はじめまして、株式会社アズユニ(AsUni)でVP of Products(VPoP)を務めている三反田祥哉(さんたんだ しょうや)です。
前職のメルカリでプロダクトマネージャーとして働いていた私が、なぜ創業間もないスタートアップであるAsUniにジョインすることを決めたのか。この記事では、その背景にある想いをお伝えできればと思います。
自己紹介:デザインとプロダクトの交差点を歩んできた
私のキャリアは、慶應義塾大学 環境情報学部(通称SFC)での学びからスタートしました。SFCは「問題発見・問題解決」を重視する環境で、そこで私はUI/UXデザインに深くのめり込んでいきました。
在学中には、UI/UXデザイナーとしての活動に加え、スタートアップにてCOOを務め、約7,000万円の資金調達を経験するなど、「つくる」と「事業を動かす」の両面を実地で学ぶ機会に恵まれました。また、UXコンサルティング会社のセブンデックスでは、積水ハウスのコーポレートサイトリニューアルにUXディレクターとして携わるなど、大企業のプロダクト課題にも向き合ってきました。
こうした経験を通じて、「ユーザー体験を起点にプロダクトを考え、事業として成長させる」ことが自分にとっての軸になっていったように思います。
メルカリで得た「スケールするプロダクト」の経験
大学卒業後、私はメルカリに入社しました。メルカリは日本を代表するテックカンパニーの一つであり、月間利用者数2,300万人を超えるマーケットプレイスを運営しています。
プロダクトマネージャーとして携わったのは、まさにメルカリの新たな挑戦領域でした。大規模な投資が行われる新規事業の立ち上げに参画し、そのローンチ準備からグロースまでを担当。
巨大なユーザーベースを持つプロダクトの意思決定がいかに複雑で、それでも「ユーザーにとっての価値」を軸にブレずに判断していくことがいかに大切か。メルカリでの日々は、プロダクトマネージャーとしての解像度を一段も二段も引き上げてくれるものでした。
正直に言えば、メルカリでの仕事は充実していましたし、環境としても恵まれていました。にもかかわらず、私はAsUniへの転職を決意します。
なぜAsUniだったのか——「人の評価」という未踏の課題
AsUniに惹かれた最大の理由は、その挑戦しようとしている課題の本質的な大きさと、アプローチの独自性にありました。
インターネットは、モノやサービスの評価コストを劇的に下げました。レビュー、レコメンド、検索——こうした仕組みのおかげで、私たちはメルカリで安心して中古品を買い、Airbnbで行ったことのない街の知らない人の家に泊まれるようになりました。
しかし、「人」の評価はどうでしょうか。
企業は今でも、候補者一人ひとりに何度も面接を重ね、膨大な時間とコストをかけて採用判断を行っています。にもかかわらず、ミスマッチは後を絶たず、候補者の側も本来の実力を伝えきれないまま機会を逃しているケースが少なくありません。この「人の評価における情報の非対称性」は、インターネットが発達した今も、ほとんど解決されていない根深い課題です。
AsUniが掲げるミッション「最良の候補者体験でジョブパフォーマンスを予測可能に」は、まさにこの課題に真正面から挑むものでした。しかも、単にAIで面接を自動化するのではなく、候補者のコンピテンシーやスキルを客観的に可視化し、企業と候補者双方にとっての最適なマッチングを実現するという、本質的かつ野心的なビジョンを持っていたのです。
「プロダクトで勝負する」カルチャーとの出会い
もう一つ、AsUniへの入社を決定づけたのは、チームのカルチャーでした。
AsUniは、CEO松本をはじめ、事業開発を統括するCOO山室、未踏スーパークリエータ認定を受けたVPoE奈良、Accentureでマネージャーをした後に転職エージェントとなったCSO小野など、異なるバックグラウンドを持ちながらも「プロダクトで本質的な課題を解く」という信念を共有するメンバーが集まっています。
創業期ならではの生々しいスピード感のなかで、日々ユーザーヒアリングを行い、仮説を立てては検証を繰り返している。議論は役職ではなくロジックと顧客価値で行われ、最も良いアイデアが最速で形になる。
メルカリという大きな組織で磨いたプロダクトマネジメントのスキルを、「0→1」のフェーズで最大限に発揮できる環境がここにある——そう確信しました。
CaseMatchという武器
AsUniが開発・提供する「CaseMatch」は、AI面接を通じて候補者の論理的思考力やコミュニケーション能力を客観的に数値化する、次世代型の採用マッチングプラットフォームです。
A.T.カーニーをはじめとする外資系戦略コンサルティングファームや総合コンサルティングファーム、急成長中のメガベンチャーなど、70社以上の企業で導入されており、候補者側の登録者数は1万人を超えています。さらに、2026年度卒の外資系戦略ファーム内定者の約3人に2人がCaseMatchを利用しているというデータもあり、トップ層の就職/転職活動において確かな存在感を築いています。
候補者にとっては、AI面接を通じて自分の実力を客観的に把握し、フィードバックを受けながら成長できる。企業にとっては、書類では見えない候補者の本質的な能力をデータで把握し、より精度の高い採用判断を行える。この「候補者体験」と「選考精度」の両立こそが、CaseMatchの大きな強みです。
2024年にはIPA(独立行政法人情報処理推進機構)の未踏アドバンスト事業にも採択され、さらには日本初のAIによるケース面接の関連特許出願も完了。技術的にもビジネス的にも、急速に進化を続けているプロダクトです。
VPoPとして、これから実現したいこと
現在、私はVPoPとして、CaseMatchのプロダクト戦略全体を統括しています。
メルカリで培った大規模プロダクトのグロース手法やUXリサーチの知見を活かしながら、AsUniならではの「AIを用いた評価済の人材データベース」という未踏領域でのプロダクト開発に日々取り組んでいます。
AsUniはまだ創業期のスタートアップですが、だからこそプロダクトの一つひとつの意思決定が事業全体に直結する面白さがあります。ユーザーヒアリングで得たインサイトを翌日にはプロダクトに反映できるこのスピード感は、大企業では味わえない醍醐味です。
私たちが目指しているのは、単なる「AI面接ツール」ではなく、人と企業の出会い方そのものをアップデートする社会基盤です。採用が「効率化」されるだけでなく、一人ひとりの実力が正当に評価され、適切な場所で活躍できる世界をつくりたい。
最後に
大企業で安定したキャリアを積むことも、もちろん素晴らしい選択肢です。でも、私にとっては「自分のスキルを最大限活かして、社会のまだ解かれていない課題にぶつかりに行く」ことのほうが、ワクワクする道でした。
AsUniにはその舞台がある。本質的な課題、それに立ち向かう技術、そして一緒に戦える仲間がいる。
もしこの記事を読んで少しでもAsUniに興味を持っていただけたなら、ぜひ気軽にお話ししましょう。カジュアル面談も大歓迎です。あなたと一緒に、「人の可能性を最大化する」未来をつくれることを楽しみにしています。
▼ 採用・カジュアル面談は以下から
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