新規事業準備室 / プロジェクトマネージャーKさん
2022年4月に新卒でサイバー・バズへ入社し、代理店営業としてキャリアをスタート。その後2024年1月には新設されたSaaS局の立ち上げメンバーに加わり、プロダクトセールスをメインに挑戦。そして2025年4月、立ち上がったばかりの新規事業「WESELL」のプロジェクトマネージャーに抜擢。
「WESELL」を一言で表すと、どんなサービスでしょうか?
一言でいうと、“インフルエンサーと企業を最短距離でつなぎ、インフルエンサー・企業・代理店の三者が一体となって商品を売っていくSNSアフィリエイトサービス”です。SNSを使った購買の起点をつくり、発見から購入までをスムーズに実現する仕組みを提供しています。
他社サービスと比べたときの「WESELL」ならではの強みは?
WESELLの強みは大きく2つあります。
1つは、運用力です。インフルエンサーアフィリエイト自体は後発ですが、サイバー・バズとして長年SNSマーケティングを支援してきた知見を活かし、代理店として毎月の振り返りを徹底しながら効果改善を行っています。広告主様やインフルエンサーの成果を一緒に伸ばすことこそ、私たちの役割だと思っています。
もう1つは、TikTok Shopを見据えた戦略です。海外ではTikTok Shopの購入の約9割がインフルエンサー経由で発生しており、日本でも同様の可能性があります。私たちは特定の媒体にこだわらず、「広告主様・インフルエンサーにとって一番売れる形」を一緒に探し提案していく代理店であることを強みにしています。
SNSコマース市場はどう変化していると感じますか?
これまでSNSは“発信・共感”の場でしたが、今は“購買の起点”へと進化しています。
特にTikTok Shopでは、フォロワー数に依存するのではなく、コンテンツ力そのものが成果に直結するようになり、新たなインフルエンサーの参入障壁はどんどん下がっています。誰もがチャンスを得られる環境が整いはじめており、実際に海外ではインフルエンサーアフィリエイトからの購入が9割を占め、失敗例はほとんどありません。
一方、日本市場はこれから立ち上がる段階。まだ事例が少なく、だからこそ“青い海”だと感じています。ここで先行者として旗を立てることが、WESELLにとっての大きなチャンスだと思います。
この市場における「WESELL」の立ち位置は?
立ち上げフェーズにある今、私たちは**「ニッチトップ」**を目指しています。
ニッチトップとは、大市場全体ではなく特定の領域で圧倒的なシェアを持つこと。例えばまずはTikTok Shopの特定のジャンルのアフィリエイト市場でトップポジションを取る。その上で、他のSNSやコマース領域に広げていく。
もちろん市場の変化が速いので、3か月後には目指すべき領域が変わっているかもしれません(笑)。ただ、その柔軟性こそが立ち上げフェーズの醍醐味だと思っています。
「WESELL」が目指す姿は? 半年後・1年後のイメージは?
半年後には、まずは案件ベースでもよいので、アフィリエイト市場で競合と肩を並べられる成功事例を確立したいです。
1年後には、アフィリエイトのニッチトップとして、トップシェアを狙える位置に立つこと。そして、企業やインフルエンサーから「WESELLと組めば安心」と言われる存在になりたいと考えています。
プロジェクトマネージャーとして大切にしていることは?
私が大切にしているのは スピード・情報鮮度・チームの自走 の3つです。
- 仮説を立てたらすぐ動き、すぐPDCAを回すスピード感
- 一次情報を刈り取って鮮度の高い情報で意思決定すること
- そして、僕一人ではなくメンバーが自走できる組織をつくること
この3点を常に意識してリードしています。
立ち上げフェーズならではのやりがいや難しさは?
難しさは“正解がない”こと。常に仮説と検証の繰り返しで、答えを外から探すだけでは見つかりません。
一方で、それを自ら情報を取りに行き挑戦できる環境は大きなやりがいです。自己成長のフィールドに立っている感覚がありますね。
チームの雰囲気やカルチャーは?
チーム全員が裁量を持って挑戦できるのがWESELLチームの魅力です。「まずは動いて試す」ことを大事にしていて、ポジティブかつスピード感のあるカルチャーが根付いています。
一緒に働く仲間に求めたいマインドやスキルは?
挑戦を楽しめるマインドを持っている方と一緒に走りたいです。情報を自ら取りに行き、学びをすぐ行動に移すスピード感。そして数字や成果を“個人”ではなく“事業全体”の視点で追える人が、WESELLにフィットすると思います。