4月19日~20日にかけて、東京・浜松町にある東京都立産業貿易センターで行われた「A Space Walk 2025 Spring TOKYO」に参加しました。初夏の陽気もあり、たくさんの文具好きのお客様で賑わった2日間でした。大規模なイベントではないのですが、とてもアットホームな雰囲気のイベントです。
文具の宇宙を巡る旅へ
イベントの主催はTono&Limsというインクブランドです。インクの企画やプロモーションを担当するTonoさんと、インク調合やカラーマネジメントを行うLimさんが共同で立ち上げました。Tono&Limsは様々な企業やクリエイターさんとコラボしていますが、ナガハシ印刷の「いいかげんシリーズ」も、Tono&Limsとコラボしたインクを作っています。このTono&Limsとコラボした企業や文具店、万年筆や雑貨を扱うショップが一同に会したイベントが、「A Space Walk 2025 Spring TOKYO」です。各ショップのブースにずらりと並んだインクやペン、アイテムの多さはまさに宇宙に広がる星のよう。その光景は圧巻です。お客様はこの「文具の宇宙」を旅しながら、お気に入りを見つけます。
いいかげんな、3つのインク
「肩の力を抜いて、ゆったりとした気持ちで”書く”ことを楽しんでほしい」
「いいかげんノートをこのインクでもっと楽しんでもらいたい!」
という想いから生まれたいいかげんインク「にどね」「おひるね」「よふかし」は、その言葉のイメージや、ナガハシのブランド「いいかげんシリーズ」の想いを伝え、Tono&Limsさんに色を作っていただきました。色が決まったら、今度はパッケージをデザインします。インクは使い心地や発色が大事なのはもちろんですが、ナガハシ印刷ではインク瓶に貼るシールやパッケージにもこだわりを持って制作しています。
何度か検討を加え、できたのがこちらのインク。発色の良さ、こだわりのパッケージの可愛さ、そして「にどね」「おひるね」「よふかし」という名前にお客様が笑顔になるのを拝見すると、私たちも思わず笑顔になります。
最初は「売れるかな?」と心配していた私たちですが、心配とは裏腹に、たくさんのお客様が手に取ってくださいました。単純に「たくさん売れた!」ということももちろん嬉しいのですが、星の数ほどたくさんのインクが集まる中で、いいかげんインクに込めた想いをお客様にお届けできたということが、私たちにとって何よりも嬉しいことでした。
想いが届いた、その先へ
イベントの醍醐味は、何といってもお客様と直接お話ができることです。お褒めの言葉にも、改善のご意見にもきちんと向き合っていくのが「いいかげんシリーズ」。これからもたくさんのお客様に想いを届ける商品づくりをしていきます。
インクの新作が近々発表されるかも…ということで、次回はもう少しインクについて、こだわりなど詳しくお伝えできればと思います!