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03 あの日芽生えた野望を胸に業界を根っこから変えていく


代表取締役 井手陽樹

働いて分かった漁師の偉大さ
サンウッド立ち上げの原点

高校を出て競艇選手を目指していた僕は、“試験まで時間があるから”という理由で魚市場でのアルバイトを始めます。熱い想いはなく、ましてや業界を変えたい野望などあるはずもなく淡々と働いていました。想いが強くなったのは1つの素朴な疑問がきっかけ。「天気が悪くてもなぜ魚はいつもどおり市場に届くのか?」。答えは知っての通り、どんな日でも漁師が命を懸けて海に出ているからです。それを知った僕は漁師の偉大さを痛感しました。同時にハンパな気持ちで仕事をしていた自分が恥ずかしくなりました。サンウッドを立ち上げたのはそれから数年後のことです。



自信を失くしていく業界
このままでいいわけがない

「息子には継がせたくない」。そんなことを言う漁師が僕の周りにはたくさんいます。将来に希望を持てないことが当たり前になっているんです。理由として挙げられるのは乱獲や温暖化による漁獲量の減少と、ライフスタイルの変化による消費量の減少。テレビ番組で取り上げられる羽振りのいい漁師さんはごく一部。ほとんどの人が将来に不安を感じているのが現実です。世界に誇れる産業だった昔の姿はもう、見る影もありません。


もう一度、世界に誇れる水産へ
ダメな仕組みに切り込んでいく

「水産業界に革命を起こす」。僕たちがそんなビジョンを掲げるのは昔の水産業界の輝きを取り戻したいからです。そのために何より大切なのは漁師が潤うこと。魚を獲ってくる漁師が潤わなければ革命なんか起こせません。現状、漁師に十分な利益がいき届かない構造になってしまっています。僕たちはそこに切り込んでいく。批判はあると思います。でも、構造から変えていかないと本質的な課題の解決にはなりません。今はまだ、身の丈に合っていない挑戦と思われるかもしれません。それでも、自分たちならできると自分たちが一番強く信じて、挑戦を続けていきます。

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