どうも!Scratchの広報担当の備生です!
世の中には素敵な経営者は沢山いますが、その中でもScratchの倉知さんという人は、圧倒的に面白い経験をされていて、私が魅了された経営者のうちの一人です。
この記事では、わが代表の倉知が今までにどんな体験をしてきたか、を3回に分けて皆さんにお伝えしようと思います!
面白い話ばかりなので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
倉知は新卒で大手の銀行員として働いた後、27歳で*カウチサーフィンでの世界一周の旅に出ました。
※カウチサーフィンとは:自分の家のソファなどを、旅行者に対して寝床として無料で提供する宿泊形態で、現地の人と旅行者の交流を創出するサービスです。
カウチサーフィンでの世界一周の経験は彼の人生に大きな影響を与えました。中でも最も鮮烈だったのは「自然」で、アメリカのグランドキャニオン国立公園は別格だったそうです。
一般的な観光客はグランドキャニオンを俯瞰して楽しむことが多いですが、倉知は積極的に*バックカントリーに行き、その信じられないくらいの自然を自分の足で歩き、その雄大さを肌で体感しました。
※バックカントリー:レジャー用に整備された区域”外”のエリア。
グランドキャニオンは今の状態になるまで5億年かかっており、その想像もできない年月や、圧倒的な迫力から見るだけではなく、「歩かなきゃいけない」という謎の使命感が生まれ、時間の許す限りグランドキャニオンを歩いたそうです!
▼倉知が目にしたグランドキャニオンの姿。5億年たった今なお変化し続けています。
アメリカでは自然に対してリスペクトを持つ精神が浸透しており、倉知も「自然保護の父」と呼ばれているジョン・ミューアの考え方に感銘を受け、自然を味わい、共に生きることの大切さを知ったそうです。
▼ジョン・ミューアの考え方
「自然を残すためには人間が自然に入れない状態にするのではなく、積極的に人間を歓迎することが大事。なぜなら、一度自然を味わった人は、必ず自然のことを好きになり大切にするから。」
アメリカの国立公園を訪れるほとんどの観光客は、フロントカントリーと言われるレジャー用に整備された部分だけしか体験しません。
しかし、フロントカントリーは自然全体のわずか5%のエリアです。
倉知はアメリカ横断の道中で訪れることができる国立公園には、できる限り訪れてジョン・ミューアの考えに従い、フロントカントリーだけでなく、積極的にバックカントリーにいきました。
また、バックカントリーに参加する人はSNSでの映えを意識して写真をとることもなく、自然を感じてただただ歩くその行為自体を、心の底から楽しんでいる様子だったそうです!
この世界一周の経験が、倉知の仕事へのモチベーションにも大きな影響を与えています。
自然は人間に対して優しい時もあるが、厳しい時もある。
仕事も同じく、つらくて泣きたい時もあるが、クライアントからの「ありがとう」や、苦難を乗り越えた時に共有できる感動がたまらない!といつも語っています。
「自然に深く入り込むことで、初めて自然に愛着を持つ」、この体験を通して、まずは物事を「体験して、知る」ことが大切だと自然が教えてくれたそうです。