こんにちは!AICEの広報担当です。
6歳でプログラミングに触れて以来、フロントからバックエンド、インフラまで滞りをなくしながら作り続けてきた石崎さん。AICEではフルスタックのよろず屋として、生成AIを開発プロセスに組み込み、設計思想を更新し続けています。経験を固定化せず、未来の実装に変えていく。その手触りを辿ります。
目次
プロフィール
「好き」が先 — 6歳から始まった開発人生
経験を使い切る — 教育と開発で役割を広げる選択
よろず屋の真価 — インフラからフロントまでを埋める役割
ゴールが一本 — 混沌ではなく、議論で前に進む
眠れないほどの未来 — 想像を実装に落とす挑戦
最後に
プロフィール
石崎 智展(Ishizaki Tomonobu)/フルスタックエンジニア
6歳でプログラミングに触れて以来、「作って動かす」ことを軸にキャリアを重ねてきたベテラン。フルスタックの“なんでも屋”エンジニアとして、困りごとが出ると「とりあえず石崎さんに投げる」が成立しがち。AICEでも、よろず屋として全力で貢献している。
2007年には『ダイナミックなwebサイトの作り方』を出版。タイトルは勢いがあるが、中身はきっちり実務的。趣味は猫動画づくりとフロントエンド界隈で遊ぶこと。晩酌しながら「未来のサービス」を妄想し、翌日に実装へ落とすこともある。
「好き」が先 — 6歳から始まった開発人生
プログラミングを始めたきっかけは?
私が最初にプログラミングに触れたのは、6歳のときです。きっかけは本当に素朴で、ファミコンブームの頃に親へ「ファミコンが欲しい」とお願いしたら、渡されたのはゲーム機ではなくパソコンでした。
ただ、そのパソコンでゲームを遊ぶには、こちらがプログラムを書かないといけない。まだABCもよく分からない状態なのに、見よう見まねでキーボードをぽちぽち叩いて、動くまで試していました。いま思うと、望んだものと違う形で始まったのに、結局それがいちばん面白かった。「遊びたい」から「作るしかない」へ、自然と手を動かす側に回っていました。
その原体験は、キャリアの最初にどう繋がりましたか?
早くから触っていた分、IT業界に入ってからも技術の変化に対して身構えすぎずに済みました。新しいものが出てきても、まずは「触ってみる」が先に立つので、学び直しが苦になりにくい。歴が長いこと自体というより、変化のたびに手を動かし続けてきたことが、仕事の選択肢を狭めなかったと思っています。
キャリアのスタートは大手のIT企業で、上流工程を中心に担当しました。要件を整理して、設計して、インフラも含めて形にしていく。Webが広がっていく流れの中で、たとえばJavaのような技術も試しながら、仮説を立てて、動かして、判断していく。そうした経験を通じて身についた「変化がある前提で設計を組み立てる」姿勢は、いまの仕事観にもそのまま繋がっていると感じます。
経験を使い切る — 教育と開発で役割を広げる選択
転職を考えたきっかけは?
SEとしての経験を経て、フリーランスエンジニアとして開発にも関わりながら、企業研修の講師として新人研修や技術研修を担当していました。言語からフロントエンド領域まで扱う現場は幅広く、相手がつまずくポイントを分解して、理解の順番を組み替える。そうした「伝える仕事」には手応えがありました。
一方で、「チームビルディングに関わりたい」「実際に現場でプログラムを触りたい」という気持ちが、少しずつ大きくなっていきました。教えることは得意でも、私はやっぱり現場で手を動かし、作って、直して、積み上げていく時間が好きなんです。だから転職を考え始めました。
AICEを知ったきっかけと、入社の決め手は何でしたか?
AICEを知ったのは、「教育から現場に戻りたい」と考えていた時期です。そこで目に入ったのが「AIで開発できます」という言葉でした。
入社の決め手は、大きく3つあります。
1つ目は、生成AIを“使う”に留めず、生成AIをビジネスサービスとして作っていく取り組みが明確だったことです。ここがいちばん魅力的でした。
2つ目は、選考の中で講師経験を踏まえ、若手を育てていく役割も期待してもらえたことです。現場に戻るだけでなく、これまでの経験を活かせる手応えがありました。
3つ目は、インフラ/バックエンド/フロントエンドまで関われるフルスタックとして参画できると聞けたことです。25年の経験を部分的に使うのではなく、全力で使い切る。そう腹が決まりました。
よろず屋の真価 — インフラからフロントまでを埋める役割
AICEで担当している業務内容を教えてください。
AICEではフルスタックエンジニアとして、インフラ/バックエンド/フロントエンドまで、必要なところを横断して担当しています。自分の役割をひと言で表すなら「よろず屋」だと思っています。
分業がきれいな環境だと、自分の担当範囲の外にある“詰まり”が放置されて、結局スピードが落ちることがあります。私はそこがもったいないと感じるタイプで、全体を見ながら手を動かし、必要なら領域をまたいで形にしていく。その動き方がいまのAICEでは求められていると感じています。
AIを使うことで、仕事の進め方はどう変わりましたか?
私が一番実感している変化は、開発の回転が速くなることです。スクラム開発では PDCA(仮説→実装→検証→改善) を速く回すことが重要ですが、AICEではこの回転がAIによってさらに加速します。
さらに面白いのは、開発だけでなく、営業・意思決定・設計といった前段のプロセスでも、AIをどう組み込むかをチームで相談しながら進めていることです。人間だと、過去の経験が「こうでなければ」という思い込みになってブレーキになることもありますが、AIはその固定観念を外す材料を出してくれる。結果として、自分の設計思想が更新され続ける感覚があり、それが成長にも繋がっています。
AI開発で難しい点と、工夫していることは何ですか?
難しいのは、まだ「AIを使って開発する正解」が見えない中で、試行錯誤を続けなければならないことです。そこで私が意識しているのは、これから作るものをいったん抽象化して、AIとの対話を通じて構造を見直すことです。いきなり細部に入らず、前提や論点を整理してから作り始めるようにしています。
もう一つは、再現性のある仕組みにすることです。AIは同じ質問でも回答が変わることがあるので、AIと会話した履歴をファイルにして残し、その履歴を前提に次の会話を進める。積み上げた履歴を使って、判断と改善の精度を上げていくことを大事にしています。
ゴールが一本 — 混沌ではなく、議論で前に進む
入社前後で、AICEのイメージに変化はありましたか?
ベンチャー企業で働く経験はこれまでもありましたが、ベンチャーというと「混沌としている」状態になりやすい印象がありました。方針はあっても、PDCAで検証しては変えて、また変えて……という動き方が続くことも多い。
AICEはそこが少し違っていて、私の感覚ではゴールが一本に決まっている。そのゴールに向かって、みんなで議論して考えていくスタイルが最初から出来上がっていると感じました。自分で「何をすべきか」を考えながら進められるのは、裏を返せば上司や周囲から信用されているということでもあります。社員それぞれが自走できる人が多いからこそ、働きやすさを感じています。
代表の二人(佐藤さん・高橋さん)に対して、印象に残っている点はありますか?
印象に残っているのは、抽象度が高いのに、現場の解像度も持ち合わせているところです。AIも流行として扱うのではなく、IT業界の構造変化として見ているところが印象的でした。
エンジニア業界で長くいると、年齢も含めて思考が固まりやすい。でも、お二人はそうした凝りを解きほぐしてくれる。個人的には、「エンジニア視点のマッサージ師」のような存在だと感じています。若いからこそ新しいものを取り入れるだけでなく、それを構造化して仕組みにしていく。その姿勢は、エンジニアとして尊敬できる部分です。
眠れないほどの未来 — 想像を実装に落とす挑戦
AICEで、これから挑戦したいことは何ですか?
これからの時代は、「AI前提で設計できるエンジニア」が基準になると痛感しています。単にAIを使って実装するだけではなく、AIをどう利用するか自体を設計する側に回りたいです。
AIが入ることで、開発の選択肢は一気に増えます。だからこそ、目の前の実装だけでなく、どこにAIを置くと判断が速くなり、どこは人が担うべきか。そういう設計の意思決定まで含めて、仕事として磨いていきたいと思っています。
その挑戦に対して、いまどんな感覚がありますか?
正直、未来が広がりすぎて、想像が止まらない瞬間があります。AIによる開発でできることが増えていくのが面白くて、考えが広がりすぎて眠れない日もある。そんなテンションでいられるのは、いまの環境ならではだと思っています。
最後に
このストーリーを読んでくださっている方へ、メッセージをお願いします!
AIを本気で使って、最先端の技術に触れたい人にとってAICEは、とても環境が整っていると思います。
ただ、AIはあくまで道具です。受け身のままだと、道具に振り回されてしまい、仕事もうまくいきにくい。だからこそ、「AIをどう使うか」を自分で考え、学び続けられる人が向いていると思います。
自分をアップデートし続けたい人は、ぜひ検討してみてください。お待ちしています。
石崎さん、インタビューへのご協力ありがとうございました。
長く現場にいるほど、「こうあるべき」に思考が寄りやすいものです。ベテランの経験を“守る”のではなく、AIを使ってほぐし、更新しながら使い切る。石崎さんのその姿勢が、とても印象に残りました。
AICEは、「AIの力で日本の生産性を10倍にする」という目標のもと、業界知見を持つ専門コンサルタントとAIエンジニアが連携し、現場起点の伴走型AIパートナーとして企業変革を支援しています。
課題整理から設計、実装、運用までをワンストップで担い、正解のないテーマに向き合いながら価値を届けていく。そうしたプロセスに面白さを感じられる方と、これからのAICEを一緒につくっていきたいと考えています。
少しでもAICEの考え方や取り組みに興味を持っていただけた方は、ぜひ一度、カジュアルにお話しできれば嬉しいです!