ロボットを制御するソフトウェア。半導体装置。いったい何をしているのか。
雰囲気を感じるためのメモ。
「まず、cimetrixのフレームの中で書きます。これが基本的な規格を網羅するために。」
.....cimetrixは半導体装置のソフトウェアのプラットフォームのようなもの。独自に土台から書く会社もあるが、僕たちは彼らのインフラを利用する(彼等とは昔から仲良しだったし)。一番新しいCCF....。
「顧客と相談してソフトの仕様を決める」
ユーザーと直接話して、そう生で聞いて、使いやすいUIをデザインしていく。通信仕様を決めて、オフライン操作でどのボタンを押すとか、どの画面でノッチ合わせするとか、全部できるだけ聞く。
(ABテストで手探りで決める世界とはかなり違う)
「搬送の指示をファイルに出す。P-conへ指示する、TCP/IPが指示を出せるかどうか、どのポートかどの条件下、どのデータベースの値を使うか、実際の搬送結果をホストへ報告する、といった仕様」
報告フォーマットは顧客によってまちまちだが、日本の共通規格であるGEMがベース。ここで、顧客の要求した内容の解釈が正確にできるかどうかがポイント。
「仕様を決めたら、設計してコードを書く。ライブラリが豊富なC#を使って自分で書く」
PC上のシミュレーターで動かして、挙動がおかしいとバグをつぶしに行く。そして、「ちゃんと動く」ようになると、喜びはひとしお。パズルを解き終えた達成感。
この気持ちに共感できる人と一緒に仕事ができたら、と。ちょっと工程は長いけれど、楽しみながら、会話しながら。そして、途中であきらめない。好奇心が強い人には向いていると思う。この数年でGitを使ってソフト管理もしてきたので、少しインフラもある。