こんにちは!カイテク株式会社 採用責任者の小川です!
弊社は"介護・看護有資格者が空いた時間でお仕事ができる"ワークシェアリングサービス「カイスケ」「ナースケ」を運営しているヘルスケアITベンチャー企業です!
2022年2月にシリーズAの資金調達3.7億円を達成し、急速な成長を迎えています。
今回は、その急成長を支えてくれている「介護職からITベンチャー企業に転職した」カスタマーサクセスの西村さんにインタビューをしました!
介護職から介護現場を支える側へとキャリアチェンジした理由を深掘りしていきますので、是非ともご覧ください^^
■プロフィール
カイテク株式会社 カスタマーサクセス
西村 奈津芽
- 2019 文教大学 人間科学部 心理学科卒
社会福祉士 取得 - 2019- 介護保険サービス提供法人
有料老人ホームにて、常勤ケアワーカーとして勤務
介護現場での様々なHard Thingsを経験
介護福祉士 取得 - 2022- カイテク株式会社
介護職からITベンチャー企業へ転職を決めたきっかけ
まずは簡単に自己紹介をお願いします!
なんか、緊張しますね笑
カイテク株式会社でカスタマーサクセスを担当している西村です!
前職では介護付有料老人ホームで3年ほど介護職として勤務していました。
夜勤や身体介助など、介護職としての仕事は一通り経験して、リーダーなどの役職はついていませんでしたが、教育係として後輩指導なども担当していました。
介護職からITベンチャー企業への転職、ぶっちゃけ想像してましたか?
全く想像していませんでしたね笑
転職を考え始めた時も一般企業は候補にも挙げていなくて、漠然と現場の経験を活かして社協や行政への転職を考えていました。
全く想定してなかったのですね笑 ちなみに転職を考えたきっかけは何ですか?
元々、介護の現場が自分に向いてるかはわからなかったのですが、「現場を経験しないと福祉のことを語れない!」と思い、新卒で介護職になりました。
その時は、勤務してみた上で現場が好きだと感じられたら続けようと考えていましたね。
その後、介護職を3年経験した結果、「今のままでいいのかな?」というキャリアの悩みを持ち始めたのが、転職を考えたきっかけです。
また、介護職のままキャリアを積んだ場合、管理職になることが一つの目標になると思います。
その管理職の仕事を身近でみていて、「自分では難しそう」「向いてない」と思ったのもきっかけの一つですね。
転職を考え始めた中、どのようなきっかけでカイテクと出会ったのですか?
前職の法人でカイスケを導入していたので、サービスのことを知ってはいました!
「現場から離れてもカイスケを通じて現場と関わり続けることができる!」と考えてましたね笑
カイテクへの採用面談を受けることになったことは、本当に偶然です。
知り合いの人が代表の武藤さんと知り合いで、転職活動していることを偶々相談したら、「カイテクが採用を進めてるみたいだから、面談受けてみたら?」と紹介いただいたのがきっかけです。
なぜカイテクの採用面談を受けてみようと思ったのですか?
まず、カイスケ自体が前職でも導入されていて、信用できる企業だなというのは前提としてありました笑
その上で、「考えたこともなかった、IT企業でのキャリアという新しい道」に純粋にワクワクして、面談を受けてみました。
カイテクに入ろうと決意した理由を教えてください!
面談の時に武藤さんの話を聞いて、介護業界向けのビジネスをやっている企業のイメージが変わったことが大きいです。
完全に偏見ですが、現場で働いているときは介護業界向けのサービスを展開してる企業が本気で「介護を良くしたい!」と思っているイメージがありませんでした笑
でも、武藤さんが「本気で業界を良くしたくて事業をやっている」ことを知り、その想いやビジョンに共感して「もしかしたら自分も本当に業界に貢献できるかもしれない。この会社に入りたい!」と純粋に思い、入社を決意しました。
(明るく笑顔が絶えない西村さんは、カイテクのムードメーカーです)
介護職とITベンチャー企業の仕事の違い
入社後、最初は不安じゃなかったですか?
不安しかなかったです笑
ビジネスのことは全く知らない状態でしたので、例えば名刺交換やビジネスメールの作成すらもわからない状態でした。
やること全てが経験したことのないことばかりで、不安でしたね。
入社後で一番苦労したことはなんですか?
同じ回答になってしまいますが、全て苦労しました笑
中でも数値分析や、ゴールから逆算して目標数値を立てることは介護職では全く経験していなかったので、苦労しました。
どうやって苦労を乗り越えましたか?
まずは、成功した事例を一つひとつ分析して、どのように再現性を持って次の成功につなげるかを考えるようにしました。
再現性がある施策や方法が見つかってからは、その方法を活用して逆算して目標が設定できるようになりましたね!
あと、再現性のある方法を見つけるためには数値を分析する必要があったので、仕事を進める中で慣れていったことも大きいかもしれません。まだまだ勉強中ですが…笑
逆に、介護職を経験したからこその強みを活かせている点はありますか?
商談やカスタマーサクセスのオンボーディングなどで、介護施設の方々とお話しする時に強みが活かせていると感じますね!
特に、介護現場の課題や悩みについて、介護職を経験したからこそしっかりと理解して提案ができたり、サポートできる点は強みだと感じています。
素晴らしいですね!ちなみに、ベンチャー企業の仕事は忙しいですか?
私もハードワークになるのかなと思っていたのですが、介護現場では夜勤やスタッフ不足による残業もあったので、忙しさの実感としてはほぼ変わらないですね!
カイテクでの仕事について
今の仕事のやりがいを教えてください!
「助かりました!」という感謝のお言葉をいただけるのが一番嬉しくて、やりがいを感じます!
自分も介護職をやっていたときに、人がいない時の大変さを経験していました。
だからこそ、良い方がカイスケで働きに来てくれた時の有り難さは、自分ごとのように感じています。
仕事が楽しいと感じる時を教えてください!
最初は苦労した数値分析や目標設定ができるようになったり、成長を感じる時が楽しいです!
また、事業所様への新しい提案やサポート方法を思い浮かんだ時に、良い施策なら立場関係なく進められる環境であることも非常に楽しいですね。
常に前に進んでいる実感を得られることが、楽しく感じる大きな理由だと思います。
(お隣さんの吉野さんは同期入社で、良き仲間でありライバルです)
カイテクでの仕事は、どのような人が向いていると思いますか?
「新しいことにワクワクする人」ですね!
面接の時に武藤さんから「日々変化が大きいけど、大丈夫?」と聞かれていましたが、その時に想像していた以上に変化が激しいです笑
その変化の大きさ=新しいことを楽しめる人なら、すごく伸び伸びと働ける環境だと思います!
ちなみに、介護職の方も向いてると感じますか?
もちろん人によりますが、私は向いていると思います。
介護現場で「利用者様のことを本気でサポートしたい!」という想いで仕事をしていた時と「サービスを成長させて、本気で業界を良くしたい!」という想いでカイテクで働くことは、本質的に一緒だと感じているのが理由です。
逆に、カイテクで働く際に乗り越えないといけない壁はありますか?
介護職として働いていた時の仕事の進め方や考え方を大きく変えないといけない点ですね。
介護現場では臨機応変に利用者様に合わせて対応する必要があり、答えが明確にない仕事が多かったと感じています。
逆にカイテクのような事業会社で働く場合は、論理的に考えて行動することが求められるため、仕事の進め方が全く異なります。
でも、凄く成長できる環境でもあるので、介護職の方でITベンチャー企業に興味がある方はチャレンジしてほしいですね!
西村さんが感じるカイテクの魅力は何ですか?
3つあります!
1つ目は「職場内がフラットな関係」であることです。
年齢とか立場に関係なく、提案した内容をみんなが真摯に考えてくれて、効果的な施策なら積極的に取り入れてくれます。
また、雑談の時も年齢とか関係なく、和気藹々と話ができるとても楽しいチームです!
2つ目は「全メンバーが心からサービスを良くしたいと思っている」点です。
日々のMTGやメンバー間のコミュニケーションでも、「どうすればユーザーにとってより良いサービスになるのか?」という考えの元、話し合いがされています。
本気で業界を良くしたいと考えている素敵なメンバーが揃っています。
3つ目は「圧倒的なスピード感」ですね。
メンバーが提案した施策や意見の妥当性があれば、すぐに取り入れられて行動に移せる環境です。
どんどん良くしていこうという意思をメンバー皆が持っているので、「失敗しても良いから行動する」文化が根付いていると感じます。
最後に、西村さんの今後の目標を教えてください!
業界全体に関する大きな目標としては、「介護職の人が、介護職をやってよかったな」と思える業界になるようにサービスを広げていくことです!
介護現場は多忙すぎたり、その反面金銭的に苦しい状況になる人もいます。
カイスケが当たり前に利用される業界になれば、活躍している人がしっかりとした報酬を得られたり、自身に合う働き方を作れる世界になると思っています。
また、カイスケの活用によって現場の方々の負担も下がると感じています。
私個人の目標は、「ITベンチャー企業でのキャリアを作り上げて、介護職のキャリアの選択肢を広げたい」と思っています!
そのためにも日々の仕事に向き合い、カイテクのミッションである「テクノロジーを活用して介護医療現場の笑顔を一つでも増やす」ことを達成できるよう頑張っていきます!
本当に私もまだまだ成長が必要で、不安なことも多いので、一緒に頑張ってくれる仲間が来てくれたら嬉しいです!