが2019年までに一般公開されています。
2020年はこれら既存統合型サービスの拡大に加え、カテゴリを横断した事業間連携による統合型サービスの誕生が進むと想定されています。
MaaSスタートアップとして
まさに今、急激な進化が求められるMaaS市場。
ボールドライトは、市場を未来へと近づけるリーダー役としての役割を果たすことをミッションとし、現在MaaS領域でサービス展開をするスタートアップです。
未来を速くより良いものに近づけるため、現在2つのMaaSサービスを開発、展開しています!
【AUBIT DIGITAL/モビリティの状況可視化システム】
モビリティが今どこでどのような状況か、正確なトラッキングをオープンに美しく伝える次世代型動態管理システム「AUBIT DIGITAL」。最新衛星システムに対応した高精度トラッキングIoTデバイスと、周辺案内マップを統合。都心から地方まであらゆる移動手段の情報共有を変革します。
【Platinumaps/デジタルマップ×データ分析】
観光情報・周辺案内・店舗検索に特化した、オリジナルマップ制作×データ分析ソリューション「Platinumaps」。移動において必ず必要になるマップに情報を統合することで必要な情報を見つけやすく、追求し尽くしたなめらかに動くマップで、かつてないシームレスな移動体験を提供。さらに従来取得できなかったオリジナルマップの利用データ分析から、顧客のマーケティングPDCAを加速させます。
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