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「未経験なんですけど大丈夫ですか?」という不安について

しっつでは、異業種からの転職を積極的に受け入れていますが、それは「建設業界経験者、特に積算経験者で転職先を探している人を見つけるのが大変だから」という理由ではありません(そういう人材が希少なことは間違いないですが)。

そもそも、今のしっつには、入社時点で積算の経験があるメンバーなんて、ほぼいません。建設業界経験者こそ少なくありませんが、「建設業界にいたから積算ができる」というのは、「飲食業界にいたからフランス料理が作れる」とか「小売業界にいたから化粧品の販売ができる」というのと同じくらい、飛躍した発想です。

新卒から入社してくれているメンバーも多いですが、「建築関係の大学を出ているほうが積算ができる」という相関はありません。これも、「文学部を出ているから小説が書ける」とか「経済学部を出ているから経済アナリストになれる」みたいな飛躍した話です。文学部や経済学部を卒業してしっつに入社し、積算実務経験を積んでいるメンバーも在籍しています。

積算とは、一言でいうと「建物の図面から、その建設に必要な材料を算出する」業務です。積算により、建設にかかる費用見積りの妥当性が高まり、お客様がその仕事を請け負ってきちんと利益を出していくことにつながります。

積算は、手段にすぎません。その目的は、お客様が適正な利益で仕事を請け負うことであり、しっつの存在意義は、適正な利益でお客様が安心して仕事を請け負う環境を提供することで、業界全体を健全に発展させ、そこに携わる人々の幸せを実現することにあります。その実現に必要な「付加価値の高い積算業務」を行える環境がしっつには整っています。

積算は、未経験からでも、実務を積めばできるようになります。しかし、ゴールをどこに見据えてその業務を行っているかによって、スキルアップのスピードや成長の度合いは大きく変わってきます。積算ができることをゴールにしているのか、お客様の成功をゴールにしているのか。はたまた、その先にある業界全体の発展をゴールにしているのか、さらにその先にある社会の発展や人々の幸せをゴールにしているのか。

ゴールを遠くに見据えれば見据えるほど、「未経験なんですけど大丈夫ですか?」という質問自体にあまり意味のないことがおわかりいただけるでしょうか。しっつが共に働きたいと考えているのは、「お客様の成功や業界の発展、人々の幸せに貢献したい。そういう仕事ができる自分に誇りをもって生きていきたい」という想いのある方です。その想いがあれば、建設業界で働いていたかどうか、建築関係の学校を出ているかどうかというのは、ささいな違いにすぎません。

「そんな想いが自分にはある」と考えている方は、「積算」という、「なんだかよくわからないけれど難しそうなイメージ」に臆することなく、ぜひ気軽にお話をききに来てくださいね。

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