社会人インターン生は見た!トヨタコネクティッドの今と未来
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こんにちは!戦略人事Gの大内です。
トヨタコネクティッドの新たな取り組みとして、社会人インターンシップの方をお迎えしておりました。今回はインターンに参加された大山さんをインタビューし、その取り組み内容をご紹介したいと思います。
社会人インターンシップをされた大山さん
まずは大山さんご自身のご経験について教えてください!
はい!私は2011年に大学を卒業し、ソニーグループでIT・ビジネスコンサルティングの仕事をしました。海外でグローバルな仕事をしたいと思い、上海でFESCO Adeccoに転職し約4年間人事コンサルタントとして従事しました。帰国後2017年に日産自動車に入社し、グローバルHRとしHRBPとタレントマネジメントの領域を主に担当しました。経営視点で物事を考えられるようになりたいと思い、2020年9月から現在まで、清華大学グローバルMBAプログラムに所属しています。
今はMBAに所属中とのことですが、当社で社会人インターンシップをしようと思った背景はなんですか?
日産自動車でHRBPを経験していたこともあり、ほかのモビリティカンパニーで知見を深めたいと思っていました。戦略や管理体制、人事の取り組みをベンチマークし、ベストプラクティスが知りたいと思ったためです。MBAに所属しているとインターンシップの機会も多くありますが、過去に所属した業界だとより学びも多いと考えてトヨタコネクティッドを志望しました。
実際に参加してみて、当初の狙いは達成できましたでしょうか?
はい、想定よりも多様なサービスがコネクティッドサービスと定義されていて驚きました。例えば、テレマティクスもコネクティッドの領域であったりして、会社によって領域定義が違うということは再発見でした。CASEという業界の激変期でもあるので、これからも領域定義はどんどん変化していくことと思います。
今回インターンシップで取り組んだ内容について教えてください!
期間としては2週間半の参画でしたが、大きく分けると3つの事柄に取り組みました。
1) 海外事業体の人事課題や管理体制についてヒアリング
2) グローバル人事の課題整理
3) 課題に対するアクション、提案の作成
インターンシップを通して得た発見や学びがあれば教えてください!
トヨタコネクティッドならではの特色がある人事制度について知る機会があり、非常に勉強になりました。例えば期待役割賞与という期待以上の役割を果たした人に特別賞与を出す制度については、テック企業らしく面白いなぁと思いました。このようにアドオンで人事制度を作るのは難しいところですが、チャレンジを歓迎する風土を感じる制度、取り組みであると思います。
今回のインターンシップは大山さんのキャリアにどのような影響がありましたでしょうか?
将来的には自動車業界に戻って、CASEという業界変革の中でキャリアを築いていきたいというビジョンを再認識することができました。自動車は鉄で出来ているという点以外は今後変わっていくと思っており、エンジンもなくなり、自律的に動くようになります。移動手段以上の存在になっていく過渡期です。人々のライフスタイルを変えていく主体であるので、業界の成長とともに、自分も成長していける業界だと思っています。
インターンシップを通して当社の課題もいろいろと見えたと思いますが、最後にご提言があればお願いします!
トヨタコネクティッドグループ全体でみると、海外拠点含め多様で優秀な人材が活躍していることがわかりました。人事の視点で考えると、良い人材ができるだけ長く勤務し、最大限にパフォーマンスを発揮することができるようになることが必要です。現時点で人事は海外拠点間の横のつながりが少ないので、少しずつでもつながりをもち、グループ全体で力が出せるようになると良いと思います。
大山さん、インターンシップ参加、お疲れ様でした。
ありがとうございました!