今回の記事では、グループで式典サービス課・進行係を担当している神尾さんに業務内容を中心にインタビューさせていただきました。(▲神尾 俊光さん)
―神尾さん本日はよろしくお願いいたします
よろしくお願いします。
―はじめに、神尾さんの経歴について簡単に教えてください
入社3年目で静岡県出身です。大学も県内で、学生時代はバレーボールのサークルに所属していました。
―神尾さんは、就活時から弊社への入社を目指していたんですか?
いいえ、就活を始めた当時は自分のやりたいことが分からなかったんです(笑)あいネットグループのことも知らなくて、合同説明会に参加したときに配られた説明会資料の企業紹介に「冠婚葬祭」と書いてあるのをみて、興味を持ちブースへいきました。知らないからこそ興味が湧いてきて、説明会や面接が進むうちにやってみたいかも・・・と気持ちが変わってきました。他にも企業を受けていて内定も出ていたのですが、うちの面接はグループワークや合宿があり、他社と比べると新鮮に感じましたね。面接を重ねるうちに、入社したい!と思うようになっていました。
―知らないからこそ興味を持ったんですね!神尾さんは現在どのような業務を担当されていますか?
グループの内のフューネラル部門(葬祭業)で、祭典の進行係をしています。主に遺族の方との打ち合わせから会館での受入れ業務、葬儀が終わるまで担当させていただいています。
―“葬祭業“と聞いても、なかなか業務内容のイメージが難しいですね。1日の流れに沿って、教えて下さい
毎日が同じスケジュールで進むわけではないんです。それでは、ある日のパターンを紹介していきますね。これは、葬儀がなく通夜がある日のスケジュールになります。空いた時間でお昼ごはんを食べたり、休憩ができるように、自分で時間を調整しています。
基本的にはご自宅へ伺うことや会館への移動などがあり、打ち合わせも多いのでスタッフ同士での情報共有が重要になってきます。式に関する変更点などについては、ご遺族や参列者の方々に大きく関わることなので、より気を配るようにしています。また、打ち合わせの際は悲しみを抱えてらっしゃる方や、長い闘病生活を送られてきた方など、ご遺族のお気持ちは皆さんそれぞれです。若い方だと初めてのご経験をされる方もいらっしゃるので、専門用語はより分かりやすく伝わるように工夫して説明することもあります。不安にさせないということを第一に意識しながら、ご遺族に合わせて対応ができるように日々考えていますね。
会場の準備は、基本的にアシスタントさんと協力して行っていきますが、花や祭壇の種類から、名前に間違いがないかなど細かく確認をしています。式が始まると進行を中心に全体を見ています。ご遺族、参列者になにか困りごとがないか、導線を案内したり、常に目配り気配りを意識して動いています。
式のあとに翌日の最終打ち合わせをして、変更点など引継ぎを終えると一日が終わります。会館からは自宅へ直接帰ることが多いですね。
―神尾さんがご遺族のお気持ちに寄り添って、日々業務されていることが伝わってきました。業務を行う上で大事にしていることはありますか?
そうですね、ご遺族と同じ気持ちになることは難しいと思うんです。それは努力して変わることでもないですし、マニュアルがあるわけでもありません。でも、僕の最大限で、その人のためにできることをしたい、そう思っています。
―自分で考えて向き合うことが何より大切かもしれませんね。そのほかにも意識されていることがあれば教えてください
式が終わりご遺族から「ありがとうございました、助かりました。」と言っていただくことがあります。そういったとき、いつも自分が代表してそのお言葉を受け取っていると感じています。というのも、この仕事は式場でご遺族や参列者の方をお出迎えするのは僕ですが、実はその裏に病院へお迎えに行くスタッフや花業者、受付スタッフ、料理スタッフ、アシスタントなどそのほかにも数え切れない大勢が関わって一つの式を作っているんです。だから、滞りなく式を終えて、ご遺族から感謝の言葉をいただくと、僕はあくまで窓口でみんながいるから成り立っているんだということをいつも意識しますね。信頼し合っていて、チームプレーだと感じていますよ。
―なるほど、通夜や葬儀の裏にはたくさんの黒子の存在があったんですね。この業務にはどんな人が向いていると思いますか?
基本は人対人なので、気持ち次第で誰でも挑戦することができると思いますよ。外に出て人と接することが多いのでそういった意味では、デスクワークが苦手な人もいいかもしれません(笑)接する人も様々なので、毎日が新しく思えますね。
―思いやりを持って取り組むことができる人ということですね!今は毎日が充実しているとおっしゃっていましたが、神尾さんの今後の目標はなんですか?
この仕事には正解がないので、日々成長していけたらいいなと思っています。グループの事業は色々あるのですが、今はこの式典サービス課の進行係として「神尾さんに任せておけば安心」そう思ってもらえるように、この道をまだまだ極めていきたいと考えています。
―神尾さん、本日は素敵なお話をありがとうございました。
ありがとうございました。