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【東大IPCキャリアイベント】「戦略コンサル出身→ベンチャーCEO」ハイライトレポート

東大IPCのオンラインキャリアイベント「DEEP TECH DIVE LIVE!」第3回を2021年8月26日に開催しました。このイベントは、キャリアコミュニティサービスDEEP TECH DIVEについて知っていただくために、東大IPCの支援するスタートアップ企業にご登壇いただき、業界の動向、起業エピソード、直近の募集職種などについてカジュアルにお話しいただくというシリーズです。今回は、東大法学部から大手コンサルティングファームを経て、ベンチャーCEOとしてご活躍されている御二方にご登場いただきました。こちらのnoteでは、要約してトークセッションの内容をお伝えします。▼登壇者プロフィ...

【支援先紹介 vol.16】時間のかかる創薬だからこそ、 早期のマネタイズを意識したビジネスモデルが成否を分ける

上場企業の社長/創業者に話を聞いていくシリーズの第1回目は、創薬バイオベンチャーのペプチドリームの共同創業者である窪田規一氏。ベンチャーのなかでも特に生き残りの難しいバイオ領域において、2006年に創業後、2013年に東証マザーズ上場、2015年には東証1部への市場変更を果たした。窪田氏自身は当初のゴールは達成したとして、2017年に取締役会長を退任。現在は、かながわサイエンスパーク(KSP)の中心母体でベンチャー支援のインキュベートを行う、株式会社ケイエスピーの代表取締役社長を務めている。日本最大のバイオベンチャー創業者として、普段は「成功体験」を聞かれることが多い窪田氏だが、「失敗体...

【支援先登壇イベント vol.5】東大IPC DEEP TECH DIVE Live! #9「ロボットで人の『労働』が変わる」ハイライトレポート

東大IPCのオンラインキャリアイベント「DEEP TECH DIVE LIVE!」第9回を2021年12月1日(水)に開催しました。このイベントは、キャリアコミュニティサービスDEEP TECH DIVEについて知っていただくために、東大IPCの支援するスタートアップ企業にご登壇いただき、業界の動向、起業エピソード、直近の募集職種などについてカジュアルにお話しいただくというものです。今回は「ロボットで人の『労働』が変わる」をテーマに、ロボットと遠隔操作のトップランナーであるTelexistence(テレイグジスタンス)株式会社の富岡仁さん(代表取締役CEO)と、サフキン・パーベルさん(H...

【支援先登壇イベント vol.4】東大IPC DEEP TECH DIVE Live! #8「クラウドを活用した人工衛星の運用」ハイライトレポート

東大IPCのオンラインキャリアイベント「DEEP TECH DIVE LIVE!」第8回を2021年11月11日(木)に開催しました。このイベントは、キャリアコミュニティサービスDEEP TECH DIVEについて知っていただくために、東大IPCの支援するスタートアップ企業にご登壇いただき、業界の動向、起業エピソード、直近の募集職種などについてカジュアルにお話しいただくというものです。今回は「クラウドを活用した人工衛星運用」をテーマに、小型SAR衛星の開発・運用・データ提供を行う株式会社Synspectiveの鈴木豊ゼネラルマネージャーと、そのメンバーの畑宏和さんにご登場いただき、宇宙開...

【支援先紹介 vol.15】AIによる画像解析で、鉄リサイクルを効率化&最適化。カーボンニュートラルの実現を目指す

2020年度の1stRound採択企業の一つである株式会社EVERSTEELの事業テーマは、「環境」。鉄スクラップの解析に特化したAIを通して鉄鋼材のリサイクルを効率化し、カーボンニュートラルの実現を目指している。2021年6月に創業した田島氏、佐伯氏の2人は、中高大の同期であり、東大マテリアル工学科の出身だ。現在は実証実験を重ねてデータを蓄積し、初期モデルをリリースをしてさらなるブラッシュアップを目指そうとしている。目視に頼る鉄スクラップの不純物検知を、AIで高精度化ーーEVERSTEELの事業はどのようなものですか。田島: 顧客は、鉄をリサイクルしている鉄鋼メーカーです。リサイクルは...

【支援先登壇イベント vol.3】「東大IPC×TSUKUBA CONNÉCT◆大学発!ハードウェアベンチャー」ハイライトレポート

東大IPCのオンラインキャリアイベント「DEEP TECH DIVE LIVE!」第7回を2021年11月5日(金)に開催しました。このイベントは、キャリアコミュニティサービスDEEP TECH DIVEについて知っていただくために、東大IPCの支援するスタートアップ企業にご登壇いただき、業界の動向、起業エピソード、直近の募集職種などについてカジュアルにお話しいただくというものです。今回は「TSUKUBA CONNÉCT×東大IPC アカデミア発ハードウェアベンチャー」をテーマに、「太陽光の普及」「食の安定化」という大きな社会課題に挑む株式会社Yanekaraの吉岡COO、Harvest...

【支援先紹介 vol.14】「信頼できる、説明可能なAI (XAI)」を実現。AIの社会実装に必須なシステム

2021年度の第4回 1stRound支援先の一つである株式会社Citadel AI。米国Google Brainの元AIインフラ構築責任者が開発をリードする圧倒的な技術力を保有。「24時間信頼できるAIをあなたに」をビジョンに、PoCから運用ステージに至るエンドツーエンドのAIの品質保守自動化ツールを提供している。2020年12月に会社設立、2021年9月にはシードラウンドの資金調達を行い事業を軌道に乗せている。その事業の特性や起業の経緯、今後の展開について、代表取締役社長の小林裕宜氏に聞いた。AIの信頼性を担保し人間に分かる形で可視化する、異常検知サービスの需要は大きいーーまず、Ci...

【支援先紹介 vol.14】発電性能評価と独自技術によるデータ解析および発電量再生サービスで、「百年続く太陽光発電」を目指す

2017年の創業以前より、1stRoundの前身の企業支援プログラムによる支援を受けてきたヒラソル・エナジー株式会社。東大発のIoT技術「PPLC-PV」(電流型電力線通信技術、Pulse Powerline Communication for Photovoltaic)と独自開発のAI技術を組み合わせた太陽光発電設備の保守管理事業により「百年続く太陽光発電」を目指している同社は、2021年8月に3度目の資金調達を行い、成功事例の横展開へと事業を加速させている。独自技術を磨き、事業化してきたプロセスや、目指す世界観について、代表取締役の李旻(リミン)氏に聞いた。「太陽光による発電量の保守...

【支援先紹介 vol.13】骨折リスクを低減する置き床の新素材開発で、高齢者の尊厳ある生活の実現を目指す

2019年度の1st Round支援先の一つである株式会社Magic Shields。「転倒による骨折が原因で寝たきりになる高齢者をゼロにしたい」という思いから、転んでも骨折しにくい置き床とマット「ころやわ」を開発・販売している。代表取締役の下村明司氏は、大手オートバイメーカーで開発経験を積んだ後社会人大学院でビジネス構築を学んだ仲間とともに創業。2021年10月には2度目の資金調達を行い、事業を加速させている。イシュードリブンの事業をどのように形にしてきたのか、また、今後目指す世界観などについて聞いた。課題を「転ぶ」ことから「骨折する」ことへ再定義ーーまず、Magic Shieldsの...

【支援先紹介 vol.12】『アイアンマン』でロボットに憧れ、 プログラミングに熱中した中学時代。 ものづくりへの情熱が、道を拓いた(後編)

室内ファームで育てるイチゴの様子をチェックする市川CEO『アイアンマン』でロボットに憧れ、プログラミングに熱中した中学時代。ものづくりへの情熱が、道を拓いた2020年度の東大IPC・1stRound採択企業のひとつ、HarvestX株式会社。彼らはイチゴの栽培工程のうち、工場化のネックだった「受粉」、そしてヒトの足腰への負担の大きい「収穫」を自動で行うロボットを開発している。ものづくりへ情熱につき動かされてきた市川友貴CEOの中高生時代、そして学生生活からの起業への道のりについて、この後編ではお届けする。<前編>はこちらから。ものづくりを愛する両親の元で、プログラミングに熱中した中学時代...

【支援先紹介 vol.11】イチゴの受粉・収穫ロボットで 日本の野菜工場技術を海外へ。 そして安定した食糧生産の実現へ(前編)

2020年度の東大IPC・1stRound採択企業のひとつであるHarvestX株式会社。彼らはイチゴの栽培工程のうち、工場化のネックになっていた「受粉」、そしてヒトの足腰への負担の大きい「収穫」を自動で行うロボットを開発している。その技術の独自性、工場栽培というマーケットのトレンドと今後の目論見、そしてものづくりを愛してやまない市川友貴CEOのバックグラウンドについて、たっぷり1時間語ってもらった。果菜栽培のボトルネックだった「受粉」を、ロボットで自動化ーー2021年春、ラボの中に小さなイチゴ工場が稼働し始めたとか。そうなんです。ハーベストエックスは東大IPCと同じ、東大医学部の南研究...

【支援先紹介 vol.10】建機の遠隔操作と自動運転で建設現場のDXを推進

ロボット工学を用いて、建機の遠隔操作や自動操縦のできるシステムやプロダクトの開発に取り組んでいる、ARAV株式会社。代表取締役CEOの白久(しろく)レイエス樹さんは東大大学院在学中から、シリコンバレーでの現地法人設立を含め、3回の起業を果たしています。2021年3月には資金調達も行い、遠隔操作システムの開発などに弾みをつけています。そんな白久さんに、大手自動車メーカー勤務も挟みながらの、3回の起業にまつわる経験や事業の特徴、そして東大の各種起業支援プログラムから得られたものなどについて、お話いただきました。高齢化に悩む年間60兆円の建設業市場の課題を、建機の遠隔操作システムで解決ーーまず...

【支援先紹介 vol.9】松尾研究室、未踏クリエイターを中心としたAIエキスパート集団が挑む、自然言語処理&リテールテックでの社会実装

自然言語処理・リテールテックに焦点を当てた研究開発に取り組み、技術力を強みとして大企業向けにAI開発のコンサルティング事業を展開している、株式会社ELYZA(イライザ)。代表取締役CEOの曽根岡侑也さんは未踏クリエイターであり、起業は2社目。また、松尾研究室での職員経験も長く、現在は株式会社松尾研究所の取締役も務めながら、AI研究開発・サービス開発をさらに推進しています。そんな曽根岡さんに、起業に至る経緯や事業の独自性、目指す世界観についてお話頂きました。人間を超える精度を達成した大規模言語モデル「BERT」以降の技術を用いて、日本語モデルを開発ーーまず事業について、どのようなものなのか...

【支援先登壇イベント vol.2】1stRound採択ベンチャーの軌跡【後編】ハイライトレポート

東大IPCのオンラインキャリアイベント「DEEP TECH DIVE LIVE!」第6回を2021年10月28日(木)に開催しました。このイベントは、キャリアコミュニティサービスDEEP TECH DIVEについて知っていただくために、東大IPCの支援するスタートアップ企業にご登壇いただき、業界の動向、起業エピソード、直近の募集職種などについてカジュアルにお話しいただくというものです。今回は「1stRound採択スタートアップ、躍進の軌跡(後編)」をテーマに、<鉄スクラップ×画像認識>の株式会社EVERSTEEL、<AI×見える化>の株式会社Citadel AIの経営者として活躍されてい...

【支援先紹介 vol.8】水を推進剤として高性能の小型衛星用推進機を実現する

「地球近傍及び以遠における持続可能な宇宙開発の実現」をミッションに、小型衛星用推進機の開発を行っている株式会社Pale Blue。2020年4月設立後、2020年には累計金額2億円を調達し、2022年のJAXAにおける水を推進剤とした超小型統合推進システム打ち上げに向けて日々機能改善を行っています。代表取締役の浅川純さんに、事業概要や起業に至るまでの背景、今後の展望などについてお話を伺いました。水を活用した推進剤で、小型衛星を安全に動かすーーまずは事業の概要についてお話いただけますか。低コスト、短期間で開発できる超小型衛星は、今注目されている市場です。この小型衛星用推進機の推進剤として水...