こんにちは!トレンドキャスケットの倉本きずなです!
皆さんはRaaSって何かご存知ですか?
今回は未来の小売の姿であるRaaSについて簡単に説明していきます!!
RaaSとはRetail as a Serviceの略で「小売業のサービス化」を意味します。
つまりはどういう意味でしょうか?
小売として商品を売るのではなく、自社のデータやノウハウをサービス商材としているBtoBモデルのことです。
言葉で説明してもイメージするのは難しいので、トレンドキャスケットが運営しているティアランドを例として考えてみましょう!
ティアランドにご来店いただいたお客様は商品を購入することができますので、一見普通の小売店に見えます。
しかし、ティアランドはメイクや肌診断などの無料サービスを通して様々な商品を体験していただくことを目的としています。
また、ティアランドではよくキャンペーンでサンプルをもらえたり、イベントで商品について勉強できる機会もあります。
全て無料で体験できて、押し売りもされないなんて、お客様にたくさんメリットがある仕組みになってますよね。
実はこれはティアランドに出展してくださっているメーカー様に出展料を頂くことで成り立っています。
なぜメーカー様は出展料を払ってでもティアランドに商品を置いてくださるのでしょうか?
ティアランドに出展してくださっているメーカー様は体験を通して商品を知ってもらいたいというニーズを抱えています。
商品認知を広げるため、商品の中身の良さを知ってもらうため、SNSを通して新たなお客さんにリーチするため、、、
様々な理由でティアランドをマーケティング戦略のひとつとして利用してくださっています。
ティアランドでお客様に商品を体験してもらうことやお客様から集めた感想やレビュー投稿を、サービス商材としてメーカー様に価値を還元しているのです。
このようなRaaSモデルは近年ティアランド以外にも生まれ始めています。ではなぜこのようなRaaSモデルが世界で必要とされ始めているのでしょうか?
インターネットが広く普及する前は服を買うにも化粧品を買うにも外出をしてお店から買うしかありませんでした。
サザエさんがよくおめかしをしてわざわざデパートに出掛けていたようなイメージです。
しかし、現代ではどうでしょうか?
- スマホの普及とインターネットショッピングの増加
- Amazon台頭による小売関連雇用の消失
- コロナ以後のインターネットショッピングへのハードルの低下
- 中国ファッションECサイトSHEINが出現、ZARAなど世界的大手アパレルブランドの売上を凌駕
- SDGsへの関心の増加と大量生産・大量消費への批判
このように小売業の周りの環境は目まぐるしく変化しているというのに、小売業は変化しなくていいのでしょうか?
そこでトレンドキャスケットが提案するのがリアル店舗の強みをサービスとして提供するRaaSモデルです。
インターネットショッピングから見た時のリアル店舗の強みは体験にあると私たちは考えています。
なので販売にフォーカスしない「売らない店」を運営しています。
ティアランドで実際に商品に触れて、試して、体験していただくことを価値として位置付けており、これが小売業に革命をもたらすと信じています。
まだまだ先行事例が少ないRaaSモデルですが私たちはここに小売、リアル店舗の新たな可能性があるのではないかと世界に問いかけています。
もし世界でも唯一の美容に特化したRaaSモデルに少しでも興味を持ってくださると嬉しいです!
これからもまだまだ事業拡大していくトレンドキャスケットを面白いなと思ってくださった方は連絡お待ちしております!