2027卒の就活の時期がやってきて面接対策に取り組む学生さんも増えてきたのではないでしょうか。今回は、面接の印象を大きく左右する「伝え方」に焦点を当ててみたいと思います。どれだけ話す内容が良くても、話し方の癖や声の出し方、表情の硬さによって、面接官に与える印象は大きく変わります。だからこそ、面接前の準備はとても重要です。
まず取り組みたいのは、自分の話し方の癖を把握することです。
手軽で効果的なのが、スマホで自分の話す様子を録画してみる方法です。数分の自己紹介を撮るだけでも、「思ったより早口」「語尾が弱い」「つい“えーっと”が出てしまう」など、自分では気づかなかった癖が驚くほど見えてきます。
ただし、癖を完全に“消す”必要はありません。無理に抑えようとすると「あなたらしさ」が失われてしまいます。大切なのは、癖を整えて印象を改善すること。早口なら最初の一文だけゆっくり話す、語尾が弱いなら最後の言葉を丁寧に言い切るなど、ほんの少しの調整で落ち着いた印象に変わります。
次に意外と印象を左右するのが、声の出し方です。
面接で「自信がありそう」と感じられる人の共通点は、声がしっかり出ていること。大きな声を張る必要はありませんが、口をしっかり開け、呼吸を安定させて話すことで、同じ内容でも説得力が生まれます。反対に声が弱いと、自信のなさまで伝わってしまうことがあります。面接当日の朝に軽く発声練習をするだけでも、声が安定し話しやすくなります。
そして最後に、表情 です。
緊張すると表情が固まり、無意識に無表情になってしまうことがあります。面接官は表情から「話しやすさ」「誠実さ」「前向きさ」を読み取っています。ただし、ここでいう“表情管理”とは、作り笑顔をつくるという意味ではありません。
大切なのは、不安が顔に全面的に出ないように整えること。
そのためには、前述のように話し方を整え、声をしっかり出せる状態をつくることが効果的です。それだけで、あなたらしい自然な表情になります。作り込んだ表情は意外と伝わりやすいため、自然体でいられる準備こそが大切です。
面接が苦手、と思う方ほど 準備をしっかりしてほしいと感じます。
自分の癖を知り、声を整え、あなたらしさが自然に表れる表情になるように、準備しておくこと。この3つを整えるだけで、あなたの話し方は自然と“自信のある人”に見えてきます。そして、丁寧に準備したことは必ず面接官に伝わります。
自分らしく、落ち着いて面接に臨めますように。応援しています。