こんにちは。
代表の松阪です。
今回はwantedlyをご活用の皆様に、弊社の採用事例をご紹介させていただきたいと思います。まだまだ駆け出しの会社ではございますが、弊社の事例がお役に立ちますと幸いです。
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一般社団法人パートナーシップ協会は、2020年4月創業、2021年始動したばかりの新しい会社です。「誰もが働きやすい社会づくり」に向け、毎日必死で活動をしております。
さてそんな新しい会社ですが、ひとつだけ皆様に『自慢できること』があります。
実は採用コストゼロで応募が殺到、採用が順調に成功しているということです。
しかもメンバーは超優秀!すでに新聞に露出して活躍をしていたり、各所で仕事に引っ張りだこな方だったり…様々です。
給与は平均か平均以下…決して高くはありませんし、その他の条件も、本当はもっと良くしたいのは山々ですが立ち上げ期ということもあり決して好待遇ではありません。それなのに、応募をしてくださった皆様、本当にありがとうございます!!!頭が上がりません…。
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さて、本題です。
採用コストは企業にとって大きな経費となります。
今回は
・何故採用コストゼロでも応募が殺到したのか
・ジェンダー平等と採用の関係性について
について、弊社の事例を元にお伝えしたいと思います。
私は新卒入社で人材会社で採用コンサルタントとして勤務をしていました。多くの企業様がどうしたら採用が成功するのか頭を抱えてきた様を見てきました。条件の良い会社や知名度の高い会社ならともかく、採用条件が平均の会社での採用は苦戦します。企業が採用にかけるコストは平均で下記の通りです。
・アルバイト 1名採用コスト 6.3万円 ※
・正社員 1名採用コスト(新卒/中途) 約93万円/約103万円(2020年)※
つまり、アルバイトを10名採用しようとすれば60万円のコスト、離職があれば更にコストはかかります。正社員を10名採用しようとすれば300万円のコストがかかります。
企業にとって、採用コストは大きな経費のひとつです。でも、企業は人で成り立つので、良い人を採用しようとお金を惜しみません。採用に悩まない企業はないのです。
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ではなぜ、好条件でもなく、SNSも運用していない弊社に応募が殺到したのか。
これは求職者がジェンダー平等について関心を持っていることの証だと考えました。
面接を繰り返してみると、より理由が明らかになります。会社に応募してくれる理由は会社の知名度でもなければ、代表の経歴や、SNSでもなく、「ジェンダー問題に貢献したい」という想いなのです。
そしてそれが性に因らず、年代にも思っていた以上に偏りがないことに非常に嬉しく感じています。
実はジェンダー問題と採用は大きな相関性がございます。
ジェンダーへの問題(ジェンダーバランスの偏りやジェンダーハラスメントなど)により仕事のモチベーションが低下したり、ジェンダーハラスメントにより離職する報告もございます。企業選びの中で、『ジェンダー問題に悩むことなく働ける』というのはひとつ働く選択肢の幅が広がることなのかもしれません。
採用に悩んでいる会社こそ、今、求職者が何を求めているかを知る必要があります。もし採用がうまくいっていないと思う会社がございましたら、「ジェンダー」の視点が足りていないかも!?と少し考えてみてください。思っている以上に口先だけではない、アクションにまで落とし込まれた真の「ジェンダー平等」な企業を求めているかもしれません。
一般社団法人パートナーシップ協会も、まだまだこれからの会社です。良い時も悪い時も、想像を絶するような壁に何度もぶち当たることと思います。今がたまたま採用が良いだけの可能性も重々ございます。それでも、好待遇でもない仕事に1か月で応募が120件殺到したり、役員の応募をいただき熱烈アプローチを受けたり、それは紛れもない事実です。嬉しいのは当協会の採用がうまくいったという会社単位の話ではなく、社会が前向きに動いている証拠だと感じているからです。この先行きが不透明な世の中で少し希望が見えた気がしています。
2022年度はもっと皆がハッピーになるような、活動をじゃんじゃん行っていきたいと思います。
いつも応援してくださる皆様、ありがとうございます♪ 最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
日頃の感謝を込めて。皆様にとって2022年度が有意義な年になりますよう。
松阪美歩
※参照 アルバイトの平均採用単価|採用コストの削減方法も徹底解説! (neo-career.co.jp)