株式会社relationでは、毎月一度、経営陣を中心としたメンバーが集まり、長時間にわたる「戦略会議」を行っています。
時間は13時から18時まで。休憩を挟みながらも、基本的には止まることなく、会社の方針、事業の進捗、顧客への向き合い方、プロダクト、採用、組織の課題について議論します。
もちろん、ここで話している内容のすべてを公開できるわけではありません。経営上の判断や個別の案件、メンバーに関わる繊細なテーマも含まれるからです。
それでも、広報が、この会議を外から見える形で紹介したいと思ったのは、relationという会社が、どのように前に進もうとしているのかを知っていただくうえで、とても象徴的な時間だからです。
「報告会」ではなく、会社の未来を作る時間
relationの戦略会議は、決まったことを一方的に共有するだけの場ではありません。
各チームから、前月の進捗や成果、現在抱えている課題、次に取るアクションが持ち寄られます。数字が伸びているものもあれば、思ったように進んでいないものもあります。計画どおりにいかなかった理由を確認し、必要であれば方針を変え、誰がいつまでに何をするのかを決めていきます。
たとえば、新しいプロダクトを世に出した後には、登録や利用の状況を見ながら、どこでユーザーが離脱しているのか、どの価値をもっと伝えるべきなのかを考えます。営業施策についても、単に「頑張って売る」とはしません。誰に、どのような価値を、どの方法で届けるのか。プロダクト側と営業側が一緒に考え、次の打ち手へ落とし込みます。
顧客案件についても同じです。まだ要件が固まりきっていない段階で、どこまで顧客の課題に入り込むのか。どのような提案なら、本当の課題解決につながるのか。エンジニアやプリセールス、営業、それぞれの視点から意見を出し合います。
「それは本当にお客様のためになっているのか」「そのやり方は、別のメンバーでも再現できるのか」「今月、具体的に何を変えるのか」
こうした問いを重ねながら、抽象的な方針を、現場で動けるアクションに変えていきます。
エンジニアにとっても、経営を遠いものにしない場
ITエンジニアにとって、「経営会議」は、どこか縁遠いものに感じられるかもしれません。
私自身もエンジニア時代は、「経営会議は自分には関係ない」と思っていました。
けれど今振り返ると、その距離感こそが、エンジニアと経営の間にある“壁”だったのかもしれません。
しかしrelationの戦略会議で扱っているのは、経営陣だけが理解していればよい話ではありません。どの顧客にどのような価値を提供するのか、プロダクトを何のためにつくるのか、技術的な判断が事業にどうつながるのか。エンジニアが日々向き合っている仕事の背景にあるテーマを、会社全体で考えています。
プロダクトの機能追加や改善についても、開発だけで完結しません。営業が顧客にどう説明するのか、利用者がどこでつまずくのか、マーケティングがどのように価値を伝えるのかを含めて議論します。
そのため、技術を単なる実装手段として扱うのではなく、「何をつくるべきか」「なぜ今つくるのか」「つくったものをどう社会に届けるのか」まで考えたいエンジニアにとって、経営と現場がつながる機会になります。
自分の仕事が、売上や顧客の変化、組織の成長にどう影響しているのか。反対に、事業上の課題が、技術やプロダクトにどのような問いを投げかけているのか。戦略会議では、その接点が何度も生まれます。
スピード感があるからこそ、率直に話す
戦略会議の特徴の一つは、議論のスピードです。
限られた時間でポストイットに目標や課題を書き出します
一人ひとりが順番に報告し、長い前置きをしている余裕はありません。必要な情報を共有し、疑問があればその場で確認し、違和感があれば率直に伝えます。話が止まったときには、別の角度から問い直します。
ときには、意見がぶつかることもあります。方針に対して異なる考えが出ることもあれば、準備してきた提案がその場で見直しになることもあります。
ただし、目指しているのは誰かを言い負かすことではありません。会社にとってよりよい選択肢を見つけることです。役職や担当領域に関係なく、会社の成果や顧客への価値に結びつく意見であれば、議論のテーブルに乗ります。
決めるべきことは決める。保留すべきことは、保留する理由と次に確認することを明確にする。間違いに気づけば、早い段階で修正する。
この繰り返しが、relationのスピード感を支えています。
真剣な会議だからこそ、笑いもあります。
ここまで読むと、ずっと張り詰めた空気の中で議論しているように感じるかもしれません。
もちろん、真剣に向き合う時間は多いのですが、実際の会議は意外とこんな笑顔も。
誰かの発言にみんなで笑ったり、ちょっとした冗談が飛び交ったり。
「真剣に仕事をする」と「笑顔でいる」は、決して相反するものではありません。
これも、relationらしい戦略会議の一面です。
本音で議論するからこそ、最後に感謝を伝える
戦略会議には、進捗や課題を確認する時間だけではなく、前月にうまくいったことや、この一か月で感謝していることを共有する時間もあります。
プロダクトを無事にリリースできたこと。システムが安定して稼働したこと。イベントの集客を成功させたこと。営業や採用の活動が次の成果につながったこと。大型案件に向けて、チームで粘り強く提案を続けたこと。
こうした成果は、一人の力だけで生まれるものではありません。
目立つ成果を出した人だけではなく、準備を支えた人、顧客との関係をつないだ人、品質を守った人、見えないところで進行を整えた人にも、具体的な感謝が伝えられます。戦略会議に参加していないメンバーの感謝についても、話題に上がります。
本音で厳しく議論するからこそ、成果が出たときには、きちんと称賛する。自分たちだけで完結せず、日々会社を動かしている仲間に感謝を返す。
この両方があるからこそ、戦略会議は単なる緊張感のある会議ではなく、次の一歩を踏み出すための時間になっています。
会社を深く知っている人だけが参加できる会議
relationの戦略会議は、誰でもすぐに参加できる会議ではないと、私は思います。
会社の事業、顧客、プロダクト、組織、これまでの経緯を理解し、それぞれの判断が会社全体にどう影響するのかを考えられることが求められます。担当領域だけを見るのではなく、会社全体を自分ごととして捉える必要があります。
だからこそ、参加者には大きな責任があります。一方で、会社の未来を自分たちの手でつくっているという実感もあります。
会議で決まったことは、現場に戻って実行されます。そこで得られた結果や新しい課題は、また次の戦略会議に持ち込まれます。経営と現場を分けるのではなく、考えることと動くことを一つのサイクルにしていくのが、relationのスタイルです。
カラフルなポストイットに課題や、目標、思いがぎっしり。5時間の考えが、詰まっている。
変化の大きい会社で、事業を前に進めたい人へ
relationは、すでに完成した仕組みの中で、決められた仕事だけをする会社ではありません。
顧客の課題を見つけ、提案をつくり、プロダクトを改善し、必要であれば新しい事業にも挑戦する。うまくいかなければ、数字と現場の声を見ながらやり方を変える。まだ答えのないテーマに対して、チームで考え、試し、結果を受け止めて、次の行動につなげる会社です。
その分、簡単なことばかりではありません。自分の意見を求められる場面もありますし、思うように進まない現実と向き合う場面もあります。
それでも、目の前の業務だけではなく、会社や事業そのものをよりよくしたい人にとっては、挑戦しがいのある環境です。
エンジニアとして技術を深めながら、顧客や事業との距離も縮めたい人。営業やプロダクトのメンバーと議論しながら、本当に価値のあるものをつくりたい人。自分の仕事に責任を持ち、会社の成長を自分ごととして楽しみたい人。
そうした人に、relationの戦略会議を参加したメンバーに話を聞いて頂きたいと思います。
月に一度、約5時間。
会社の方針を確認し、課題に向き合い、意見をぶつけ、成果を称え、次の一手を決める。
この時間の積み重ねが、relationをつくっています。
そして、これからのrelationをつくるのは、この記事を読んでくださっているあなたかもしれません。
relationでは、一緒に会社の未来をつくっていく仲間を募集しています。 「まずは会議の雰囲気を詳しく聞いてみたい」「どんなメンバーがいるのか話してみたい」という方は、ぜひ「話を聞きに行きたい」ボタンよりお気軽にご連絡ください!
