皆さんはじめまして、普段はChief AI Engineerを務めている森岡と申します!
今回はEpicAI初のエンジニアメンバー紹介として、経営企画からプロジェクトマネージャーを務める佐藤大地(さとうだいち)さんの紹介です。
佐藤さんは東大でVLM/LLMの研究をしており、Kaggleや様々なAI開発会社での経験を持ち、EpicAIではPMやエンジニアとして活躍しています。
本稿では、EpicAIのエンジニアサイドでの活動や働き方についてご紹介致します。
・佐藤さんとEpicAIの最初の接点はどのようなものでしたか?
私が当時株式会社松尾研究所にてインターンメンバーとして働いていたのですが、そこでCEOの横山さんと同じプロジェクトに参加して知り合いになり、そこからEpicAIに誘われたことがきっかけでした。
プロジェクトにおける仕事上のコミュニケーションしかしていなかったので、横山さんが起業に興味があり能動的に活動していたことを知って最初は驚きました
・創業当初からの関わりとのことで、当時のEpicAIはどのような状態でしたか?
そうですね、当時は私含め2,3名の状態で、各々が主体的に行動していかないといけない環境であると感じていました。これから案件を獲得していくぞ、という段階でエンジニアとしてどのようにしたら顧客に技術力を適切に説明できるか、強みを打ち出せるかなども考えていました。
・佐藤さんはEpicAIで初めての大型案件でいきなりプロジェクトマネージャーとして業務を遂行していたと伺いましたが、今当時を振り返ってみて印象的な出来事などはありましたか?
印象的だったのは、案件獲得の瞬間ですね
一番最初の案件は製造業の企業様向けに図面をAIで検索するシステムを構築するプロジェクトで、案件化する前に一度訪問して取り組みたいプロジェクトについて技術的なアプローチの説明しにいきました。
そのとき、先方の担当者の方が嬉々とした表情を浮かべて”ぜひ一緒にやっていきましょう”と伝えてくれ、帰りのエレベーターで横山さんと笑い合った事が強く記憶に残っています。今ではそのPJが完了し、定量的にも30%設計工数が削減されるなど効果が出ており、AIが社会実装されるはじめから最後までを実感できたことが嬉ししかったです。
役割に対しては、株式会社松尾研究所の方でsubPMの業務を一部実施していたり、AI開発のプロジェクトは一通り経験していたので、AIの精度を高め切ることには自信を持っていました。
一方で、先方と議論してプロジェクトを進めてくことや、伝わりやすいスライドを作成して説明することの場数を踏めたことや上流の段階でどんな論文/技術をもとに性能改善していくか、問題設定から取り組むことで、技術者としてのレベルが上がり、自分が持つ技術を正しく伝えられるように成長できたことも振り返りと印象的な出来事だったなと思います。
・佐藤さんも相当優秀なエンジニアである印象を受けていますが、EpicAIにはどのようなエンジニアの方が集まってくるのでしょうか。
ありがとうございます、恐縮です!!
EpicAIに集まるエンジニアの方の特徴として、自走しながらもチームメンバーとコミュニケーションを取りながら課題を解きにいく人が多いなという印象です。
仲が良いというか、元の議論やコミュニケーション力が高い人が集まっている印象がありますね。毎日のように相互の課題について技術アプローチを議論し合いながら成長していく、そんな人が多いですね。海外大のメンバーやAI研究を行っているメンバー、キャッチアップが早く中で成長することでKaggle等で成果を出すことができるようになったメンバーもいます。
そのおかげもあってか、slackのtimesで興味がある技術領域をつぶやいたり、それに対して議論し合うような方々が増えてきていて、プロジェクトで一緒にするメンバー以外ともコミュニケーションが取れるので楽しく学習できる環境が整ってきたなと感じています。
・設立当初から長い期間EpicAIに携わっており、エンジニアだけでなく経営企画も務めていることもあり、ここまでEpicAIの業務に熱中できている要因は何かあるんでしょうか。
私の性格上、明確なロールが与えられると自走しやすいということもあって、最初の案件でPMとして携われたことが大きな要因だと思います。
また、EpicAIでの仕事は自分がどうにかしないといけないという強い責任感を感じられることもあり、若手ではなかなか任せてもらえないような仕事、経験を積むことができる点も業務に熱中できる要因だと考えています。
今後EpicAIが組織としてどのように面白い環境になると思いますか
製造業や図面、AI Agent周りの取り組みが多く、これらの領域へのAIの活用は日本の中で最先端をいっていると考えています。図面という複雑なドキュメント理解はVLM領域でも非常に興味深いテーマです。
その領域で熱量高く自走力のあるエンジニアと一緒に「DR Agent」をはじめとしてAI Agentプロダクトを開発・リリースし続けるようになってきているのでさらにより面白い環境になるなと感じています。
最後に、これからEpicAIで働く人にメッセージをお願いします。
これまでもお伝えしてきた通り、エンジニアメンバーは自走力がありコミュニケーションをよく取る熱量の高いメンバーが多く在籍しています。
なので、積極的にslackに自分の興味・関心のある技術を発言していきながら、共に学習し成長できるような方と一緒に働いていきたいなと感じています!
また、エンジニアも唸らせるような技術力を持った営業メンバーがいるととても面白いなと感じているので、ビジネスサイドで技術を広げていきたい方ともぜひ一緒に働けたらと思います!