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ビーモーションは人生の羅針盤 ──イベントMCを通じて気づいた提案型営業の魅力

大学3年生として学生生活を送りながら毎週末は家電量販店でイベントMCを担当する玉井 志歩。アナウンサー志望だった玉井にとって、イベントMCとして働くことで得られた営業力やトークスキルは人生の宝物です。そんな玉井がビーモーションとの出会いで得た経験、将来の進路への影響などを語ります。

ビーモーションに入社したきっかけはマイクパフォーマンスに惹かれたから

私は現在、家電製品の販促イベントMC(マイクパフォーマンス)や店頭販売に携わっています。

勤務初日から大勢のお客様の前でしゃべることになったんですが、まったく抵抗はありませんでした。

もともとピアノや声楽・合唱をやっていたので、人前でマイクを使ってパフォーマンスすることが性に合っていたんだと思います。合唱をやっていたころの舞台でもすごくやりがいを感じていましたし、やり切った後は達成感がありましたね。

中高一貫校で6年間合唱部に所属していたこともあり、「自分の声をもっと磨いていきたい」という想いがありました。そこで、プロの歌手も指導する先生のもと、ボイストレーニングに励んでいたこともあります。

人前で発声することに対する思い入れが強かったこともあり、大学に入学してすぐにアナウンス研究会に入部したんです。多くのアナウンサーを輩出する大学だったこともあり、自分も将来アナウンサーになりたいという憧れがありました。

ビーモーションに出会ったのは、アナウンス研究会の先輩に「良い仕事があるけどやらない?」と声をかけてもらったことがきっかけです。

先輩から福利厚生がしっかりしていて、給料面など待遇が良いと聞いていたことに加え、仕事内容が入社する大きな決め手に。

展示会などで、マイクを使って司会進行をする仕事があると聞いていたので、お金をもらいながらアナウンス技術や発声練習ができる、まさに“一石二鳥のアルバイト”だと思ったんです。そこで、誘ってくれた先輩に「ぜひやってみたい」と伝えて、担当者の方とつないでいただきました。

最初はうまくいかなかったイベントMC──工夫してつかんだトークのコツ

初めての現場は秋葉原駅の近くの店舗で、とあるメーカーの掃除機の販促キャンペーンのMCでした。

人前に立つことに対する緊張はなかったんですが、アルバイト自体が初めてだったことや、メーカーを背負ってMCをすることに対するプレッシャーで気負ってしまう部分がありました。何か結果を残さなければいけない、と空回りしていましたね。

販促イベントのMCの仕事は、駅に向かう人や観光に来た人など、道行く人に声をかけて興味を持ってもらうことがミッションです。「商品を認知していない人たちをいかに惹きつけられるか?」ということで頭がいっぱいになってしまい、遠くを歩いている人たちばかりに目が行って、近くにいるお客様のことがまったく見えていなかったんです。

遠くばかり見ていて、商品に対して興味を持ってくださった近くのお客様への販売の機会を逃していた。そのことに気づけたのは、アシスタントスタッフの方に指摘していただけたから。勤務初日の手痛い失敗経験です。

そこから試行錯誤して、どうすれば商品に対して興味のあるお客様をキャッチできるかがだんだんわかってきました。

話を聞いてくれそうなお客様を見分けるコツは、近くいる人と遠くにいる人、どちらに対しても「広く囲むように」声をかけること。そうすると、興味を持っていただけた人はチラッと目線を向けてくれますし、表情に変化が見えることもあるんです。

そこでキャッチできた人たちに「触ってみませんか?」などといったセカンドアプローチを行います。いきなり「買いませんか?」と売り込んだら引かれてしまいますよね。ですから、まずは製品に興味を持っていただくところから話に入るようにしています。この方法を実践するようになってからというもの、集客率がどんどん上がり始めました。

商品説明にもコツがあります。自分が担当している製品の説明ばかりをしてしまうと「この人は自分の商品を売りつけようとしているのではないか」と、お客様の警戒心を強めてしまいかねません。私自身、それが原因で販売の機会を逃していることが少なくありませんでした。

「メーカーの人って、自分の担当するモノしか知らないのね。もういいわ」と厳しいお声をいただいたこともあります。それがとても悔しくて。

他社製品のカタログをすべて調べたり、お試し用に置いてある展示品を試したり、各メーカーの特徴を調べてノートにまとめ、自分の口で説明できるまで何度も練習しましたね。

お客様がいないときも、「これを聞かれたら、こう答えよう」「お困りの点は何か」といったことを、常に頭の中でシミュレーションすることを心がけました。そして、他社製品の特徴を理解した上で自分が担当する製品の説明をすることにより説得力が生まれて、だんだんと新規のお客様を獲得できるようになったんです。

あるメーカーさんのイベントで接客販売員をさせていただく機会があったんですが、そのときご一緒させていただいたメーカーの社員さんから「クロージング・アプローチの仕方が本当にうまいね」とほめていただき、ほかのイベントでも指名していただけたんですよ。認めてもらえた気がして、本当に嬉しかったですね。

アナウンサーから営業職へ。ビーモーションの仕事を通して生じた心境の変化

ビーモーションは、私にとって人生の「羅針盤」であり、人生の「分岐点」になった場所です。現在、就職活動の真っ只中で自分の進路を考えているんですが、ビーモーションで働く中でいろいろと感じるものがあります。

もともとはアナウンサー志望で、テレビ業界へ進もうと考えていました。でも、販促イベントのMCや店頭販売員を経験して、接客を通してまだ商品を知らないお客様にご提案して買っていただく“販売・営業”のすばらしさを知ることができたんです。

自分がお客様と商品の間に立ったからこそ、人とモノを結びつけ、新しい出会いを生み出すことができる。「自分がいなければお客様はその商品と出会うことができなかったかもしれない」そう考えると、こんなにも達成感のある仕事はないんじゃないかと思います。

ビーモーションでの仕事経験がなければ、“販売・営業”のすばらしさに気づくことはできなかったですし、私がやりたいことはアナウンサーの一択だったと思います。選択肢を広げてくれたという点でも、ビーモーションはまさに私にとっての羅針盤なんです。

まだ業界は定まっていませんが、仕事を通して得た「お客様に商品を認知していただき、効率的に販売するための方法」といった知識を、営業や企画営業で発揮していきたいと考えています。

進路もそうなんですが、ビーモーションで働いた経験は、私にとって大きな学びになりました。しゃべり方のコツや話の構成力を磨くことができたのもそのひとつです。

売り場で接客をする場合、商品ごとのトークマニュアルが用意されてはいるんですが、マニュアルをそのまま読んでいるだけでは、お客様に機械的な印象を与えてしまいます。

マニュアルの内容を理解した上で、そこから自分なりに喋りやすいよう工夫し、順序を入れ替えるなどしてよりお客様に「刺さる」ように話をすることが大切なのかな、と。トークマニュアルには商品説明がすべて書いてはありますが、お客様によって聞きたい内容や悩みは違います。ですから、「どこを強調してどう構成したら一番お客様に伝わるのか」「インパクトを残すためにはどうしたらいいか」といったことを考えながら自分の言葉で表現する、つまりトークに落とし込んでいくんです。

また、ビーモーションでの仕事を通して、「相手の話をしっかり聞く」ことの重要性に気づきました。それまでは一方的に自分のしたい話をしてしまうことも多かったんですが、やはり相手の話をしっかり聞くことができないと、結局自分の話も聞いてもらえないことがわかったんです。

そのことに気づいてからは、まず相手の話によく耳を傾ける。その上で自分の話を合わせていく、という方法を取るようになりました。相手の話を傾聴する技術は、店頭販売員としてだけでなく、友人や先輩とのコミュニケーションでも非常に活きていると感じています。

サポートスタッフのアフターケアが魅力、自分自身を成長させてくれる会社

入社したばかりのころ、うまくMCができずに困っていたとき、アシスタントスタッフの方がこまめに声をかけてくださったのでとても勇気づけられました。アシスタント業務が終わった後も様子を見にきてくださって、メールもいただいて。ビーモーションは、本当にアフターケアがすばらしい会社だと思います。

MCの仕事をするスタッフをまとめている担当者の方は、部活とアルバイトの両立ができるようにサポートしてくださいますし、私が「夏休みはたくさん入りたい」といったときも、必死になってシフトを組んでくださったんですよ。事情を汲んでくれるのは、やはりありがたいですよね。

本社に伺う機会もあるんですが、そこでプライベートな、他愛もない話をさせていただくこともよくあります。スタッフ一人ひとりの様子をしっかりと把握して、何かあったときには決して任せきりにせず一緒に対応してくれる、寄り添う精神のある社員のみなさんにいつも感謝するばかりです。

実は、ビーモーションで働くまで家電製品にはまったく興味がありませんでした。興味がないどころか、むしろ苦手だったかもしれません。家電量販店独特の空気感が苦手というか、子どものころは店舗に行くとよくお腹を下していたほど(笑)。そんな状態だったので、大学の先輩から誘いがなければ、家電販売の仕事を選ぶことはなかったと思います。

勤務前は「本当にここで働いていけるのかな?」と不安な気持ちもありましたが、マイクを使えることがあまりにも嬉しすぎて、家電製品が苦手なことはいつのまにか頭の中から吹き飛んでいました。ただただMCの仕事に集中できていたんですよね。

実際に働いてみると、普段できない経験をたくさんすることができましたし、苦手だったものを克服できたという事実が、大きな自信につながりました。

以前は興味のなかった家電製品ですが、今では新しい製品のCMやポスターを見るとついつい調べてしまいます。製品の特長を調べて家族や友人におすすめすることもしょっちゅうですし、この仕事を始めてから家電製品に対する知識や興味関心がすごく高くなりました。

家電製品が苦手でアルバイト経験がなかった私でも、メーカーさんのイベントに指名されるくらいになれた。もしビーモーションに興味はあるけれど、「商品知識がないから」「接客経験がないから」という理由で応募をためらっている人がいるなら、ぜひ諦めないで応募してほしいですね。

ビーモーションは教育体制もしっかりしていますし、製品知識や業界内での教養を学ぶ講習もきちんと用意されています。困ったときは親身になってサポートしてくださる社員が味方として付いてくださいますし。必要な知識は後からついてきます。ビーモーションは、自分自身を成長させてくれる、そんな機会を与えてくれるすてきな会社です。

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