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「私たちのデザインを使っていただくきっかけに」デザインサイト立ち上げに込めた想い


こんにちは。
企画部ディレクターの由です。

昨年秋、当社のデザイン部によるサイトを立ち上げました。↓
公開から半年ほど経ちましたが、おかげさまで大変多くの方にご覧いただけるサイトになりました。

BRAIN CENTER Design|株式会社 ブレーンセンター デザイン部
企業広報・コミュニケーション活動を幅広く支援する、株式会社ブレーンセンターのデザイン部のサイトです。私たちデザイン部は、デザインコンセプトを立案し、各種の表現の可能性を探りながら最終的なデザインへと落とし込むまで、クリエイティブワーク全般を担っています。
https://design.braincenter.co.jp/








ところで私たちブレーンセンターは、このサイトとは別に元々コーポレートサイトを設けており、そちらでも当社の制作実績を数多く掲載しています。

そんな中で、何故あえて「デザイン部によるデザインサイト」を作成したのか。
今回はこのサイト立ち上げの発起人である、
東京デザイン部のShirakawaさんにその想いを伺ってきました。

ブレーンセンターが手掛けるデザイン

こんにちは、デザイナーのShirakawaです。

私は、主にIRや採用等の分野でグラフィックの制作に携わってきました。現在は、さまざまな案件のアートディレクター、メインデザイナーとして、主に上場企業のクライアントを担当しています。

私たちブレーンセンターのデザイナーの仕事は、一般的なグラフィックやウェブデザイナー同様に、デザインコンセプトを立案し、さまざまな表現を探り、最終的な表現物まで落とし込むことです。

ただし、私たちが手掛けるのは企業広報・コミュニケーションと呼ばれる分野のデザインです。扱っている商品は投資家向け、サステナビリティ・CSR向けや採用向けの広報であり、一般消費者はあまり目にしない広報物かもしれません。そのような広報物のデザインを専門に手がけるデザイナーもあまり知られていないかもしれません。

企業広報・コミュニケーション:企業を取り巻くさまざまなステークホルダ(利害関係者)との良好な関係性を構築し、その関係を深めるためのコミュニケーション





私たちが作ったデザインを受け取る相手は、企業が良好な関係を築きたいと思っておられるステークホルダーの方々です。具体的に言えば、機関投資家や個人投資家、地域住民やNPOの方々、社員や求職者、その家族…などその対象はかなり幅広いですが、いずれの相手も関心を寄せている企業に対して「何らかの明確な目的」を持っています。

ですから、私たちの手掛けるデザインとは想定される読者の「関心に的確に応えられるデザイン」であることが大前提となります。
それだけではなく、読者の興味をさらに喚起させるための「惹きのある魅力的なデザイン」も当然求められます。

多様な知見と想像力を結集し、お客様との対話を重ねて仕上げていく…それがブレーンセンターのデザインです。



例えば統合報告書では、企業の経営の考え方を伝えるための図を作成。企業理念や経営戦略、取り巻く外部の社会課題など、多様な情報を整理し、読者が素早く的確に内容を理解できるように整理して作り上げていきます。

デザイナーの役割が変わってきた

長年デザイナーとして関わってきた私は、当社のデザイナーを取り巻く環境が近年劇的に変化しているのを肌で感じています。

1.メディアの枠を超えた活躍が求められるようになった

かつては印刷物を手がけるグラフィックデザイナー、ウェブを構築するウェブデザイナー、動画を扱う映像クリエーターと比較的明確に区分けされていました。

現在はウェブを中心として、印刷物や映像を組み合わせたコミュニケーションメディアが増えてきています。1つの案件で複数のメディア(印刷+ウェブ)が並行して動いたり、作ったコンテンツを活かして映像を作ったり…といったことも当社では当たり前になりました。

デザイナーはグラフィックやウェブ、映像といった区分けを超え、活躍の領域が拡大しています。


2.サステナビリティを軸にした「企業ブランディング」ニーズが増大してきた

企業や社会のサステナビリティ(持続可能性)への関心が高まるなか、お客さまが自身のビジョンをメディアを駆使して訴求する「企業ブランディング」のニーズが急激に高まっています。

「企業ブランディング」というと、消費者を中心とした大掛かりなマス広告を真っ先に思い浮かべる方がいるかもしれません。ただ本来は消費者だけに限らず、企業を取り巻くさまざまなステークホルダーに対して理解と共感を醸成するコミュニケーション戦略を展開していくことが必要です。

デザイナーには、適した表現を戦略的に考え、提案し、実現することが求められます。

先述したように、私たちブレーンセンターのデザイナーは長年、幅広いステークホルダーに向けたデザインに取り組んできました。

今後、私たちのデザイン活動が果たせる役割は今後一層高まっていくことでしょう。

私たちのデザインを使っていただくきっかけにしたい

このように、比較的特殊な環境で培ったさまざまな表現や、劇的に変化する環境に私たちブレーンセンターのデザイナーは対応してきました。

ただしこれまでは当社の組織上、デザイナーは後方支援の色が強く、デザインの強みを自分たちが主体となって前面に出すことがなかなかできませんでした。

お客様からプロジェト自体への評価は得ているとはいえ、実際にデザインだけで通用するのだろうか。
そのことを試す機会が必要なのではないだろうか。
そうしなければ、劇的に変化している環境に、自らが対応できなくなってしまう―

そういった考えのもと、今回このデザインサイトを立ち上げました。
このデザインサイトを通じて、ブレーンセンターのデザインを広く皆さんに見て、評価していただき、

そして、私たちのデザインを使っていただくきっかけにできればと思っています。

切磋琢磨しながら、個と集団の力を高めあう場に

また、もう一つの目的として社内啓発の側面もあります。

私たちは個の力と集団の力どちらも重視しています。さまざまなデザイナーがみんなで切磋琢磨しながら、多様な表現をし、またそれを集合させ、ブレーンセンターデザインとしてアピールする場所の一つが、このデザインサイトです。

そして、デザインサイトを通じてさらに多くのお客様に喜んでいただけるデザインを提供したいとも考えています。

社内外からのフィードバックをいただければ、それらのフィードバックがそれぞれデザイナーのモチベーションになります。

将来的には、デザイナー個人の作品の発表の場であったり、いろんな意見の発信の場にできればとも考えています。


もし、この記事を読んで興味を持った方はぜひ、
ブレーンセンター デザインサイトをのぞいてみてください。

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