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ベトナムダナンで開催のITイベントDev Day Da Nangに2年連続で登壇しました!

アイ・グリッド・ソリューションズの執行役員の岩崎が6月8日にベトナムダナンで開催されたITイベントDevDay で「カーボンニュートラルを実現するAI/IoTによる新エネルギープラットフォーム」について発表しましたので、現地の様子などお知らせします!


―ITイベントDev Day Da Nangとは?

Dev Day Da Nangは、ベトナム、ダナンのITコミュニティと全国のITコミュニティに特化した非営利のイベントです。これまで8,000人以上のIT学生、ソフトウェアエンジニア、技術者、IT教育者、技術管理者、起業家や国内外の優秀なスピーカーが150名以上参加するITイベントで6月8日に開催されました。

ダナンはベトナム第三の都市。産業としてソフトウェアに力を入れ、エンジニア育成に力を入れている地域です。こうした地域で行われた今回のイベント、3,000人が参加し様々なワークショップやセミナーが行われました。

イベント詳細はこちらをご覧ください。


―AI/IoTによる新エネルギープラットフォームについて語る

岩崎が発表したのは、「AIトランスフォーメーション」をテーマにしたセミナー。昨年も同セミナーで発表を行い2年連続での参加となりました。

「カーボンニュートラルを実現するAI/IoTによる新エネルギープラットフォーム」についてアイ・グリッドが協業している株式会社タスデザイングループ代表取締役の甲田さまが登壇し、その中でプラットフォーム開発のケーススタディとして岩崎より「カーボンニュートラル時代の分散エネルギー活用」についてお話させていただきました。

講演の中ではアイ・グリッドの企業紹介や気候変動の現状、そして当社独自のエネルギープラットフォームの特徴や今後の展開などを紹介しました。講演は立ち見が出るくらい盛況で、関心の高さが伺えました。



ベトナムは経済成長が著しく進み、電力消費量も急増する中で、インフラ整理も課題の一つとされています。2021年にイギリス・グラスゴーで開催されたCOP26で、ベトナムは2050年までにNet-Zeroを実現することを表明しています。この実現に向けて、いかに電力の安定利用・低コスト化を進めながらカーボンニュートラルに取り組んでいくかということは、重要なテーマとなっています。



アイ・グリッド独自のプラットフォームが可能にした分散型太陽光発電システムによる「再生可能エネルギーの余剰電力循環スキーム」の取り組みはアイ・グリッドが全国に保有する施設の屋根を活用した分散型太陽光発電所を独自のAI予測技術を用いて統合管理。再生可能エネルギーの創出を最大化し、電力の最大利用を促進している仕組みです。こうした仕組みが、日本におけるエネルギー課題解決の一つとして貢献していることを海外にもアピールできたと思います。


―熱意あるベトナムの若者たちの交流

 セミナー後はワークショップとして「R.E.A.L. New Energy Platformにあるデータを提供し需要予測や太陽光発電予測のAIのモデルを作る、精度を競う」イベントが行われコンペ形式でベトナムの学生たち50組のチームが参加しました。3チームが決勝に残り、プレゼンを行い、審査によって見事大学3年生の学生チームが優勝しました。実は、昨年のコンペがご縁でインターンとして来日し、その後タスデザインのオフィスで働くことになったという新たなつながりもできていました!アイ・グリッドのプラットフォームの開発にも携わってくれているそうです。


今回のイベントを通じて、現地エンジニアたちとの交流を深めることができ、エンジニア育成にもつながっています。エネルギー分野でのIT活用を共に進めていけたらと考えています。

アイ・グリッドでは、AI・IoTを活用して、身近なところで生まれた「グリーンエネルギー」が地域をめぐる世界の実現を目指しています。テクノロジーを活用して不安定要素の多い太陽光による再生可能エネルギーをコントロールすることで、分散型太陽光発電所で生み出されたエネルギーを地域でめぐらせる仕組みを作っていきたいと考えています。

テクノロジーの力で脱炭素社会実現に向け再生可能エネルギーの促進に今後も積極的に取り組んでいきます。


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