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Panasonic×ゼロボードのライブ配信対談「製造業必見!再エネ100% 脱炭素経営への道」を開催

2023年4月7日、ゼロボードオフィスにてパナソニック社とゼロボードによる対談のライブ配信を行いました。本イベントには230名を超えるお申し込みをいただきました。

■テーマ
「製造業必見!再エネ100% 脱炭素経営への道〜パナソニックが挑む世界初の『RE100化』ソリューションとは」

■登壇者
<ゲスト>
パナソニック株式会社 グローバル環境事業開発センター 所長 加藤 正雄氏
東京理科大学工学部電子電気工学科卒業後、パナソニック株式会社に入社、13年間グローバルでのテレビ開発に従事(ブラウン管、プラズマ、無機EL)。その後、2014年から2019年、くらし・人々に安心と安全をご提供する省エネ・レジリエンス商品である、家庭用燃料電池エネファームの開発を担当。2020年から同社マレーシア空調拠点に駐在し、経営企画・リーガル担当を経て、脱炭素・水素社会が急速に注目されるなか、2021年度から再度エネファーム、および水素燃料電池の事業を担当。加えて、2022年からは当社方針のGreen IMPACTにもとづき、パナソニックグループ横断で、グローバルで脱炭素社会構築と安心・安全なくらしに貢献していくために、水素・環境エネルギー事業の立上げを担当。

<ファシリテーター>
株式会社ゼロボード 代表取締役 渡慶次 道隆

対談は自己紹介ではじまり、渡慶次が製造業を取り巻く環境の概況と課題を説明したあと、加藤さんからパナソニック社のRE100ソリューションの全体像をご紹介いただきました。


パナソニック社 RE100ソリューションのコンセプト

”消費地にて「CO2排出ゼロ」の発電所をつくる”

燃料電池草津工場の電力を太陽電池+蓄電池+純水素型燃料電池で賄い、EMS制御により、天候変動や需要変化に追従した効率的な発電を実現

パナソニック社がこのソリューションを進めるなか、発電所には年間約400社の企業が見学にお見えになったと話す加藤さん。それら企業様からのフィードバックの内容や、今後の課題解決の方向性などを紹介されました。

続いて渡慶次が「zeroboard」を活用した両社でのプロジェクトについて紹介しました。ゼロボードでは、燃料電池草津工場のサプライチェーン排出量の経年比較および削減シミュレーションを支援してきました。その結果のうち、水素利活用による自家発電のCO2排出量削減試算のデータを公開しました。

続いてはフリーディスカッション。過去の数字(排出量)を可視化することはもちろんだが、投資家から開示が求められているのは、これからの方向性や事業機会にどう変えていくかということだ、と話す渡慶次。パナソニック社は2050年に向けた削減インパクトの目標「GREEN IMPACT」を掲げていると加藤さん。とりわけユニークな提言が「FUTURE IMPACT」として、今はまだない新技術や新事業によって社会の排出削減への貢献目標を明確に示している点です。従来の上場企業は無かったようなコミットしづらい大胆な発表であるが、大きいビジョンに向かってジャンプしようという姿勢が見えたと、渡慶次。それは基礎的な研究開発を行う研究者にとっても勇気になるし、コミットメントがあるからこそ開発にも熱が入るのではないか、と付け加えました。

最後は参加者からの質問に回答し、対談は終了しました。たくさんのご質問をありがとうございました。

対談のアーカイブ動画は、今後ユーザーコミュニティ「All Aboard! 」で限定公開する予定です。「All Aboard!」は、ユーザー企業の担当者さま同士が業界の垣根を越えて繋がりながら、ゼロボード、そして脱炭素領域の有識者とインタラクティブに情報共有や相談、ソリューションへの要望を伝えることができるコミュニティです。ユーザー企業さまはぜひ参加をご検討ください。

ゼロボードでは開発、ビジネス、バックオフィスなど全方位で採用を強化中です。
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