社員紹介~ロイヤルセントヨーク:西脇 真紀さん~
今回の記事では、グループでウエディングプランナーを担当している西脇さんに業務内容を中心にインタビューさせていただきました。
(画像1:西脇 真紀さん)
―西脇さん、本日はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
―初めに、現在の職場(ロイヤルセントヨーク)について教えてください。
静岡県静岡市にある結婚式場です。2005年10月のオープンから、今年で17年目です。
イングランド/ヨーク地方に実在する「ヨークミンスター大聖堂」と姉妹提携のもと、現地から移築した祭壇や備品と共に建造されました。
(画像2:ヨークミンスター大聖堂)
市内最大級の大聖堂は、多くの花嫁が憧れる壮大で厳かな雰囲気。花嫁が最も美しく輝ける瞬間を演出します。
また披露宴会場は3つの異なるスタイルのお部屋をご用意しており、どんなお客様のニーズにも対応が可能です。
“おふたりとゲストが共に喜び合えるウエディング”をコンセプトとし、
「おふたりだけではなく、大切なゲストの皆様に感謝の気持ちをお伝えし、そこにいるすべての皆様が笑顔になれる1日を実現することで、おふたりはきっと誰よりも幸せになれる。」そんな想いで日々お手伝いをさせていただいております。
―次に、西脇さんの経歴について簡単に教えてください。
静岡県富士市の出身で、入社から今年で9年になります。現在はプランナーのチーフとして、若手の育成やプランナーチームの管理業務をしながら、結婚式のお手伝いをさせていただいております。
ウエディングプランナーになりたいと思ったきっかけは、小学生の頃に経験した、親族の結婚式での子供花束のお手伝いです。幼いながらその時に一緒に寄り添ってくれたプランナーさんのとても素敵な姿に強く憧れ、高校卒業後ブライダルの専門学校に進学しました。
また、勉強の為に、と初めて購入したゼクシィに掲載されていたロイヤルセントヨークを見た瞬間に「ここで働きたい!自分もここで結婚式を挙げたい!」と思い、専門学校に通いながら、サービススタッフのアルバイトを始めました。同時に他式場への就活も行っていましたが、最終的にはロイヤルセントヨークへ就職を決めました。
入社後は、プランナー以外の職を経験してから、22歳でプランナーになりました。現在に至るまで、たくさんの新郎新婦様のお手伝いをさせていただいています。
ロイヤルセントヨークでアルバイトをされていたのですか?! 他の式場の選考を受けたにも関わらず、あいネットグループへ入社を決めた理由を教えてください。
働いているスタッフの結婚式に対する想いや、新郎新婦様に対する想いが、どの式場よりも熱いと感じたからです。またチームワークも強く、社員・アルバイトの垣根を越えて、スタッフ全員が一丸となって結婚式を創り上げるストイックさにも魅力を感じました。そして、全員が大変ながらも笑顔で楽しく働いている環境も理想的でした。私が求めている場所はここだ!と改めて実感しました。
たくさん悩みましたが、当時一緒に働いていた上司の方から、今後も一緒に働きたいと声をかけてもらったことや、両親が私の考えを尊重してくれ、支えてくれたことも大きな要因です。この決断があったからこそ今の私があると思います。
―現在は、ウエディングプランナーということですが、1日のスケジュールを教えて下さい
平日はデスクワークが中心です。お客様と行った結婚式の打ち合わせ内容をまとめたり[A1] 、週末の結婚式の準備や引継ぎを行ったりしていますまた、チーフとしてプランナーチームの労務管理や、担当振り分け、新人教育などのマネージメントも行っています。
土日は結婚式の担当プランナーとして式のお手伝いに入ったり、お打合せに入ったりしています。結婚式当日は新郎新婦様が来館される1時間前には出勤し、お迎えする準備を整えます。来館後、新郎新婦様と1日の流れを再度確認して、受付の準備や会場チェックを行います。挙式後のMCなんかも行い、そして披露宴中は無事結婚式が滞りなく進むように、各スタッフをつなぐ司令塔として全体をコントロールしています。披露宴お開き後は新郎新婦様をお見送りし、終了です。1日8時間ほど式場内を動き回っています。
―なるほど、土日は目まぐるしい1日ですね。ズバリ、やりがいを教えてください。
約5ヵ月もの間、新郎新婦様とお打合せをして決めてきたことが、たった1日の中で実現する。そのくらい結婚式には大きな意味や価値があります。当日新郎新婦様が挙式で入場するシーンを見ると、毎回ぐっと胸にこみあげてくるものがあります。また、今まで一緒に準備を進めてきた分、新郎新婦様が大切なゲストの皆様と笑顔でお過ごしになっているのを見ると、お手伝いしてきてよかったなと思います。
そして、無事結婚式を迎えられたお客様から、「西脇さんがプランナーでよかった!」「結婚式を挙げてよかった!」と言っていただけると、この仕事をやっていて本当によかったと感じます。こんなにやりがいのあるウエディングプランナーは私にとって天職だと自負しています。
(画像3:西脇さん(左1番目)含む式場スタッフとお客様)
一担当されたお客様との間で、想い出に残っているエピソードがあれば教えてください。
コロナウイルス感染拡大の影響を受け、やむを得ず延期を決断されるお客様もいらっしゃいます。一緒に準備を進めていく中で、私たちプランナーも落ち込んだり、悩んだりを繰り返す1年でした。こちらの新郎新婦様は2020年10月にご結婚式を挙げられました(画像4)。延期をご決断されて新たなお日にちを決めましたが、当時担当していたプランナーのスケジュールがどうしても合わせられず、私が引き継ぐことになりました。
担当者が変わってしまっても、「プランナーさんが2人もついてくれたなんて私たちは特別だね!」と前向きで明るいおふたりを見て、逆に元気づけられてしまいました。私たちブライダル業界に関わるスタッフが、結婚式という儀式文化が途絶えないように、そして新郎新婦様が結婚式を挙げてよかったと思っていただけるように、努めていかなければいけないと強く感じた出来事でした。
コロナ禍の中、結婚式をお手伝いして1年半…様々な対策やプランニングによって、結婚式は安心・安全に行うことができています。こんな時代だからこそ感じられる「人と人とのつながり」を多くの方に感じてもらいたいです。
(画像4:西脇さん(左2番目)含む式場スタッフとお客様)
―新郎新婦に寄り添うことで、より素敵な結婚式になるのかもしれませんね。西脇さん、本日は素敵なお話をありがとうございました。
ありがとうございました。