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マルチタスクをいかに可能にするか
こんにちは。
オータムGMの長田です。
本日のテーマは「マルチタスクのをいかに可能にするか」です。
作業や業務を進める上で同時進行、並行して行うことは効率化をはかる上では欠かせないマルチタスク。
エンジニアとしてもこのマルチタスクをこなすことで開発や構築が円滑に進むことでしょう。
これからエンジニアを目指される方、今現在エンジニアの方もぜひご一読ください。
マルチタスクに対する誤解
マルチタスクは実は難しくはない
会社で仕事をする上でマルチタスクは必須能力かと思います。
いろんなことをやっていると1つの作業が中途半端になってしまうと思われる方は多いかと思います。
しかし、実はそこまで難しいものではなく、先入観や固定概念にとらわれているだけで、世の中の人からすると高度なものと意識づけているだけなのです。
この世の中でマルチタスクができない人はまずいません。
例として、映画館でポップコーンやジュースなどの飲食物を買って映画鑑賞をすることは日常的にあるかと思います。
もうすでにトリプルタスクをしており、食べる、飲む、見る、をこなしています。
これらの行為が苦に感じる人はまずいないでしょう。マルチタスクも同じ要領なのです。
マルチタスクに対して苦手意識を持つ方はまず無くすことが大事です。
マルチタスクのコツは「サボり力」にあり?
苦手意識を無くすためにはどうすればよいか。
これにはコツがありまして、自分にもできると思うことと並行してマルチタスクの本質を知ることです。
この本質と言いますのは、「サボる条件分岐」です。
まず、マルチタスクをする上で、全てに100%振っていくことはできないです。
前述の例に挙げてみますと、食べることに全振りしてしまうと、食べることばかりに集中して映画自体を見られません。
他の行動に対しても同様で、どれかに100%注ぐのではなくバランスよく総じて100%にすることでマルチタスクないしトリプルタスクは成立します。
要するにうまいサボり方、ということになります。
映画を見ている際も、クライマックスのシーンに飲食はしませんよね。この時は見ることに全振りすることで大事なシーンをしっかり汲み取って楽しめます。この時、飲食をする、という行動はサボれるわけです。
これはつまり「どの瞬間、どの作業をサボって良いか」がわかります。
仕事上でも同様で、振られたタスクの重要性と自身の能力のバランスを考えることでマルチタスクを遂行しやすくなります。
サボる条件分岐とは
バランスよくサボる、と聞くとあまりアウトプットの質が良くなくなるのでは、と思われるかと思います。
では質も担保された上でのサボり力とするには何が必要かお話します。
自分がこのアウトプットを、自分でも納得できて相手も納得させるために必要な労力を最初に考えます。
その際、「この作業は50%程度でもできる、と思いながらやってみたら低品質な内容になってしまう。」となる場合、マルチタスクでできる領域ではない、と判断できます。
これが条件分岐となります。
この条件分岐を知っておくことで、さまざまなタスクが来たとしても「できる/できない」の可否を事前に判断した上でマルチタスクの使いどころを見極めることができます。
マルチタスクは慣れである
結局のところ、マルチタスクを柔軟にこなすにも一朝一夕でできることではありません。
いわゆる緊急性のあるもの、突然の差し込み、優先度の変更があったときには不慣れな人からするとこれほど苦手意識を持ってしまう状況はないかと思います。
だからこそ、自分のどの作業が100%の力を必要としていて、50%の力を必要としているのかという条件を最初に自分の中で決めて、実際にアウトプットして品質を確かめていきながらマルチタスクできる領域を見極めて実践をすることで確実にマルチタスク力を高めることができるようになります。
オータムでは、このマルチタスク力の鍛え方や能力の向上、思考法についても教育をしています。
本記事を見て少しでもご興味を持たれましたら、ぜひ一度オンラインにてお話しましょう。