◆2010年新卒入社(16年目) セールスエンジニア職 栗原 啓太
Q1. 現在の担当業務や、これまでの簡単な経歴を教えてください。
A1. 大学院で工学研究科の化学分野を専攻し、新卒で三興通商へ入社しました。入社以 来、気象庁や大手製造業のお客様を中心に営業・技術サポートを担当し、最近では海洋気象観測分野の案件にも携わっています。
Q2.15年前、あえて三興通商を選んだ決め手は何でしたか?
A2.当時は進学も考えていたんですが、学生時代はずっと研究に打ち込んできたので、社会人になるなら全く違う分野で働きたいと考えて、商社を志望しました。
その中でも三興通商を選んだのは、出張の多彩さと当時の社長との面接です。国内外問わず出張があり魅力を感じましたね。また、当時の社長との面接で「裏表のなさそうな正直な人」と感じました。一緒に働いてみたいと思わせるその人柄も入社の決め手だったんです。今も役員として在籍しているので、時々会いますけど。あの時の直感は間違っていなかったと、15年経った今でも感じています。
Q3.三興通商の仕事は、世の中でどのように役立っているのでしょうか?
A3. 当社で扱う機器は、基礎研究から社会インフラまで幅広く使われています。直接目にする機会は少ないですが、実は皆様も恩恵を受けているものがたくさんあります。
例えば、空港に設置されているシーロメーター(雲の高さを計測する機器)は、航空機の安全な離着陸に欠かせない設備であり、設置が義務付けられています。普段気にしない「当たり前」を支えるためには多くの設備や技術が必要です。私たちの仕事は目立つものではありませんが、人々の生活や地域社会を陰から支える重要な役割を担っています。
Q4. 三興通商ならではの面白さや、仕事の醍醐味を教えてください。
A4. なんと言っても、セールスエンジニアとしての仕事のやり方ですね。一つの案件に最初から最後まで深く関われるところが醍醐味であり、お客様への提案から製品の選定、納入、そして稼働後のフォローまで、一貫して携わることができます。案件全体を見渡しながら仕事を進められるので、自分の役割や成果を実感しやすいですね。
当社は決して大企業ではありませんが、その分、一人ひとりに任される範囲が広く、裁量を持って働けます。大規模な会社では業務が細かく分業されることも多いと思いますが、当社では営業担当がプロジェクトの中心となり、お客様やメーカー、施工会社と連携しながら案件を進めていきます。
自分が提案した設備が実際に導入され、無事に稼働し、お客様や社会の役に立っていることを実感できた時の達成感は格別です。社会的意義の大きさが感じられることがこの仕事ならではのやりがいですね。また、案件ごとに条件や課題が異なるので、同じ仕事の繰り返しにならない点も、この仕事の大きな魅力ですね。
Q5. これまでで最も印象深い仕事のエピソードを教えてください。
A5.どの仕事も印象深いですが、強いてあげるとしたら、硫黄島での高層気象観測システム導入です。民間機では入ることのできない離島であり、アクセスや輸送にも制限があるため、事前準備を徹底して完璧な状態で臨まなければならず、その分、ほかの案件以上に緊張感のある仕事でした。業務の準備だけでなく、自身の飲み水も1週間分用意するなど、離島に滞在するための準備も必要でしたし、自衛隊の輸送機で、隊員の方や積載品などと一緒に乗り込んで現地入りするのもかなりレアな体験でした。
硫黄島は歴史的にも特別な場所であり、現地を訪れたことで自身の見識を広げる貴重な経験にもなりました。この仕事をしていなければ経験できなかった出来事だと思っています。
Q6. 社風やカルチャーはどのような雰囲気ですか?
A6. 穏やかで相談しやすい雰囲気ですね。営業職というと個人プレーのイメージを持たれることもあると思いますが、実際には社内メンバー、メーカー様、協力会社様などとチームで協力しながら進める仕事が多くあります。困ったことがあれば先輩や上司にも気軽に相談できますし、逆に年下の社員にアドバイスを求めることもあります。年齢や役職に関係なく、それぞれのバックグラウンドや考え方を尊重し合える社風です。
Q7. 勤続年数も長いと思いますが、働きやすさはいかがですか?
A7. 非常に働きやすい環境だと思います。15年以上続けてこられたのは、会社の安定性はもちろん、周囲の人たちの支えがあったからです。40代になると仕事だけでなく、家庭との両立も重要になりますが、そうした変化にも柔軟に対応できる環境が整っています。有給休暇も取得しやすく、業務のスケジュールを調整しながら無理なく進めることができます。
規模が大きすぎないからこそ、社員同士の距離が近く、理不尽な要求や過度な縦割りがないことも働きやすさにつながっていると思います。
Q8. 長年この仕事を続けてこられた、あなたにとってのモチベーションは何ですか?
A8. 一番のモチベーションは、仕事を楽しめていることです。研究者を目指していた時期もありましたが、今振り返ると、机に向かって研究するよりも、現場に行ったり出張したりしながら多くの人と関わる今の仕事の方が自分には合っていたと思います。
毎回違う案件に携わり、国内や海外への出張を通じてさまざまな場所や人と出会えるため、全く飽きることがありません。今でも新鮮な気持ちで仕事に向き合えています。それが15年以上この仕事を続けられている一番の理由だと思っています。
◆フィンランドで参加した代理店会議の様子
Q9. 最後に、これから会社の未来を担う新しい仲間に、どのような姿勢でこの仕事を楽しんでほしいか、メッセージをお願いします。
A9. まずは何事にも興味を持って挑戦してほしいと思います。最初は専門知識がなくても問題ありません。私自身も入社してから学んだことがたくさんあります。大切なのは分からないことをそのままにせず、自分から解決しようとする姿勢だと思います。
出張も多く、さまざまな経験ができる仕事です。仕事を通じて普段は行けない場所を訪れたり、多くの人と出会ったりすることで、自分自身の見識も広がります。
ぜひさまざまなことに興味を持ち、この仕事ならではの出会いや経験を楽しんでほしいです。そうした積み重ねが、自分自身の成長にもつながっていくと思います。