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挑戦したい人にチャンスがある、みんながワクワク成長できるチームへ。事業部長・山下が目指す仕事のあり方とは

株式会社リスペクトに2019年に入社した山下 航希さんは、2022年にローンチしたBtoBマーケティングのメディア「BeMARKE」の立ち上げにプロジェクトマネージャーとして関わり、その後事業部長に就任しました。現在は事業計画の検討、予実管理、メンバーのマネジメント全般を行っています。

リスペクトに入社して4年目で事業部長となった山下さんに、BeMARKE事業部長として大切にしていることや、仕事に対する価値観などを伺いました。

1.チームを強くするために意識している2つのこと

――若くして責任ある立場に就任されましたが、特に事業部長として意識されていることは何ですか。

意識していることは、主に2つあります。

1つは近視眼的にならないことです。元々は営業をやっていたのですが、当時は月やクォーター(※3カ月単位の期間の捉え方)の数字を追って近視眼的に仕事をしていました。今の事業部長というポジションにおいては、絶対にそうならないようにしようと思っています。

事業部長なので、目先の目標達成はもちろん大事です。しかし、その達成のために動くのはあくまで各チームのメンバーです。「今やっている事業に再現性を持たせて、ユーザーのみなさんに、クライアント企業に価値提供するためにどうするか」を3年単位、5年単位といった長期スパンで考えることが事業部長の役割であると思っています。

もう1つは、可能な限りみんなの判断を尊重することです。自分が最初から「こうしてください」と決めて進めるのではなく、みんなの考えや意思を大切にしています。

みんなに意思決定の機会が増えていけば、チームとしての力が強くなります。チームが力を持つことで、再現性のある価値提供がどんどんできるようになっていくと思うんです。なので、自分としてはなるべく細かい意思決定には口を挟まないようにしています。

2.仕事は社員全員の「自己実現の場」であるべき

――仕事についての考え方を教えてください。

「そもそも会社は何のためにあるのか、なぜ事業を作る必要があるのか」を考えたときに、1つ仮説としてあるのが「参画してくれているみんなの自己実現の場を作るため」ではないかと。だからメンバーの意思と、ビジネス上必要な部分、2つが重なり合うところをいかに増やすかが重要だと思っています。

だからこそメンバーの意思、キャリア形成への考え方、ありたい姿は事業部長として把握しなければならないし、「やりたいこと・やるべきことが重なる部分を見つけて一緒に頑張ろう」というコミュニケーションは強く意識しています。

「やりたい」を実現してもらった例を1つ挙げると、BeMARKE事業部にはチームへの働きかけに積極的なメンバーがいて、「毎月いい動きをしてくれた社員を自分なりに表彰したい」という話をしてくれたんです。「じゃあやってくださいよ!」と背中を押したら、その月で一番良い働きをしたと思う1名に各自で投票して最多得票者を発表する仕組みを考えてくれて、社員のモチベーションアップの機会になっています。

3.「楽しい」が循環する意思を持った集団でありたい

――社員1名が日報で「素敵な社員」を紹介し、次の社員にリレー形式でバトンを渡していく「日報リレー」を始められたのが山下さんでした。どういう意図があったのですか。

楽しく働けないことが嫌なんです。仕事が単なる作業になっていたら、それは人生において無駄な時間になってしまいます。だから意思を持って仕事をする人の集まりでいたいと考えていました。

リモートワークでは特に、コミュニケーションの量が仕事のやりがいや達成感に影響すると思っています。だから、コストをかけずに業務の延長線上でコミュニケーションを増やす一環として、日報リレーの案を出しました。みんなが楽しくワクワクしながら働いていれば自分も楽しくワクワクできるし、会社全体の成果にもつながる。成果が出ればみんながさらに楽しくワクワクできる。そうした循環を生みたいと思っています。

4.入社直後は理想と現実のギャップに打ちのめされた

――入社して4年目で事業部長という役職になったわけですが、入社当初はどんな考えを持っていましたか。

入社当初は自信満々でした。自分の地頭や能力の高さに自信があったので、「俺が会社を変えてやる」と思っていたんです。小さいベンチャー企業で、若手のうちからバリバリやって、「リスペクトが大きくなった背景には山下の存在があった」と言われるような状況を作ろうと思っていました。

実際は、理想と現実に大きなギャップがありました。当時のリスペクトは先行投資がかさんだものをうまく回収できず、数字的に厳しい状況が続いていたんです。そのため会社全体の雰囲気が後ろ向きで、みんなが疲弊していました。「もうだめだ」「こんなのうまくいかない」という暗い考えが蔓延している職場で働くことになって、思い描いていたイメージとの落差を感じて「きついなあ」と。

また、現場の配属が決まり、OJT研修が始まってからもイメージとの落差がありました。バリバリやれるつもりでいたのに、「あれ、俺って思ったより仕事できないぞ」と自分を過大評価していたことに気づいたんです。入社してから1年は、今後どうしていくべきかをずっと考えていた気がします。

5.自分を変えた「一緒に会社を変えていこう」の言葉

――そういった苦しい状況から、会社の雰囲気も、山下さん自身も大きく変化があったように思います。3年間のうちに自分自身の成長を実感したことはありますか。

しいて挙げるなら、「仲間と一緒に何かを達成する」という思考とやり方が身についてきたことでしょうか。

学生以前の自分は、リーダーシップを取ろうとする、1人で大鉈を振るって組織を変えていこうとする人間でした。それが、先述した「この会社きついなあ」という状況で、たまたま当時一緒に働いていた営業系チームのリーダーが同じような課題感を持っていて、「一緒に会社を変えていこう」と言ってくれたことで変わったんです。自己開示を苦手に思っていたものの、その人には困っていることやうまくいかないことを吐露できました。おかげで会社の雰囲気を変えていくために、リーダーと共にさまざまな取り組みができました。

そのときの経験は、今のBeMARKEにも生きています。自分の方がこの領域に詳しいと思っても、あえて口を出さないという選択を取れるようになりました。「チームを信じて、仲間と一緒に変えていく」という思考を持つことで、自分一人ではできなかったことを達成したり、大きいアウトプットを出したりできるようになったんです。何より、1人でやっていたときと比べてつらい思いをしなくなりました。

6.BeMARKEは成長したい人がチャンスをもらえる場所

――最後に、BeMARKEはどのような方が活躍できる場所だと思いますか。

リスクを取っても挑戦したいと思っている人ですね。

会社に入ってから思っていることは、挑戦しなければ成長はないということです。リスペクトは挑戦したいと思えば必ずチャンスをくれる会社です。仲間にチャンスを与えて、みんなが強くなれる環境を用意することが自社の存在意義でもあると思っています。

コンフォートゾーン(現状のスキルで対応できる居心地の良い範囲)から出て、「成長したい」「自分の視座を高めてできることを増やしたい」「周囲に与える影響を大きくしていきたい」といった気持ちを持っている人であれば、間違いなくBeMARKEはチャンスに満ちた環境です。ワクワク楽しんで仕事をしながら、同時に挑戦をしていきたい方とは、ぜひ一緒に働きたいと思っています。

僕自身、枠内に留まってしまうこともあるし、挑戦していないなと思うこともあります。みんな道半ばです。BeMARKE事業部で、みんなと一緒に成長していきましょう。


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