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【社内イベント紹介 Part1】ものづくりの老舗が教える、製品開発の秘密!!

こんにちは!
パーソルエクセルHRパートナーズ株式会社 採用広報担当です!

本日は、先日行われた社内勉強会の様子をお届けします。

◇イベント概要
『製品開発におけるパーソルエクセルHRパートナーズ ここだけの話 その1』

コロナ前はホテルの大会場を貸切って社内イベントを行うこともあった当社ですが、コロナの影響でここ数年は社内イベントを休止していました。

しかしいつまで経ってもコロナが消え去らない・・・

ということで、当社は今年度よりオンラインで社内イベントを行うことを決断!
今回のイベントは、オンライン勉強会の第1弾です!

技術にこだわるパーソルエクセルHRパートナーズのトップエンジニア6名がパネラーとなり、パナソニック関連のプロジェクトで就業している有志社員がオンラインで130名以上参加しました。


目次:
■パネラー紹介
■資格取得のススメ
■製品企画
■構想設計

■パネラー紹介

今回のイベントでは、弊社のベテランエンジニア6名にパネラーを担当していただきました。

久しぶりの大規模な社内イベントということもあって、少し緊張気味のパネラー達は以下のメンバーです!





■資格取得のススメ

パネラーの紹介が完了し、まずは技術資格の保有がエンジニアにとってどのような意味を持つのか、という話が展開されました。

技術者として仕事をするうえで資格は必須事項ではありませんが、自分の技術力をわかりやすくアピールすることに最適なツールとなります。

技術士資格は国が認定する専門資格で難関と言われていますが、一次試験の内容は理工学系大学課程修了程度なので、特に卒業したてで知識が新しい若い社員の方がチャレンジしやすいです。
今のうちに将来の受験資格を獲得しておくことをオススメします!


〈資料の一部〉


エンジニアは持っている技術や開発実績がそのまま名刺の役割を果たすことが多く、初訪問の企業でも開発実績を話すだけで「あのプロジェクトですか!」と商談が進むこともあるほどです。
一つ一つの経験を大切にし、得た知識を「資格」」として形にしていく努力はとても大切なことだと考えています!


■商品企画

次のトピックは、製品企画と構想設計について。
掃除機開発を専門とするS.Nさんが、現代のロボット掃除機が発売される約20年前に市場投入されたロボット掃除機についてのエピソードを紹介してくれました。

当時のS.Nに課せられたミッションは、「パナソニックの掃除機は吸引力がすごい」というイメージを世間に植え付けるような製品開発をすること。
しかし、当時のロボットでは吸引力が足りないという問題が。

また、開発は「安全第一」のもと行われ、“〇〇を〇〇してはいけない”というNG項目が多かったことも困難を招きました。

結局3機種が企画されるも、いずれもパナソニックの安全基準をクリアできずに量産間際で中断。。。

しかし、現在発売されているロボット掃除機は他社の先行機種に追い越せ追い抜けの状態。

約40年前の住宅環境と今の住宅環境の違いは?
当時のセンサーとの制度の違いは?  
製品の本質は?

実例を用いて過去に開発中止になった理由を明確にし、次の開発に活かすアイデアを共有してくれました。

〈資料の一部〉



■構想設計

次は、黒物開発のエキスパートであるK.Yさんが過去に体験した事例から。

2018年当時、映像伝送において3Gbpz程度の帯域しかないケーブルに12Gbpsを流すシステムの設計をした時のお話をしてくれました。

詳細はここではお話しできませんが・・・

・「それ本当にできるの?」をどうやってクリアしたのか
・起きている現象のとらえ方
・論理的考察の大切さ

などの、“ここでしか聞けない話“を紹介してくれました!

最後に、K.Yが高周波分野のエンジニアにとっての価値は
『発明10%・作業40%・ノウハウ50%』とプレゼン。

自分で手を動かして、経験して、ノウハウを蓄積することが、エンジニアを長く続けるコツとのこと。

ここで、視聴者の1人からこんな質問が。

「私も古い人間なので、Yさんがおっしゃられているようなノウハウを積むことの大切さはよくわかります。
ですが、今はこのような暗黙知をいかに短時間で効率よく若い人に継承させるかが課題です。
今の世の中では経験を積むのを待っている時間がないそうなので。。。」
(プロジェクター開発チームのリーダーより)

この質問を皮切りになど、パネラーと視聴者(チャット)、視聴者間で意見交換が沸騰します。

【視聴者からの意見】

● 今の時代は情報が多すぎて、若い層がついていけなくなる。
● わからないことはわからないと、素直に聞きに行く。同じ技術者だから共感してもらえるはず。
● OJT担当としてはどこがわからないか聞いてほしい。自分も若手が何に躓いているのか知ることで解決策を探すことができる。
● OJT担当は頼られることが仕事!
● 若い人は、情報はあっても判断力が難しい。そこは先輩社員に頼ろう。

多くの社員が社員育成を念頭にパネルディスカッションに参加していることが伺える意見が飛び交いました。

視聴型ではなく参加型のイベントだからこそ起こる、リアルな議論。
これこそ、パーソルエクセルHRパートナーズのイベントの醍醐味でもあります。

当社では、同じプロダクトに長期的に携わることが多く、顧客よりも商品と技術に詳しいエキスパート集団であることがモットー。

信頼して頼ってもらえるエンジニアであり、そんなエンジニアが集まる組織であり続けることが当社の大きな軸となっています。

今回の視聴者の意見でも聞こえてきた
「同じ技術者だからこそ共感できる」というワード。

開発するプロダクトや、所属するチームは別々でも、チームで成長できるのが当社の強みです。

今回は企画や設計段階の話がメインとなりました。
参加してくれたメンバーからの反響はとても大きく、オンライン勉強会はテーマを変えて定期的に実施していく方針です!

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